「モンスター」次週、12年間ぶりに古田新太が趣里の前に姿を見せる…【第4話ネタバレ・5話予告】

11月05日10時51分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

11月4日に放送された「モンスター」(火、22時、カンテレ・フジ)ではスポーツ特待生制度のゆがみを直すことで亮子(趣里)は学生たちの訴訟を取り下げさせた。11月11日に第5話が放送される。12年間音信不通だった亮子の父・粒来春明(古田新太)が相手側弁護士として登場する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ月10ドラマ「モンスター」第4話のネタバレや話題をご紹介
趣里が得体の知れない弁護士・神波亮子を演じる「モンスター」は、モンスター弁護士が、法がおいついていない令和ならではのさまざまな問題を向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルエンターテイメントだ。第4話が11月4日に放送された。第4話は大学での運動部でのパワハラまがいの厳しすぎる練習を巡る裁判が取り上げられた。

■第4話ネタバレあらすじ

名門として知られる大学のサッカー部で、体罰が横行しているという記事が週刊誌に掲載される。杉浦(ジェシー)の高校の同級生でサッカー部コーチの甘利弘樹(佐野岳)が、亮子(趣里)に相談したいと事務所にやって来る。杉浦は自分を頼ってきたのではないことに落胆するが、亮子に話をつなぐ。

ところが時を同じくして、部員たちこれまでの厳しい練習の数々は体罰だったとし、損害賠償を求めて大学を提訴するという。理事長は、裁判に向けてサッカー部に体罰がなかったことを証明し、さらに週刊誌にリークした部員も特定してほしいと亮子に依頼する。

集団訴訟を起こしたのは神宮寺和也(夏生大湖)をはじめとする3年生の部員たち。しかし唯一、プロ候補のゴールキーパー・武田大樹(本田響矢)だけは参加していない。武田は入学金や授業料を免除されたスポーツ特待生だという。つまり、大学側が不利になることは言えないのだった。

サッカー部のOBや辞めた人たちにも亮子と杉浦は話を聞く。すると、訴訟を起こした神宮司と武田は同じ高校から同じ大学にきたことを知る。高校2年までは神宮司がレギュラーだったが、その後は武田がその場を奪い取った。同じ大学にきたのは「奪い返したい」と思っているのではとその人物は話す。

裁判の前に双方での話し合いとなった。学生たちの弁護士(久保田磨希)は正義のためだというが、亮子はマチコンなどで他の学生たちから仕入れた情報でその訴えを覆す。体罰を見たという野球部の学生が「サッカー部が無くなれば、部費が自分たちにまわってくる」と証言したことや、OBの発言はサッカー部のスポンサー企業のライバル社に勤めていて、サッカー部がつぶれることを望んでいる。学生たちの間でも疑心暗鬼が生じ始める。

さらに、神宮寺が週刊誌の記者とあっている写真が部室におかれ、訴訟を起こしていた学生たちは神宮寺のもとをはなれ、訴訟に参加しなくなった。

裁判が始まる。亮子は神宮寺に証言を求めていると、傍聴席にいた武田が自分が証言したいといいだした。武田を証人として裁判が進む。週刊誌にリークしたのは神宮寺だと思うかと聞かれ、「思いません」と答える。そして、神宮寺だけが武田の膝の故障に気がついていたのだという。膝の具合が悪くても、それを監督たちにいえばスポーツ特待生が取り上げられてしまう。それで、訴訟を起こして、そんな事態をかえてもらおうと神宮寺が思っていたのだと話す。武田が同じ大学にきたのは二人でいっしょに夢をみていたからだと話した。

神宮寺は訴訟を取り下げる条件として大学側にスポーツ特待生のシステムを変えて欲しいという。亮子は学長に「大学のイメージアップにもなるから」とその案を飲むように薦めた。



登場したゲストも運動部出身者

杉浦(ジェシー)と高校時代の同級生で亮子(趣里)に依頼をもってきたサッカー部コーチの甘利弘樹役の佐野岳は高校時代までサッカー部で活躍し、クラブチーム時代に愛知県代表に選ばれた実績もある。また、スポーツ特待生・武田役の本田響矢は10年間剣道部に所属し、撮影中に当時のことを思い出し「「あの時にしか味わえない部活内の独特の空気感があって、(ライバルの)神宮寺との関係性は特にそうだと思います」と明かした。さらに、武田のライバルであり訴訟を起こした神宮寺を演じた夏生大湖は中学からバレーボール部に所属し、高校では強豪校で全国を目指した経験を持つ。



訴訟を取り下げさせ、学長の面目も保つ解決

これまでの裁判と違い、亮子が相手を倒したのでは無く、相手側に訴訟を取り下げさせるという勝ち方をした第4話。亮子はパワハラはないと主張する大学側についていたのだが、学生たちのこともよく理解して、最終的に学生側に沿った解決方法を見つけ出した。



亮子の父・粒来春明(古田新太)が第5話から登場

主要人物としてポスタービジュアルにも映っていながら、第4話まではほとんど登場していなかった粒来春明(古田新太)がついに11日に放送される第5話から本格参戦となる。娘の亮子と対決する弁護士として登場するのだが、どうやらダークな案件を多く引き受ける弁護士のようだ。親子の対決はどんな結末を迎えるのか?



■第5話あらすじ

資産家の娘・サトウエマ(秋元才加)が、日本の病院を提訴したいと亮子(趣里)を訪ねてきた。エマの亡き父・マサル(石橋凌)はアメリカでがんを患い、アメリカでの治療の合間に日本のあるクリニックが海外の富裕層向けに作った医療ツアーに参加したという。しかし、治療に効果はなく、帰国したマサルは絶望のあまり、すべての治療を拒否するようになり、呆気なく亡くなってしまった。エマは、治療がインチキだったと証明してと亮子に依頼する。

マサルが治療を受けた岡本プレミアクリニックは、もともと地域に根差した総合病院だったが、経営難を理由に前院長の息子・岡本久嗣(阿南健治)が富裕層向けの病院に改革した。しかし、消化器外科の専門医である久嗣にそこまでの経営手腕があるとは考えにくい。突然、杉浦(ジェシー)が極度の腹痛を訴え、2人は思わぬ形で敵陣への潜入に成功する。

やがて、提訴に踏み切るだけの材料を集めた亮子は、エマ同席のもと、クリニックの顧問弁護士と対峙する。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は相手方の弁護士の態度にどこか違和感を覚える。

数日後、事務所にやってきた相手方の代わりの弁護士は…亮子の父親で12年間失踪中の粒来春明(古田新太)だった!?



カンテレ・フジテレビ 2024年10月14日スタート。毎週月曜日22時放送「モンスター」。出演:趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太、YOU、宇野祥平、音月桂、中川翼、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@monsterktv8」。

カンテレ・フジテレビ「モンスター」番組公式サイト

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