NHK、吉高由里子主演「風よあらしよ」―女性解放運動の先駆者を描いた感動作、31日から再放送

18時53分ドラマ
画像:NHK「風よあらしよ」

2022年NHK-BSで特集ドラマとして放送され、多くの話題を集めたドラマ「風よあらしよ」が、2025年8月31日(日)から毎週日曜22時から(BSP4K/BS)で再放送される。主演は実力派女優の吉高由里子。女性解放運動の先駆者、伊藤野枝の人生を力強く、繊細に描いている。NHKオンデマンドで配信中だ。



「風よあらしよ」は、吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の同名の評伝小説が原作。向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当して、結婚制度についての是非、人口妊娠中絶など現代でも十分に話題となる事柄について論文や小説で発表した伊藤野枝の生涯が描かれる。

あらすじ


物語の舞台は大正時代。
伊藤野枝(吉高由里子)は十代で結婚し、女性文学者としての一歩を踏み出すが、当時の社会や価値観の制約に抗い、自分らしい「自由」や「女性の解放」を追い求め続ける。
彼女の思想や行動は時に世間の反発を招きながらも、多くの仲間たちを励まし、時代の先を切り開いていく。
雑誌『青鞜』に参加し、変革を目指す仲間と出会い、恋や思想、運命に翻弄されながら、人生を歩む姿が描かれる。大杉栄との深い絆や社会の圧力に立ち向かう姿は見応えがある。

主なキャスト


伊藤野枝 役:吉高由里子
強さとしなやかさ、そして情熱を持つ女性を繊細に演じている。

大杉栄 役:永山瑛太
社会に挑み、野枝と運命を共にする思想家。熱量のある演技が光る。

平塚らいてう 役:松下奈緒
女性文芸誌『青鞜』の創刊者で、野枝の人生に大きな影響を与える存在。

辻潤 役:稲垣吾郎
野枝の最初の夫で文学者。自由を求める妻との葛藤を描く。

その他にも歴史上の実在人物をモデルにした出演者が多数おり、群像劇としての深みを加えている。吉高由里子の熱演は特に目を引き、彼女が右手で力強く文字を書く姿や目の演技から、野枝の内面の激しい闘いと情熱が伝わってくる。

見どころ


本作は実在の歴史人物をしっかりと描くことで、骨太な人間ドラマとして仕上がっている。伊藤野枝が当時の社会に抗いながらも自分の信念を貫き、女性の自由を切実に願った姿は、現代に生きる私たちにも静かな感動をもたらす。主演の吉高由里子と永山瑛太の息の合った演技はとても魅力的で、豪華キャスト陣が丁寧に織りなす人間模様にも引き込まれる。また、大正時代の社会背景や当時の空気感を映像美で再現し、視覚的にも楽しめる作品となっている。

初回放送時、多くの人が「女性の生き方を考えさせられる作品」「心に響く力を感じた」とコメントが散見された「風よあらしよ」。本作は歴史を学ぶだけでなく、今の時代を生きる人にも届けたい、普遍的なテーマが詰まっている。見逃した人も、もう一度味わいたい人も、この機会にぜひ視聴してほしい。大正時代の風が吹き抜ける中、信念を貫いて生きた女性の姿に触れてほしい。

放送情報


番組名:「風よあらしよ」(全3回×49分)
主演:吉高由里子
【BSP4K】プレミアム4K
8月31日から9月14日 毎週日曜 22時から
【NHK BS】NHK BS
8月31日から9月14日 毎週日曜 22時から
再放送【BS】NHK BS 毎週土曜 22時から

NHK「風よあらしよ」HP

【関連記事】