イ・シニョン、日本各地の“ソウルフード”に感動!新番組「おいしいニッポン」日本初放送
韓国の人気俳優イ・シニョンが、日本各地を旅しながら“ソウルフード”と人々の温かさに出会うオリジナル番組「イ・シニョンが行く!おいしいニッポン」が、ディスカバリーチャンネルにて12月26日(金)20時より日本初放送される。
本作は、韓国と日本という異なる文化を持つ二つの国が、「食」という共通の喜びを通じてつながっていく様子を描くドキュメンタリー・バラエティ。派手な演出は控えめに、旅先での何気ない出会いや、土地に根付いた味を丁寧に味わう“静かで温かみのある食の旅”が魅力だ。
東京の秘境・奥多摩へ…トゥクトゥクで始まる旅
初回エピソードの舞台は、東京の奥地・奥多摩。イ・シニョンは「まるでアニメの世界に迷い込んだみたい」と笑顔を見せながら、鳩ノ巣駅でトゥクトゥクを借り、自然豊かな奥多摩を巡る。
奥多摩駅で偶然見つけた行列の先にあったのは、人気店「卵道」。椎茸や昆布、鰹節、煮干しの旨味が凝縮された出汁に、思わず感動の表情を浮かべる。その後は人生初の釣りに挑戦。悪戦苦闘しながらも、ついに一匹を釣り上げる姿が描かれる。
心あたたまる出会いと、日本ならではの“おもてなし”
奥多摩編後半では、釣りのリベンジに挑み、ついに一人で魚を釣り上げることに成功。その魚を手に、隣にいた家族に声をかけると、なんと焼き魚をご馳走してもらうという心温まる展開が待っていた。日本の“おもてなし”文化に触れ、素直に感謝するシニョンの姿が印象的だ。
さらに「釜めしなかい」で旬のきのこ釜めしを味わい、ケーブルカーで御岳山へ。四季の風と東京とは思えない絶景に包まれながら、奥多摩の魅力を全身で感じていく。
小江戸・川越で感じる“和の心”と甘い誘惑
旅は埼玉県・川越へ。江戸の情緒が色濃く残る街並みを歩き、1918年建築の歴史的建造物「りそなコエドテラス」に感動。蔵造りの街並みでは和装レンタルに挑戦し、足湯カフェでゆったりとした時間を過ごす。
“だんご好き”として知られるシニョンは、焼きたてのだんごや、菓子屋横丁のさつまいもスイーツを食べ歩き。さらに「川越まつり会館」では、実際の山車を前に、受け継がれてきた日本の伝統文化とその迫力に圧倒される。
縁結び、うなぎ、そして初めての旅館体験
川越氷川神社では、名物の“釣り上げるおみくじ”を体験。道中では、カフェでスタッフにコーヒーを振る舞うなど、シニョンのさりげない優しさも垣間見える。
旅の締めくくりには、老舗「深井屋」のうなぎを堪能。香ばしい香りとふっくらとした身に感動し、川越の味を心に刻む。
さらに、埼玉・名栗にある「名栗温泉 大松閣」では、人生初の日本旅館を体験。温泉で旅の疲れを癒し、部屋食の懐石料理で和牛や松茸など秋の味覚を堪能する。日本の季節を五感で味わう、贅沢で穏やかな時間が描かれる。
■番組情報
「イ・シニョンが行く!おいしいニッポン」(全9話)
放送開始:12月26日(金)20:00~
レギュラー放送:毎週金曜 20:00
再放送:土曜 13:30 ほか
放送局:ディスカバリーチャンネル
食を通じて人と人がつながる――。
イ・シニョンが紡ぐ、日本の“おいしい記憶”に注目したい。
■イ・シニョン(Lee Shin-young)
イ・シニョンは1998年1月24日生まれの韓国俳優。ドラマ「愛の不時着」で注目を集め、「昼と夜」「影美女」など話題作に出演。新作「この川には塚が流れる」では、王の嫡男として生まれ世子だったが、母后が不義の濡れ衣で廃妃となり亡くなったため、廃位された不運な王子を好演した。
爽やかなビジュアルと誠実で自然体な演技が持ち味で、近年は主演俳優としても活躍の場を広げている。本番組では、飾らない人柄と素直な感性で、日本の食と人の温かさに向き合う姿が印象的だ。