「この川には月が流れる」カン・テオとラブラブのキム・セジョンがいよいよ失われた記憶に急接近【第9話第10話】
キム・セジョンとカン・テオが主演を務めるMBCの金土ドラマ「この川には月が流れる」(이강에는 달이 흐른다)第9話と第10話が12月5日と6日に放送された。
第9話と第10話では、気持ちを確かめ合った世子ガン(カン・テオ)とダリ(キム・セジョン)が愛を育みながらも政敵ハンチョル(チン・グ)を捕らえるが、直後の過去の事件に関する真実が明らかになり、再び大きな失望と難題を突きつけられた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)
「この川には月が流れる」(脚は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と、記憶をなくした行商人パク・ダリ(キム・セジョン)の“魂のチェンジ”を描くファンタジー・ロマンス時代劇。
■キャスト⇒【キャスト・登場人物を画像・人物相関図付きで徹底紹介】
イ・ガン役:カン・テオ
パク・ダリ役:キム・セジョン
イ・ウン役:イ・シニョン
キム・ウヒ役:ホン・スジュ
キム・ハンチョル役:チン・グ
ほか
■第9話「宮禁:隠し事はない。(궁금(宮禁) : 비밀은 없다.)」あらすじ
気持ちを確かめ合った世子イ・ガン(カン・テオ)とダリ(キム・セジョン)。しかし鴆鳥が死んでしまった以上、宰相キム・ハンチョル(チン・グ)への復讐の切り札を失ってしまう。幸せを手に入れたダリは、嬪宮だった頃に母が毒殺された悪夢を見るが記憶を失くしている彼女は体が入れ替わっていた影響だと勘違いする。鴆鳥が現れた凶事を理由に王妃選びを中止すると言い出したガンに宮中はざわつく。思惑通りに事が進まないハンチョルは新たな計略を考えざるを得なくなる。ウン(イ・シニョン)は鴆鳥の主人がハンチョルだと明かしてウヒ(ホン・スジュ)と共に都を去って穏やかに暮らすことを夢見る。
寝ている間に日傘を用意してくれたガンに感動したダリは、お礼に手作りの料理で返そうとするが、彼女の指は傷だらけになり、料理の腕も破壊的だった。体調を崩しながらも、涙目で美味しいと褒めるガン。料理が不味くてガンが体調を崩したと気付いたダリは慌てて治療をするが、手の血を洗い流した二人は再び体が入れ替わってしまい大絶叫。
ハンチョルは鴆鳥の雛の居場所や秘密の地下牢を知っていたダリを取り調べのために連行。ダリの体に入っていたガンは、負けじと反論し、逆賊を捕まえると牽制。ガンの無事に安堵したダリだが、水の中で二人の血が交わることで体が入れ替わることに気づき、体は再び元通りに戻った。
ハンチョルは死んだ提調尚宮(チェ・ヒジン)を鴆鳥の主人としつつも、黒幕を探すと言って時間を稼ごうとする。その夜ガンはダリを秘密の場所に連れて行くと、彼女が夢見ていた可愛らしい靴で花道を作り、指輪をプレゼントし正式に求婚。ダリも笑顔でそれを受け入れ、二人は夫婦の契りを交わした。互いの体の傷を見て厳しかった過去をいたわりながら二人は結ばれた。
翌日、養父母に事の次第を報告したダリ。養父母は娘が内官になったり女官になったり、体が入れ替わったと思えば妃になったと知り驚く。ホンナン(パク・アイン)は真実を打ち明けるわけにもいかず、ダリを説得するが何もできなかった。ガンとウンは鴆毒で人を殺した人物が内医女だと知り、ハンチョルとの関連の糸口に近づくが、ハンチョルは鴆毒事件の黒幕がダリだとでっち上げてダリを王(キム・ナムヒ)のもとに連行して自白を強要する。
時々脳裏をよぎる嬪宮の記憶に困惑していたダリは、面前で生き延びた嬪宮だと名指しされ刑罰を言い渡されるが、証人の嘘を指摘して難を逃れる。洞窟の秘密通路から怪しげな屋敷にたどり着いたガンが現れ、鴆毒事件の黒幕はハンチョルだと父王に直訴。すぐに屋敷は調べられハンチョルは投獄された。安堵するガンとダリだが、父王は秘密裏にダリを殺害するよう命じる…。
