「プロボノ」チョン・ジソ、ファンへの暴言騒動の真相は?チョン・ギョンホ“少女時代”発言にも反響【第7話】

08時55分ドラマ
画像:tvN「프로보노」EP.7予告、ハイライトより

12月27日に放送されたtvN土日ドラマ「プロボノ:アナタの正義救います!」(프로보노)第7話では、カン・ダウィット(チョン・ギョンホ)とプロボノチームが、“国民の妹”と呼ばれるアイドル、エリヤ(チョン・ジソ)の事件を担当することになった。

この回の視聴率は、全国平均6.1%、最高7.2%、首都圏も平均6.5%、最高7.9%を記録した。詳しくは➡【12月27日視聴率】で(ニールセン・コリア調べ)。

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「プロボノ」(脚本:ムン・ユソク/演出:キム・ソンユン))は、出世に執着する“インフルエンサー判事”が、ひょんなことからローファームの公益弁護士(プロボノ)になってしまうことで始まる物語。行き場を失った被害者たちの味方となり、その声を代弁する物語。【「プロボノ:アナタの正義救います!」を2倍楽しむ】では、制作発表会や各種動画・写真、全話あらすじと見どころ、視聴率などまとめている。

■キャストキャスト・キャラクターを人物相関図・画像付きで徹底紹介
カン・ダウィット役:チョン・ギョンホ
パク・キップム役:ソ・ジュヨン
オ・ジョンイン役:イ・ユミョン
チャン・ヨンシル役:ユン・ナム
ユ・ナンヒ役:ソ・ヘウォン
ファン・ジュヌ役:カン・ヒョンソク
 ほか

■第7話(ネタバレあり)
ギップム(ソ・ジュヨン)は、健康診断の際に睡眠麻酔を受けて目覚めなかった状態が、賄賂動画に映っていたダウィットの様子と似ていることに気づき、彼が無罪だと主張。彼女はダウィットに「酒に酔った状態とは明らかに違っていた」と伝え、ダウィットは、罠を仕掛けた黒幕が誰なのか思い巡らすも、候補が多すぎて簡単には推測できなかった。

「オ&パートナーズ」代表のオ・ギュジャン(キム・ガプス)は娘ジョンイン(イ・ユヨン)にプロボノチームの解散を命じた。チーム解散と同時に解雇の危機にダウィットはオ代表に、ライバルであるペクスン法律事務所の事件を奪ってくると宣言。さらに今すぐ解雇すれば不当解雇として訴訟を起こし、最後まで食い下がると警告。ちょうどその頃、アイドルのエリヤ(チョン・ジソ)がペクスンとオ&パートナーズの両方に事件を依頼していた。

エリヤが自宅まで押しかけてきたファンに暴言を浴びせる様子を撮影され、その動画で脅迫されていたこと。世間ではアイドルの不適切な言動として批判が集中していた。

所属事務所代表でありエリヤの母でもあるチャ・ジニ()は、事態の沈静化を図ろうとし、ライバル法律事務所ペクスン側は金銭で口封じをする強硬策を提案。しかし、すでに動画は“サイバー十字軍”と呼ばれるユーチューバー、マ・ヨンスク()のチャンネルで拡散されていた。ペクスン側は、エリヤに入院と涙の謝罪という“アイドル的対応”を勧めるが、プロボノチームのユ・ナニ(ソ・ヘウォン)はそれを強く拒否する。

実はナニはエリヤのファンクラブの一員で、エリヤが不正や理不尽を我慢できない“男前な性格”であることを知っていたのだった。

調査が進むにつれ、エリヤに暴言を浴びせられたファンたちは、以前から自宅への侵入、盗撮、窃盗、さらには警告したスタイリストへの暴行まで行っていたことが判明。暴言自体は許されないが、そこに至る深刻な被害の実態が明らかになる。また、母が事件を必死に隠そうとした理由が、エリヤが自宅ではなく恋人であるラッパーの家から出てくる姿を撮影されていたためだったこともエリヤ本人から告白される。

裁判ではマ・ヨンスクが「大衆の知る権利」を主張するが、プロボノチームはエリヤへの悪質コメントの多くが、マ・ヨンスク本人による自作自演だった事実を突き止める。エリヤは法廷に自ら立ち、暴言について謝罪しつつも、悪質な攻撃が自分だけでなくファンをも傷つけたと毅然と訴え、空気は一転してプロボノチーム有利に。

しかし終盤、マ・ヨンスク側の弁護士が「エリヤの恋人を暴露した情報提供者が誰か知っているか」と問いかけ、衝撃の事実が明かされる。その人物は、実の母であり所属事務所代表のチャ・ジニだった。次回予告では、エリヤの専属契約解除訴訟が示唆され、親子関係と芸能界の闇がさらに深く描かれることを予感させた。

■見どころと視聴者の声
この回の大きな見どころは、アイドル・エリヤ役として登場したチョン・ジソの存在感だ。映画『パラサイト 半地下の家族』(기생충)やドラマ「カーテンコール」(커튼콜)で知られる彼女が、“国民の妹”と呼ばれるトップアイドルという役どころを演じ、清純さと芯の強さを併せ持つ演技で視聴者の視線を集めた。

SNSでは、チョン・ジソの過去作「私の人生の春の日」を思い出したという声も見られた。同作で主演を務めた少女時代のチェ・スヨンと、本作主演チョン・ギョンホが実生活で公認カップルであることから、「思わぬ形で胸が熱くなった」「偶然のリンクがうれしい」といった反応もあり、作品外のつながりが話題を呼んだ。

さらに印象的だったのが、チョン・ギョンホ演じるダウィットが“最近のアイドル事情に疎い”ことを知ったギップムが、「最後に好きだったアイドルは?」と問いかける場面だ。ダウィットが「少女時代…」と言いかけるシーンは、リアル恋人であるチェ・スヨンを意識した粋な演出として、視聴者の間でほほ笑ましい反応を呼んだ。

重い社会問題を扱う回でありながら、こうした遊び心ある台詞が挟まれたことで、「シリアスなのに温かい」「救われた気持ちになった」との声も。緊張感の中にさりげない幸福感を織り交ぜる演出も、この回ならではの魅力となった。そのシーンを切り取った動画がXに公開された。➡tvNDrama公式X


tvN「プロボノ」第8話は、12月28日放送、その後Netflixにて配信される。

tvN「프로보노」HP

kandoratop【作品詳細】【「プロボノ:アナタの正義救います!」を2倍楽しむ】