IU×ビョン・ウソク登壇!「21世紀の大君夫人」予告編がMBC演技大賞で初披露、授賞式コメント映像も話題に
2026年放送予定のMBCドラマの中でも、早くから“最高の期待作”として注目を集めている「21世紀の大君夫人」(21세기 대군부인/邦題:パーフェクト・クラウン)。
30日に生放送された『2025 MBC演技大賞』では、IU(アイユー)とピョン・ウソクが“今年のドラマ賞”のプレゼンターとして登壇し、授賞式でのコメント映像がYouTubeを通じて公開された。
受賞作発表の前に、IUはビョン・ウソクに向けて、「最近はドラマの撮影でよくご一緒していますが、立憲君主制を舞台にした作品だからか、今日は特に気合が入っているように感じます」と語った。
これに対しビョン・ウソクは、「実はMBC演技大賞は今回が初めてなので、少しフォーマルにしてみたんですが、どうでしょう?」と問いかけ、IUは「今日は特に素敵ですね。大君殿下」と笑顔で応じた。
さらにビョン・ウソクが「ジウン(IU)さんも、今日はいつにも増してお綺麗です」と称えると、IUは「来年は午年なので、良い運気を願って馬のかんざしを挿しました。新年おめでとうございます」と語り、「来年放送される私たちのドラマも、ぜひ温かく見守ってください。私たちの作品が“今年のドラマ賞”の候補に挙がったらうれしいです」と期待を込めてメッセージを送った。
◇YouTube[2025 MBC 연기대상] <21세기 대군부인> 아이유&변우석의 시상(受賞式動画)
和やかなやり取りで注目を集めた二人だが、同授賞式ではもう一つ大きな話題が用意されていた。2026年MBCドラマラインアップの一作として、「21世紀の大君夫人」の予告映像が会場で初めてお披露目されたのだ。
「21世紀の大君夫人」は、21世紀の立憲君主制・大韓民国という独特な世界観を舞台にしたロマンスドラマ。すべてを手に入れた財閥令嬢でありながら、身分は“平民”という事実に苛立ちを抱く女性ソン・ヒジュ(IU)と、王の息子でありながら実権も自由も持てずに生きる男、イアン大君イ・ワン(ビョン・ウソク)が出会い、運命に抗いながら“身分の壁”を越えていく物語が描かれる。
公開された予告編は、「平民で、しかも庶子だなんて」という周囲の冷ややかな声とともに登場するヒジュの姿から始まる。彼女は「今は朝鮮時代なの? 結婚で身分上昇しろって?」と、時代錯誤な価値観に強い不満を吐露。しかしその直後、イアン大君を前にすると一転、「私と結婚なさいませんか」と大胆な提案を投げかける。
これに対しイアンは、「名前だけの身分を得るために、僕と結婚するというのか」と反発するが、ヒジュは「会いたかった」と率直な想いを伝え、積極的に距離を縮めていく。そのやり取りは、単なる“政略結婚”では終わらない関係性を予感させ、強い印象を残す。
さらに、イアンが放つ「大君夫人になる準備をしろ」という一言が加わり、二人の関係がどのような選択と葛藤を経て進んでいくのか、物語への期待を一気に高めた。
IUとビョン・ウソクという話題性抜群のキャスティングに加え、現代と王政が交錯する世界観、そして“結婚”と“身分”をめぐる逆転ロマンス。短い予告映像ながらも、2026年を代表するドラマになり得る存在感を強く印象づける初公開となった。
なお、本作は「パーフェクト・クラウン」の邦題で、ディズニープラスにて配信される予定だ。
30日に行われた「2025 MBC演技大賞」についてはこちらで詳しく紹介している。
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