カン・テオ&キム・セジョン、魂の入れ替わり演技が神 「この川には月が流れる」視聴率5.5%
MBC金土ドラマ「この川には月が流れる」(이강에는 달이 흐른다)第7話は、まさに“魂の芝居”が光った回だった。
第7話では、イ・ガン(カン・テオ)とパク・ダリ(キム・セジョン)が再び入れ替わり、それぞれの体の中で相手の痛みや想いを背負う展開が胸を打ち、視聴率も前回(全国・首都圏5.2%)から全国5.5%、首都圏も5.3%に更新し、最高6%を記録した(ニールセンコリア調べ)。
この回では、世子イ・ガン(カン・テオ)はダリ(キム・セジョン)が受けそうになった屈辱を、ダリの体のまま身代わりで受ける。一方、危険からダリを遠ざけようとしていたガン(ダリの体)は、義弟イ・ウン(イ・シニョン)の回復を聞き、再び“癸巳年事件”の真相追及に乗り出す。
しかしウンが嘘をついていたことが発覚し、ガンは激怒。ウンは「兄を守るか、ウヒを守るかの間で何も選べなかった」と涙ながらに告白し、ガンもわだかまりを解く。事件解決の鍵となる“チムジョ管理人”を探すため、ガンとダリは奔走するが、手がかりを知る山の民たちが皆殺され、絶望が広がる。
その頃、左相キム・ハンチョル(チン・グ)はダリを殺せと命じ、宮中ではガンの書いた“恋文”が証拠として提出され、ガン(ダリの体)とウンが捕らえられる。ダリ(ガンの体)はガンを救うため、自分が書いたと名乗る覚悟をするが、ガンは「そんなことをすればお前が妾にされる」と心にもない拒絶を口にし、ダリを突き放す。
やがて処罰されるガンの身代わりになってダリが鞭を受け、流れる血が雨と混ざった瞬間、二人の魂は元に戻る。怒りに満ちたガンは「皆殺しにしてやる」と叫び、物語は緊迫の局面へと突入する…という展開だった。
ダリの体に宿ったイ・ガンを演じるカン・テオの微妙な仕草や声のトーン、女の子走り、視線の揺れに「イ・ガンという男の誇り」と「ダリの女性としての愛らしさと優しさ」が同居しており、視聴者は思わず息をのむほど。自分の体ではないのに、自分を犠牲にして誰かを守るという複雑な感情を、カン・テオは繊細に表現してみせた。
一方、キム・セジョン演じる「ガンが入ったダリ」も圧巻。力強さと焦燥、従弟ウン(イ・シニョン)への怒りと救済の入り交じった表情や低い声に、彼女の演技が改めて光る。二人が互いの魂を生きることで、視聴者は“男女の入れ替わり”という定番設定の枠を越えた深いドラマ性を感じる。
クライマックスでは、雨と血が混ざる中でそれが“紅縁(運命の糸)”となり、魂が元に戻る。その瞬間のカン・テオの表情――怒り、愛、絶望が入り混じった叫びが心に刺さる。第7話は、彼の俳優としての真価を証明する一話だった。
次回予告では、ついに“癸巳年事件”の真相が核心へと近づく気配。魂の入れ替わりというファンタジーの中に、人間の罪と赦しを描くこのドラマ。第8話でも二人がどのように心を通わせていくのか、目が離せない。
「この川には月が流れる」(脚は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と、記憶をなくした行商人パク・ダリ(キム・セジョン)の“魂のチェンジ”を描くファンタジー・ロマンス時代劇。この回の詳しいあらすじと見どころは、時代背景や制作発表会などと共に【「この川には月が流れる」を2倍楽しむ】でまとめる。
MBC金土ドラマ「この川には月が流れる」第8話は11月29日、21時40分放送、番組HPで予告動画も公開中だ。
◇YouTube|이강에는 달이 흐른다 8회 예고(第8話予告)
◇MBC「이강에는 달이 흐른다」HP