岡田将生×中井貴一「ザ・トラベルナース」第3話 “詐病”患者が本当の病に… 野呂佳代の運命の人は何処に？

10月31日（木）の「ザ・トラベルナース」第3話で福美（野呂佳代）が嘘つき患者に恋心を寄せるが…。第3話は日本シリーズ第５戦　ソフトバンク×DeNA延長のため、時間を繰り下げて放送された。11月7日に放送される第4話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「ザ・トラベルナース」は、卓越したスキルと熱い哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”那須田歩（岡田将生）と九鬼静（中井貴一）が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。

■第3話 ネタバレあらすじ
西東京総合病院で働く看護師・森口福美（野呂佳代）は、マッチングアプリで出会った男性と初デートすることになるも、相手が一向に現れず落胆する。同日、西東京総合病院には虫垂炎の患者・三原裕樹（馬場徹）が搬送されてくる。

翌朝に容態が急変するも、消化器外科医・大貫太（マキタスポーツ）が緊急切除手術を行い、無事に回復の兆しを見せる三原。一方、三原の顔をじっくり見た福美は息をのむ。なんと彼こそはほかならぬ、前日にデートの約束をしていた相手だったのだ。くしくも“看護師と患者”として、三原と交流を深めることになった福美。彼女はプロとして懸命に看護するかたわら、スイーツ愛にも理解を示す三原に、日に日に恋心を募らせ、同僚たちには「ナイチンゲール症候群」だと揶揄される。

そんな中、退院を翌日に控えた三原が突如、腹痛を訴えた。だが、外科で検査をしても異常は認められない。歩は念のため、泌尿器科や整形外科にも検査を要請。ところが他科とのタスクシェアを拒む医師らによって、たらい回しにされた挙句、肝心な腹痛の原因はつかめない。

そこへ畳み掛けるように、三原が右腕のまひを訴えはじめた。相次ぐ謎の症状。歩と静はこれまでの経緯を考慮し“ある可能性”を疑う。それは欧米ではよくあるという“詐称”。退院を先延ばしにするための嘘なのではないかというものだった。

歩に三原の病が「看護師目当ての仮病」だと言われ、憤慨しながらも少しだけ嬉しい福美。しかし、翌日三原に直接真相を問いただす。三原は嘘を重ねるが、静が右腕のまひが嘘だと証明してみせると、三原は「退院したら二度と会えなくなるかもしれないと思って…」と看護師目当ての仮病だと告白した。

ところがその直後、三原はまたしても腹痛を訴えた。しかし、大貫医師にそれも仮病だと判断され、そのまま退院することとなった。

その夜、静は密かに三原の家を訪ねる。翌日、静から三原に会うよう言われた福美は、歩が用意した弁当をもって出かける。2人で楽しくお弁当を食べていると、またしても三原が腹痛を訴えた。救急搬送された三原が再度検査されると「上腸間膜動脈症候群」だったことが判明する。すぐに検査をすればわかったことなのに、連携が取られていなかったことで三原を完治させないまま退院させたことが問題となる。

三原は福美に「命の恩人」だと感謝するが、実は三原の目当ての看護師は、福美ではなく、元地下アイドルの新米ナース・中村柚子（森田望智）だったことがわかり、福美はあえなく失恋してしまう。

食いしん坊ナース野呂佳代の運命の人はどこに？
野呂佳代演じる食いしん坊な“にぎやかキャラクター”福美が今回の主役。いつも美味しそうに食べ物を頬張り、笑顔を絶やさない朗らかな福美が、実はデート中でも具合の悪そうな人を見かけると率先して看護し、好きな相手にもきちんとナースとして意見を言える頼もしい看護師だと改めて気づかされた。土日も関係なく患者のために奮闘する多忙な毎日を送り、なかなか心ときめく出会いもないという“切実な恋の悩み”を抱えている福美。SNSには「福美ちゃんがんばれー」「野呂ちゃんの役めっちゃ好きだからドラマの中で幸せになってほしい」と彼女の恋を応援するメッセージが寄せられていた。

ところが、当たると評判のたま子（池谷のぶえ）の占いも今回は大外れ。気づかないところで“運命の人”に出逢っていたということはあるのだろうか？

ナースインフルエンサー・ゆずっこ
森田望智が演じるフォロアー3056人の元地下アイドルのナースインフルエンサー・柚子（ゆずっこ）。ナースとしての仕事をしている姿はあまりみられないが、そのふてぶてしさが令和っぽくて可愛らしく。その不思議なキャラクターも視聴者の注目の的に。

“タスクシェア”を拒む医師たち…
第2話はトップダウンのワンマン外科部長、第3話では自分の専門以外は“関係ない”と他科との連携を拒む医師たちの問題が取り上げられた。旧体制を取り壊し、患者主体の医療体制を作ろうと目論む新院長（山崎育三郎 ）のお眼鏡にかなう医師はなかなか居なさそう…。病院改革は大丈夫なのだろうか？


■第4話 あらすじ
西東京総合病院の大部屋に2人の患者、斉藤四織（仙道敦子）と四宮咲良（白本彩奈）が入院してくる。実は同じ部屋には、近所でもクレーマーとして有名なモンスターペイシェント・四谷純子（西尾まり）も入院中。この日も採血に手間取る柚子を、激しい口調で一方的に叱責し始めた。同僚のナース・パクイジュン（キム・ヒョンユル）が何とか落ち着かせようとするも、度を越した純子の態度を見かねた歩は真正面から苦言を呈し、火に油を注いでしまう結果に…。 静が間に入り、その場はひとまず収めたものの、歩に対する純子の怒りは一向に収まる気配がない。

そんな中、歩を名指しで誹謗中傷する匿名コメントが、病院の口コミサイトに投稿される。その矢先、あってはならない医療事故が起こってしまう。あろうことか、歩が配膳ミス。 歩から手渡された食事を口にした四織が、食物アレルギーの発作で苦しみだしたのだ。ちゃんと確認してから配ったはずなのにとまさかの事態に歩はうろたえ…。

テレビ朝日　「ザ・トラベルナース」は9024年10月17日（水）21時放送スタート。／主題歌：斉藤和義『泣くなグローリームーン』（SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment）／出演：岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、池谷のぶえ、浅田美代子、キム・ヒョンユル、内藤剛志、風間俊介、渡辺大知、松本大輝、マキタスポーツ、　ほか。番組公式X（Twitter）アカウントは「@ex5dpremiu66555」。番組公式Instagramアカウントは「@ex5dpremiu66555」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇「ザ・トラベルナース」番組公式サイト

【2024年秋ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】