「この川には月が流れる」カン・テオ&キム・セジョン“運命の赤い糸”ポスターと5人のキャラポスター公開

09時34分ドラマ
画像:MBC公式X「이강에는 달이 흐른다」より

MBCの新金土ドラマ「イ・ガンには月が流れる」(이강에는 달이 흐른다)が、運命の赤い糸が動き出す「紅縁(ホンヨン)」ポスターとキャラクターポスターを通して、登場人物たちの新たな関係性を予告している。YouTubeにてティーザー映像も公開中だ。



「この川には月が流れる」は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と記憶を失った行商人“褓負商(ポブサン)”パク・ダリ(キム・セジョン)の魂が入れ替わりながら繰り広げられる“易地思之(立場を変えて考える)”ロマンス・ファンタジー時代劇だ。先に公開された二人のロマンチックな雰囲気を収めたメインポスターに続き、今回は夢幻的なムードがあふれる紅縁ポスターと、それぞれの人物の個性を映し出したキャラクターポスターが公開された。

紅縁ポスターでは、それぞれ異なる空の下で生きるイ・ガンとパク・ダリの姿が描かれている。晴れた空と壮麗な宮殿を背景に立つイ・ガンの表情には笑みひとつなく、対照的に、夜明けの空を見上げながら野花の中に座るパク・ダリの唇には明るい微笑みが浮かんでいる。二人の間には運命を象徴する赤い糸(紅縁)が流れ、彼らの出会いへの期待を高める。

キャラクターポスターでは、入れ替わりロマンスを彩る5人のキャラクターたちの強烈なまなざしが印象的だ。

イガン世子イ・ガン(カン・テオ)は、水気を帯びた深い眼差しで「ならば見せてやろう、私が例外だということを」と決意を語る。

イガン褓負商パク・ダリ(キム・セジョン)は月明かりの中で真剣な表情を浮かべ、「私が救った命ですから、ナリの命は私のものです」と語り、“ナリ”が誰なのか気になるセリフを残す。

イガン霧に包まれた悲運の王子イ・ウン(イ・シニョン)は「この銃は撃つな、いつかこの手をしっかり握っているから」と頼もしさを見せる。

いがん降りしきる雨の中に立つキム・ウヒ(ホン・スジュ)は「もし私が誰かに銃を向けるとすれば、それは守るためです」と言い切り、強い意志を感じさせる。

イガン最後に、キム・ハンチョル(チン・グ)は心の奥に燃える権力欲を象徴する炎を背にカリスマを放つ。「もうお分かりですか? この宮の法度を」という言葉からは、朝廷を牛耳る絶対権力者としての威厳がにじみ出ている。

こうして絡み合う縁の糸の中で、5人の人物が織りなす深いドラマが期待される「イ・ガンには月が流れる」。魂と心を共有するイ・ガンとパク・ダリのロマンス、イ・ウンとキム・ウヒの切ない想い、そして権力をめぐるイ・ガンとキム・ハンチョルの対立構図まで、多彩な見どころを届ける予定だ。

MBC新金土ドラマ「この川には月が流れる」は「月まで行こう」(달까지가자)のあと、10月31日21時50分から初放送される。10月3日現在、日本での配信は未定。

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