「メリー・キルズ・ピープル」イ・ミンギの意外な正体が明らかに!イ・ボヨン拉致され大ピンチ【第3-4話あらすじ】

カナダで放送された同名ドラマをリメイクし、尊厳死を扱う新ドラマ「メリー・キルズ・ピープル」の第3話と第4話が8月8日と9日に韓国MBC新金土ドラマとして放送された。
第3話と第4話では、ヒョヌ(イ・ミンギ)の正体と、主人公ソジョン(イ・ボヨン)に接近した理由が描かれ衝撃的なスタートを切り、安楽死を望む青年の涙腺崩壊エピソードが描かれる一方、薬品を手に入れるために繋がっていた犯罪組織との関係がこじれていく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)。
「メリー・キルズ・ピープル」は、治療不可能な患者たちの安楽死を手助けする医師と彼らを追跡する刑事との対立を描くサスペンス。原作は2017年からカナダのGlobalテレビで放送された同名ドラマ。
■キャスト
ウ・スジョン役:イ・ボヨン
チョ・ヒョヌ役:イ・ミンギ
チェ・テヒョン役:カン・ギヨン
ク・グァンチョル役:ペク・ヒョンジン
アン・テソン役:キム・テウ
キム・シヒョン役:オ・ウィシク
チェ・イェナ役:ユン・ガイ
ヤン神父役:クォン・ヘヒョ
ほか
■第3話あらすじ
過去の捜査での失敗から、交通課へ左遷されたジフン(イ・ミンギ)に起死回生のチャンスが巡ってくる。それは余命宣告を受けた配達屋チョ・ヒョヌに扮して、非合法な安楽死に関連する容疑者ソジョン(イ・ボヨン)を逮捕することだった。再び潜伏捜査をすることに苦悩しながらも決意を固めたジフンは、テソン(キム・テウ)の指揮下でヒョヌとしてソジョンに近づく。素性を隠したままソジョンと過ごすうちに、彼女が本当に犯罪者なのかと悩み始める。口づけを交わす中、ソジョンはヒョヌの望む形で安楽死を施して苦痛から解放すると約束。
テヒョン(カン・ギヨン)は末期患者の若者スヨン(イ・ウォンジョン)の願いで離れて暮らす母親を探すが、父親(パク・ウォンサン)から母親にまつわる真実を聞かされ、代わりにスヨンの恋を手伝って未練を解くことに。
ソジョンが隠していた薬を精神安定剤と間違えて服用し倒れたウミ(カン・ナオン)の検査結果を取りに来た母親イス(ソ・ヨンヒ)は、検査結果を秘密裏に処理したソジョンと対立する。
ソジョンは安楽死を施したサッカー選手チェ・カンユン(イ・サンユン/特別出演)の妻(オ・ヨナ)が病院を訪れ、不安に襲われるが妻は夫の希望を叶えて苦痛から解放したソジョンに礼を言い、証拠になり得る不都合な物品を渡して去って行った。テヒョンを呼び出したソジョンは薬が残り1つになってしまったことを打ち明け、警察に目立たないように注意を促す。
テヒョンのプロデュースのもとで意中の同級生をデートに誘い出したスヨンは、気持ちが通じて頬にキスされ喜ぶが、直後に吐血してしまう。助けに入ったテヒョンに最後までカッコつけさせて欲しいと強がる。幸せを感じる反面、未練が強くなってしまうことを恐れたスヨンはその日のうちに安楽死したいと願い出る。
ホスピスから本物のヒョヌが姿を消し、警察が騒ぐ中、ジフンは警察の監視下にある家にソジョンを呼び出した。何も知らずに薬を持って家にやって来たソジョンは、ヤン神父(クォン・ヘヒョ)からヒョヌが死んだと聞かされ、目の前のヒョヌが偽物だと感づき、不穏な空気が漂う。車に忘れ物を取りに出たソジョンはそのまま薬を排水溝に捨て逃走。
テヒョンが薬を必要とする中、ソジョンは警察の罠にハマりそうになったことと最後の薬を捨てざるを得なかったことを説明し、グァンチョル(ペク・ヒョンジン)に薬を渡して欲しいと頼み込んだ。父親と最後の時を過ごしたスヨンは、家族写真がプリントされたお気に入りのコップで薬を飲み、父の胸で眠るように旅立った。
スヨンの携帯を受け取った父親は、スヨンが母親に関する真実を全て知っていた上で、嘘をついていた父親に感謝を込めたビデオレターを見て涙をこぼし、約束通り、次の日も公園で待っていたガールフレンドのもとへ向かい、感謝を伝えた…。
■見どころ
ソジョンとヒョヌの口づけで、苦痛を訴える末期患者の希望で安楽死を施してきた医師と、末期患者の儚いロマンスを予感させた第2話ラストから一変し、第3話ではヒョヌの正体が刑事ジフンだったことが冒頭から描かれ、物語は思わぬ方向に展開していく。ソジョンとジフンのストーリーがスリリングに展開していく一方で、末期患者スヨンを演じたイ・ウォンジョンと、父親役のパク・ウォンサンの美しい親子愛を見せた演技は涙腺崩壊必至だ。韓国での視聴率は全国1.8%と低めだが、印象的なエピソードだ(ニールセンコリア調べ)(【8月8日視聴率TOP10】)
■第4話あらすじ