■見どころ
第9話では気持ちを確かめ合ったガンとダリのラブラブな時間が時にコミカルに、時にロマンティックに描かれ、中でも終盤でのサプライズ求婚シーンは作中でも指折りのロマンティックな見どころのひとつだ。二人の身に起きた魂の交換が再び起き、どう展開していくのか視聴者を驚かせたが、今回のエピソードではなんと、神秘的な現象の法則が判明し、事実上二人は条件が揃えばいつでも魂を交換できるようになった。物語はダリが毒殺事件の犯人に仕立て上げられてしまうものの、ハンチョルの関連が明かされ、ハンチョルが投獄されるところで第10話へと続いていく。簡単に捕まるとは思えないハンチョル。果たしてガンの復讐は果たされるのか?ウンとウヒは自由を手に入れることができるのかに注目が集まる。今回の韓国での視聴率は全国6.0%を記録した。(ニールセンコリア調べ)
●カン・テオ&キム・セジョン真の夫婦に…“体が入れ替わる法則”解明 「この川には月が流れる」視聴率6%
■第10話「폭풍전야(暴風前夜)」あらすじ
自由を手に入れたウヒはウンの優しさに久々に安堵の笑顔を見せる。一方、再び悪夢にうなされたダリ。父王に呼ばれたガンはハンチョルが釈放されたことを知り表情を強張らせ、その理由を父王に問いただすと、父王は家族を守るためにハンチョルの過去の反逆を不問とする密約を交わしていたことを打ち明ける。真実を告げられ、復讐が無駄になったと知ったガンは失望し、ダリの胸で涙した。密約書の存在が大妃(ナム・ギエ)に知られれば、王は命を脅かされる事態だが大妃は、ハンチョルを釈放した王を責め、窮地に追いやる。
ダリとガンが危惧した通り、ウンとウヒはハンチョルらに追い詰められ、船着き場で乱闘を強いられることに。登場したガンは二人だけでも幸せに暮らさせるべきだと説得するが、ハンチョルは我が娘を殺してまで事態を収めようとし、彼女を守ろうとしたウンが代わりに罰を受ける言い跪き、ウヒは彼を守るために父の言う通りに連行される選択をした。
ハンチョルはウヒを王妃にしてさらなる権力を手に入れようとするが、にホンナンに関する噂を聞きつけて、ダリが嬪宮なのではないかという疑惑が計画の邪魔になると思い、ホンナンの周辺を調べ始める。ガンは父王に密約の存在を明かすべきだと主張し、諸悪の根源であるハンチョルと全力で対抗することを誓う。王はホンナンと密会し、ダリが記憶を失った嬪宮である真実を知る。王はダリに理由をつけて屋敷に向かうよう命じるが、直後に複雑な表情でダリを殺すよう部下に指示。
ホンナンも養父母にダリが死んだことになっている嬪宮だと打ち明け、共に逃亡する計画を立てる。一方、王宮を出たダリは、ふとしたきっかけで自分が嬪宮だったと確信し、涙を流し始める…。
■見どころ
第10話ではハンチョルがすぐさま釈放され、父王の不穏な行動が注目を集めた。作中ではかつて起きた宮中での反乱の裏にハンチョルと王の密約があったことが明らかになり、ハンチョルがそれを切り札に権力を蓄えてきたことが語られた。都を脱出しつかの間の幸せを味わったウンとウヒも都に連れ戻され、ハンチョルの猛威がどんどん大きくなっていく中、遂にダリが失われた記憶を取り戻し始め、いよいよ自分が死んだはずの嬪宮だという事実を確信し、第11話への期待を高めた。今回の韓国での視聴率は全国5.3%だった。(ニールセンコリア調べ)(【12月6日視聴率TOP10】
キム・セジョンの初時代劇挑戦で話題を呼ぶMBCドラマ「『この川には月が流れる』は、11月7日(金)21時50分より放送をスタート。第11話は12月12日(金)放送予定。日本での配信・放送予定は未定だ。
◇YouTube|이강에는 달이 흐른다11회 예고(第11話予告)
◇MBC「이강에는 달이 흐른다」HP
●【11月韓国でスタートの新ドラマ】