NHK BSドラマ「照子と瑠衣」本日28日より再放送スタート 静かに心を揺らす“女性たちの物語”が再び

09時00分ドラマ
NHK「照子と瑠衣」より 風吹ジュン、夏木マリ

NHK BSで放送され、丁寧な人物描写と余韻の残る物語で注目を集めたドラマ「照子と瑠衣」が、本日12月28日よりNHK BSにて再放送を開始した。



「照子と瑠衣」の原作は井上荒野の同名小説で、人生の後半を迎えた女性ふたりが、自分らしい生き方を見つけようとする“シスターフッドドラマ”だ。⇒【全話あらすじと見どころ】【キャスト紹介】

【2025-26年末年始】
【放送予定】
2025年12月28日(日) 午前9:30~午後1:15 第1話~第5話を続けて
2025年12月29日(月) 午前10:00~午後0:15 第6話~第8話を続けて
NHKBS

■ 対照的な2人が紡ぐ、共感必至の物語
人生の折り返しを過ぎ、自分の居場所や役割に迷いを抱く照子。一方、若さゆえの不安や将来への焦りを抱えながら生きる瑠衣。価値観も生き方も異なる2人が出会い、少しずつ距離を縮めていく中で、互いの存在が心の支えとなっていく。

セリフに頼りすぎない演技、間(ま)を大切にした演出、そして淡々とした日常の積み重ねが、視聴者自身の人生や記憶と重なり、「自分の物語のように感じた」という声も多く寄せられた。

■ 再放送で改めて味わいたい“静かな名作”
初回放送時には、「何気ない会話に泣かされた」「見終わった後、しばらく余韻が抜けなかった」といった感想がSNSを中心に話題に。忙しい日常の中で見逃してしまった人や、もう一度じっくり味わいたいという声に応える形での再放送となる。

年末年始の慌ただしさの中で、ふと立ち止まり、自分自身と向き合う時間を与えてくれる「照子と瑠衣」。静かで温かな物語が、再び視聴者の心に寄り添う。

何気ない日常の尊さ、人と人がつながることの意味を改めて感じさせてくれる本作。再放送をきっかけに、その魅力をぜひ体感してほしい。

見逃した方は初回放送にあわせて紹介して全話ネタバレあらすじが以下で紹介しているので、参考にされたい。

【2025-26年末年始】
【原作】『照子と瑠衣』 井上荒野
【脚本・ディレクター】 大九明子(『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』 『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 ほか)
【脚本】 フルタジュン(1 話~3 話共著)
【出演】風吹ジュン 夏木マリ 、大和田伸也、福地桃子、山口智充 他

NHK「照子と瑠衣」HP