「もしもこの世が舞台なら」菅田将暉はWS劇場で二階堂ふみたちを演者に芝居を始める【第2話ネタバレと第3話予告】

10時47分ドラマ
©フジテレビ

経営が立ち行かなくなったストリップ劇場で自分の芝居を始める決意をした久部三成(菅田将暉)だが、出演するリカ(二階堂ふみ)も素人だし、演出助手の蓬莱省吾(神木隆之介)も素人。幕は上がるのか?「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年10月15日第3話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第2話は10月8日に放送された。

ついにWS劇場で芝居を始める“準備”が始まる

経営難を理由に、ストリップ劇場からノーパンしゃぶしゃぶに改装される寸前のWS劇場で、久部三成(菅田将暉)は芝居をすると言い出した。しかし、演者となるのは劇場の踊り子たち、素人だ。15日に放送される第3話からは芝居を始めるための準備が開始される。第1話、第2話で紹介されてきたキャラクターたちがどんな役割をしてゆくのか?

伴(野間口徹)や蓬莱省吾(神木隆之介)が芝居にどうからんでゆくか?

劇場で“なんでもやってくれる”便利屋のような伴だが、どうやら文学にも詳しい様子だ。さらに脚本家見習いの蓬莱にも、久部は熱い視線を送っている。素人ばかりで芝居をしてゆく上で、二人の協力がどう得られるのかが成功への鍵となるようだ。

おばば(菊地凛子)と浅野フレ(長野里見)のタップにも注目

元ダンサーのおばばとフレが、文句をいうモネ(秋元才加)に、「これくらい踊れてからダンサーをなのれ」といって、華麗なダンスを見せる。息の揃ったステップには視聴者からは驚いたという感想がでていた。

見逃し配信は200万回超え

第1話の見逃し配信が、6日間(10月1日~10月6日)で200万再生を突破(配信数は、TVer DATA MARKETINGにて算出。TVer・FODの合計値)したことが発表された。

■第2話ネタバレあらすじ

風営法の改正でストリップショーが厳しく規制され寂れてしまったWS劇場。昔は踊り子たちが華やかに踊り、客も大入りだった。しかし、今ではオーナーから一ヶ月でノルマを達成しない限り、ノーパンしゃぶしゃぶに改装すると宣言されている。

久部三成(菅田将暉)はWS劇場に照明の腕を買われて、やとってもらうころになった。劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当する。久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会する。「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味なさげに目をそらした。

巡査・大瀬六郎(戸塚純貴)は風営法違反の取締のために劇場に来ていた。客からのコールでのってきた毛脛モネ(秋元才加)が脱いでしまい、大瀬がストップをかけ、モネは警察につれていかれ、その日劇場は営業ができない。

常連客の忘れ物を届けに神社に向かう。そこに巫女の江頭樹里(浜辺美波)がいた。ストリップを軽蔑する樹里に、神社の神主であり、樹里の父親の論平(坂東彌十郎)が劇場の常連であることを告げると、樹里は唖然となってしまう。

久部は蓬莱省吾(神木隆之介)に、劇場が大きく変わったら、君の力が必要だと話す。

久部は元の劇団のところにいき、新しく劇団を立ち上げたので、舞台装置を持ち帰りたいという。そんな久部に黒崎(小澤雄太)はまた一緒にやろうという。謝ってくれさえすればいいというが、久部は出て行く。

支配人の大門(野添義弘)は売り上げを踊り子3人にわけ、次の仕事に移ってもらおうとする。驚く踊り子たちだったが、そこに久部がやってきて、小劇場ブームの今、この劇場でも芝居をするべきだと話し始めた。モネは自分の仕事に誇りをもっているといて、子どもにも仕事のことを話しているという。芝居なんてダンサーの自分の誇りが許さないというが、そこにおばば(菊地凛子)がやってきて華麗に踊り始める。そして、「これくらいのダンスができないようでダンサーを名乗るな」という。

久部の超楽観的な試算だとものすごい利益になるが、蓬莱たちはそれはうまくいってからの数字だろうと冷静にはなす。リカは脚本はどうするのか?と聞くと、久部は元の劇団でやっていた脚本を使うといいだし、伴(野間口徹)に幕をあげてもらう。するとそこには巨大な蚊取り線香のセットがあり、久部は「クベ版夏の夜の夢」を演じると言い切った。



■第3話あらすじ

久部三成(菅田将暉)が必死になって台本を書いている。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。

久部が書き終えた原稿をリカ(二階堂ふみ)が読もうとすると、異常なほどに久部はガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけセリフは少ない方が助かる」などとリカと蓬莱省吾(神木隆之介)は言いたい放題だ。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまう。

フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。

フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト

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