グァンチョルとの取引の詳細を打ち明けたソジョン。薬を手に入れるために下着姿にされ、屈辱的な写真を撮られていた。
目の前に現れたジフンをはたき、警察には捕まらないと宣言したソジョン。ペク部長(ユ・スンモク)は、正面から病院を強制捜索するよう命令。ジフンは逮捕された麻薬商キム・シヒョンが偽物だと睨み、本物を捕まえる策を練る。
令状が出て、病院の捜索を始めたジフンら警察。ソジョンはそれを想定してテヒョンと口裏を合わせていた。しかし、警察の捜索の真っ最中に、病魔に追い詰められた患者から責められたソジョンは、ヤン神父の診療所を紹介し、一部始終を見ていたジフンに何を言われても余裕を見せる。
保護者の集いに参加したテソン(キム・テウ)は、容疑者ソジョンが同級生の保護者だったことを知り驚く。イスはソジョンがいる前でウミの事件の話題を振るが、ソジョンはただの栄養失調で検査が必要なかったと余裕を見せる。
ジフンらは捜査をしていくうちに高級マンションが怪しいと確信を抱くが、シヒョン(オ・ウィシク)は人気のない商店街でグァンチョルの手下に銃撃され、ソジョンのいる病院に搬送される。グァンチョルから命じられ、シヒョンを見張らされたソジョンだが、ジフンは患者がシヒョンであることに気づき検挙するが、警察内部の内通者の存在が明らかになる。
グァンチョルに待ち伏せされたテソンは、シヒョンを逃がすために無理な協力を強いられる。ソジョンを呼び出したグァンチョルは渡した薬が安楽死に使われていると見抜き、シヒョンを逃がせと命じる。姪の命を狙われながらも、これ以上組織とシヒョンの関係に関わること拒絶するソジョンだが、直後に病院の食堂で爆発騒ぎが起き、さらなる爆発を防ぐために、シヒョンを逃がす取引に応じる羽目に。
ソジョンがこっそり手渡したはさみを使って、ソジョンを人質に逃走したシヒョン。共に拉致されたソジョンを追いかけるジフンだが、走り去る車には追いつけず、グァンチョルらが乗った車を逃がしてしまう…。
■見どころ
ヒョヌが刑事ジフンだと気づき、ソジョンが警察に捕まらないよう綿密に対策を立てていく反面、薬を手に入れるために関わってしまった犯罪組織のグァンチョルとの関係がこじれていき、麻薬商シヒョンの逃走を手伝わされるなど、より厄介な状況に巻き込まれていく。また、第4話ではイ・イギョンとクァク・ソニョンが特別出演。組織に関連があるキャラクターのようだが、今後どのように物語に関わってくるのかに注目だ。


次週放送予定の第5話予告では、テヒョンがグァンチョルに薬品を飲まされそうになる場面や、車が池に転落する場面が登場し、更にこじれていく展開を予想させた。
韓国での視聴率は全国1.9%だった。(ニールセンコリア調べ)(【8月9日視聴率TOP10】)
「メリー・キルズ・ピープル」は、「カジノ」シーズン1が放送されていたMBC金土(22:00)ドラマの枠で、8月1日より放送される。韓国ではWavveとTVINGで配信される。日本での配信・放送予定は未定だ。
◇YouTube|메리 킬즈 피플 하이라이트(ハイライト映像)
