BS朝日「太宗イ・バンウォン~龍の国~」第17話第18話のあらすじを解説付きでサクッと紹介(全36話)

05月29日12時00分ドラマ
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BS朝日で放送中の「太宗イ・バンウォン~龍の国~」は、チュ・サンウク主演韓国ドラマの第17話と第18話のあらすじを紹介する。予告動画はYouTubeにて視聴できる。(ネタバレあり)

「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」は、朝鮮王朝の第三代王・太宗イ・バンウォンの生涯を描いた歴史ドラマである。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじ(ネタバレありとなし)、時代背景やキャストの魅力なとまとめているので、視聴の参考にされたい。



※なお、時代劇になれていない方は、ドラマ視聴の前に【エピソード0:時代背景と見どころ】【どこよりも詳しい!登場人物・キャスト紹介】を一読しておくと、迷わずに視聴できる。
また、今回紹介する第17話と第18話の完全ネタバレは【15話詳細~16話紹介/全32話版】で。

■キャスト
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
イ・バンウ役:オム・ヒョソプ
 ほか

■第17話
イ・ファサンが、ミン氏が倒れたと王宮に駆けつけるが、バンウォンはいない。バンウォンは王の病床にいた。父王の看病をする世子バンソクに厳しい目を向けるバンウォン。世子はバンウォンに比べて自分が劣っていることを自覚していると話し、「立派な王になれることを証明するための時間と機会ください」と訴える。バンウォンは、自分の地位を守りたいなら私に頭を下げてはいけない。私の命を狙っても世子の座を守るべき。最強の者を王にすることが王家の義務」と話す。「それでは、兄上は私を殺してでも世子の座を奪うのですか?」と問う世子。バンウォンは世子の問いかけに、あくまでも仮定の話だと答える。2人の会話を部屋の外で聞いていたチョン・ドジョンが、ミン氏の危篤を知らせる。帰宅したバンウォンを元気なミン氏と義弟ミン・ムグ(キム・テハン)とミン・ムジル(のサンボ)が待っていた。挙兵の準備が整ったのだ。「妻の危篤」が自分を連れ戻すための計画だと知りほっとするバンウォン。

日が沈み、ついに決行の時。バンウォンはチョ・ヨンム将軍(キム・ボブレ)を訪ねて最後の選択を迫る。そこに王の意識が戻ったと、内官たちが知らせに来る。その頃ナム・ウンの屋敷では、チョン・ドジョンが仲間の大臣たちに、世子の脅威になる王子たちを始末すると、伝えていた。一方、兄たちと内官の案内に従っていたバンウォンは、王宮内の灯りが消えていることを不審に思う。それがチョン・ドジョンの指示だと聞くや、罠にハメられたと気づき兄たちにも伝える。

「明るすぎると浮遊している病魔が集まる」という迷信を理由に王宮内を暗くしたドジョン。しかしバンウォンは彼が迷信を軽蔑していたことを覚えており、計画に気づいた。「策士策に溺れる」とはまさにこのこと。

その時、隠れていた刺客たちが襲いかかるが、チョ・ヨム将軍が兵を引き連れ窮地を救ってくれる。


■第18話
この暗殺が、バンウォンに挙兵の名分を与えた。ドジョンが王子たちの暗殺を企んだとして、ついにバンウォンが挙兵する。

騒ぎに気づいた世子は外の様子を伺い、兵士たちの多さに驚く。チョ・ヨンム将軍は世子を必ず守ると約束して決断を待つが、怯え切った世子は戦う前から戦意喪失、命令を下すことができない。世子の実兄バンボンが王宮に向かう途中にバンウォンと出くわす。王宮は危険だから自分について来いというバンウォンに、「母が兄上を絶対に信じるなとおっしゃった」と、そのまま王宮へ馬を走らせる。

そんな中、私兵も取り戻し、バンウォンの元に全軍が集結する。ミン兄弟がチョン・ドジョンたちの居場所を特定する。イ・スクボン率いる兵が世子の義父シム・ヒョンセ(イ・ギョンヨン)ら大臣たちを皆殺しにし、バンウォンが屋敷から逃げたドジョンの命を奪う。だが、ナム・ウンだけは取り逃がす。その頃、陰ながら今回の挙兵に協力すると約束したイ・ファは、意識の戻った王に異変を悟らせないよう気を配っていた。

一方、世子は駆け付けてくれた兄バンボンに兵の指揮を頼む。しかしかねてから兄である自分を差し置いて世子になったバンソクを恨んでいたバンボンは、世子のために命を懸ける気はないと弟バンソクを見捨てる。

バンウォンの乱が王に報告され、ドジョンまでがバンウォンに殺害されたと聞いた王は憤怒しヨンムを呼びつけるが、すでに彼はバンウォンを選んだ後だった。バンウォンは総攻撃をかけてついに王宮を制圧する。弟たちと逃げていた次男バングァは、遠くで響く大軍の歓声を聞いて、これが最初からバンウォンが計画していた反乱だと気づく。その頃、制圧された王宮では、病身の王が剣を手に、バンウォンと対峙していた。

これが世にいう「第一次王子の乱」だ。

BS朝日「太宗イ・バンウォン」番組サイト
 2025年4月3日スタート 木・12:00~(2話連続放送)
YouTube|予告動画

kandoratop【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】