BSフジ182chで悲劇の世子にスポットを当てた「大王の道」明日(29日)スタート(全話あらすじと見どころ)

05月28日19時00分ドラマ
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イ・サン(のちの正祖)の父であり、悲劇的な最期を遂げた思悼世子(サドセジャ)にスポットライトをあてた歴史大作「大王の道」(全34話)が、BSフジ182chにて明日5月29日から月~金曜(8:55~10:00)枠で放送する。YouTubeにて第1話が視聴できる。但し日本語字幕なし。

「大王の道」は、朝鮮王朝第22代王・正祖(イ・サン)の父、思悼世子(荘献世子)を軸に3世代にわたる権力者の栄光と悲劇を描いた作品。「チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」「馬医」のイ・ビョンフ監督が企画し、韓国でMBCが1998年に放送された。



ドラマの背景は、18世紀の朝鮮王朝第21代王・英祖の治世。当時は党派の争いが激しく二大党派の老論と少論が熾烈な権力争いに明け暮れていた。

英祖は、兄である第20代王・景宗からの王位継承をめぐって疑いをかけられたことで疑心暗鬼となり、息子である思悼世子との間にも深い溝ができる。思悼世子の息子サン(イ・サン)は祖父と父の間に立たされ苦悩するが…。

時代背景については【「イ・サン」を2倍楽しむ】で、朝鮮王朝や党派について詳しく紹介しているので参考にされたい。



主人公の思悼世子を演じたのは、「チャングムの誓い」で第11代王の中宗を演じたイム・ホ。思悼世子の正室・恵嬪ホン氏で、イ・サン(第22代王正祖)の実母を「宮廷女官チャングムの誓い」でチャングムのライバルのクミョン役を演じたホン・リナが演じる。

また、思悼世子を世子の地位から引きずり落とそうと画策する英祖の側室・淑媛ムン氏を、日本の芸能界でも活躍したユン・ソナが担当した。

本作はBSフジでも2024年に放送されており、当時紹介した全話のあらすじと見どころがこちらで一覧できる。

≪各話のあらすじと見どころ≫
第1話~第5話:辛壬士禍の悲劇~息子への憎しみ
第6話~第10話:孫の誕生~恐ろしき執着
第11話~第15話:新たな生命の誕生~孝道を尽くす思悼世子
第16話~第20話:親子の葛藤~思悼世子の危機
第21話~第25話:親子の葛藤~思悼世子の危機
第26話~第30話:濡れ衣を着せられた思悼世子~苦難の道を歩む思悼世子
第31話~第34話(最終回):修復できない関~思悼世子の死


■スタッフ
企画:イ・ビョンフン
演出:ソ・ウォンヨン
脚本:イム・チュン
全話数:全34話
原題:대왕의 길

■キャスト
思悼世子:イム・ホ「大祚榮(テジョヨン)」「太陽人 イ・ジェマ ~韓国医学の父~」
恵慶宮洪氏:ホン・リナ「宮廷女官チャングムの誓い」「光宗大王 -帝国の朝-」
淑媛:ユンソナ「愛の群像」「雪花」
英祖:パク・グニョン「裸足の青春」「若者のひなた」

BSフジ「大王の道」番組公式サイト
 2025年5月29日-7月15日(予定)月-金8:55-10:00(BSフジ182ch)
 2024年9月6日-10月31日 月-金10:00-11:00(BSフジ)
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