BS12「オクニョ 運命の女(ひと)」第8-13話:オクニョ投獄される テウォンの素性

イ・ビョンフン監督×チン・セヨン主演で贈る韓国時代劇の名作「オクニョ 運命の女(ひと)」を、BS12で毎週水・木曜16:00~2話連続で放送中。今回紹介する第8話~第13話は、獄中で生まれたヒロインがある人物と出逢い、密偵となるまでを描く。予告動画はYouTubeにて公開中だ。
「オクニョ 運命の女(ひと)」は、16世紀半ばの朝鮮王朝を舞台に、監獄で生まれ育った少女が法や武芸、外国語など多彩な知識を身につけていき、母の死の真相を追い求める中で、国家を揺るがす陰謀に巻き込まれ、強大な権力に立ち向かうことになる大型時代劇。
【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、来日取材会再現レポート、時代背景や実在人物、全話あらすじ(ネタバレあり/なし)と見どころ、豆知識、キャスト紹介やロケ地などまとめている。
■第7話
パク・テスとオクニョたち密偵の一団が明の使節の暗殺計画を決行。使節団の宿営地を襲撃する。大混乱の中、ユン・テウォンは明の使節を守る。オクニョは探していた明の皇帝への密書を見つけるが、その際に明の兵士と戦い、腕に傷を負う。パク・テスたちはオクニョを使節団に残したまま、改めて暗殺の機会を探ることに。
小尹はユン・ウォニョン率いる一派、大尹派は先代王・仁宗の伯父が率いる一派。使臣に渡った密書には、小尹一派に仁宗が毒殺されたという内容が書かれていた。派閥の詳しい解説と、この回の詳細あらすじと見どころは7話詳細あらすじで。
■第8話
パク・テスの死の責任を負わされ、捕らえられてしまったオクニョ。密偵の上司カン・ソノは「必ず救うから、何も言わずに罪を認めろ」という。一方、ユン・テウォンは暗殺事件の後に姿を消したオクニョを探していた。そして、ユン・テウォンの悲しい過去が明らかになる。
獄中生まれのオクニョが投獄されるとは。この後、新人いびりより恐ろしいことがオクニョを待っている。ついに今回テウォンの素性が明らかになるのか?この回の詳しいあらすじと見どころは3話詳細あらすじで。
■第9話
密偵のパク・テスを殺すよう命じたのは朝廷の権力者ユン・ウォニョンだった。「パク・テスに手を出すな」と言っていた王の母、文定(ムンジョン)大妃(テビ)に知られることを恐れたユン・ウォニョンは、口封じのため、オクニョを殺そうとする。だれがなぜ自分を殺そうとしているのか分からないオクニョ。見えない敵との孤独な闘いにしだいに追いつめられていく。
“漢城府”と聞くと「トンイ」第6話でヒロインと再会した王が、「漢城府の判官」と名乗ったのを憶えている方も多いのでは?漢城府(以前の漢陽府)とは、李氏朝鮮の首都であり、現在のソウル特別市に相当。また、管轄内の司法・行政全般を管轄する王直属の官庁の事もさす。この回の詳しいあらすじと見どころは9話詳細あらすじで。
■第10話
無実の罪で追われる身となったオクニョは、ユン・テウォンに助けられ、隠れ家に身を隠していた。しかし、口封じのため、オクニョを殺そうとしているユン・ウォニョンが、2人を追い詰めていく。ユン・テウォンはオクニョを助ける方法を懸命に探る。オクニョは自分を裏切った体探人(チェタミン:密偵)の上官カン・ソノに、どうすればいいのかと詰め寄る。ついに、オクニョの隠れ家が捕盗庁(ポドチョン:犯罪を取り締まる官庁)に見つかってしまい、オクニョはユン・テウォンが母と慕う女性のところに身を寄せる。だが、張り出された人相書きからオクニョの居所がバレてしまい、連絡を受けた捕盗庁のソン・ジホンがオクニョを捕える。その直後、文定(ムンジョン)大妃(テビ)の命によってオクニョは宮殿に連れて行かれる。そして、大妃に謁見し、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンも同席する中、ついにパク・テスの死の真相を打ち明ける。
状況がますます厳しい中、オクニョは…というと、ユン・テウォンといい雰囲気で食事中。コン大行首のために一体いくらの賄賂が典獄署に渡ったのか?間抜けな役人たちだが、彼らが用意した人相書きだけはお見事。まるで写真のようにオクニョの人相を捉えている。この回の詳しいあらすじと見どころは10話詳細あらすじで。
■第11話
絶対的権力を持つ文定(ムンジョン)大妃(テビ)に謁見したオクニョ。師であり体探人(チェタミン・密偵)のパク・テスがユン・ウォニョンの差し金で殺されたことを話し、大妃はその言葉を信じる。オクニョは望みを聞かれ、典獄署(チョノクソ・監獄)の茶母(タモ・使用人)に戻してほしいと頼む。そして、大妃は、自分の命に背いたユン・ウォニョンの官職を剥奪し、捕らえるよう命じる。
第1話で養父チ・チョンドクの借金のために、法の知識を総動員した詐欺すれすれの正攻法で錬金したオクニョだが、今回は完全に法を犯している。体探人を経験したオクニョは怖いもの知らずなのか?だが、この計画のために、また一大事件が起きてしまうことをこの時オクニョはまだ知らない。この回の詳しいあらすじと見どころは11話詳細あらすじで。
■第12話
投獄された朝廷の権力者ユン・ウォニョンを出所させるため、側室のチョン・ナンジョンは驚きの策を着々と進めていた。一方、ユン・テウォンが母と慕う女性の体調が悪化。オクニョは女性の食事に毒が盛られているのではないかと疑う。調べた結果、簡単には手に入らない毒薬が使われたことが分かる。いったい誰が女性を殺そうとしているのか?オクニョとユン・テウォンは黒幕を探すことに。
チェ・テジュンが演じるソン・ジホンは、完全無欠のエリート役人。ユン家の婿候補でもあるだけに、今のところチョン・ナンジョンの言いなり。果たしてジホンはこのままナンジョンたちの言いなりでいるのか?ナンジョンはイ・ミョンウの死をどのように利用するのか?“壁書”とは張り紙のこと。これについて詳しい解説とこの回の詳細あらすじと見どころは12話詳細あらすじで。
■第13話
ユン・テウォンを巻き込んだ謀反騒動の裏にチョン・ナンジョンとユン・ウォニョンがいると内禁衛(ネグミ:王室を警護する親衛隊)のキ・チュンスに告げたオクニョだったが、推測だけでは手出しできないと追い返されてしまう。捕盗庁(ポドチョン:犯罪を取り締まる官庁)で厳しく尋問されるユン・テウォンに頼まれて、ユン・ウォニョンの正妻を見舞ったオクニョは、正妻の使用人が何者かに襲われる場面に遭遇する。
キ・チュンスがオクニョを大妃に会わせないのはオクニョのため?果たしてチュンスはオクニョの味方?敵?そして大妃は?そして自分が拷問に遭ってもオクニョには知らせるなと気遣うテウォンの心情は? 今回は、久々にオクニョの殺陣が見られるのでお楽しみに。 この回の詳しいあらすじと見どころは13話詳細あらすじで。
◇BS12「オクニョ 運命の女(ひと)」HP
2025年7月2日スタート 水・木16:00~(2話連続)
初回は1話のみ17:00~
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