ヒョンビン主演映画『ハルビン』Blu-ray＆DVDが2026年2月13日発売、ジャパンプレミア映像を限定収録

韓国で観客動員数4週連続第1位を記録し、日本でも2025年7月に全国公開されたヒョンビン主演の極限サスペンス・エンターテイメント映画『ハルビン』が、2026年2月13日にBlu-ray＆DVDとしてリリースされる。Blu-rayには限定特典として、ウ・ミンホ監督、ヒョンビン、リリー・フランキーが登壇したジャパンプレミア映像が追加収録されることが決定した。

『ハルビン』は、1909年に起きた歴史的事件の裏側を壮大なスケールで描いたサスペンス大作だ。祖国独立のため、安重根と同志たちが伊藤博文を追って中国・ハルビンへ向かう姿を軸に、命を懸けた攻防と信念の衝突を描き出す。アジアを震撼させた史実をもとに、緊張感あふれるドラマとアクションを融合させた。

Blu-ray限定特典として収録されるジャパンプレミア映像は、2025年6月27日に都内で行われたイベントの模様を収めたものだ。満席の観客に向けた感謝の言葉や、撮影現場でのエピソード、作品に込めた思いが語られる日本版のみの貴重な映像となる。特典映像は総尺34分で、本編未公開シーン3編のほか、メイキングムービー、ヒョンビンとリリー・フランキーによるトーク映像なども収録される。

さらに、Blu-ray＆DVD発売を記念し、2026年1月から3か月連続で新年特別企画「2026“午（うま）年”スマホ壁紙カレンダー」の配布も実施される。公式Xにて、映画に登場する壮大な風景を背景にしたスマホ壁紙カレンダーが、1月から3月の月初に順次公開される予定だ。

『ハルビン』は、ヒョンビンが歴史上の人物・安重根を熱演し、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクら韓国映画界の実力派俳優が集結した。伊藤博文役にはリリー・フランキーが起用され、韓国映画初出演として話題を呼んだ。特別出演としてチョン・ウソンも名を連ねる。

監督は『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ／内部者たち』のウ・ミンホが務め、制作には『ソウルの春』のスタッフが参加した。撮影は『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』のホン・ギョンピョ、音楽はチョ・ヨンウクが担当している。モンゴルやラトビアなどで大規模な海外ロケも敢行され、氷上や砂漠、列車内での攻防など、圧倒的な映像表現が実現した。

本作は第49回トロント国際映画祭GALAプレゼンテーション部門でワールドプレミア上映され、韓国公開時には4週連続でボックスオフィス1位を獲得した。観客動員数は490万人を突破し、第61回百想芸術大賞で映画部門大賞・最優秀作品賞、第46回青龍映画賞では主演男優賞や撮影・照明賞などを受賞している。

Blu-rayは税込5,500円、DVDは税込4,400円で、いずれもレンタル同時リリースとなる。壮大な歴史ドラマと極限のサスペンスを兼ね備えた『ハルビン』が、映像ソフトとして新たな注目を集めている。