NHK大河「豊臣兄弟!」信長(小栗旬)の奇襲に小一郎(仲野太賀)が感動 第4話ネタバレ第5話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)1月25(日)放送の第4話「桶狭間!」奇襲が成功した織田軍が大勝利をおさめ、小一郎(仲野太賀)が信長(小栗旬)の戦略に感動、従者として仕えることを固く誓った。2月1日放送の第5話「嘘から出た実(まこと)」では、前田利家役で大東駿介が登場する。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
1月25日に放送された第4話では、桶狭間の戦いの混乱の中、兄弟が父の仇である槍の名手・城戸小左衛門(加治将樹)を討ち取ろうと奮闘する姿が描かれた。出陣を前に信長が“人間五十年”と舞う『敦盛』や、雨の中の奇襲、今川義元(大鶴義丹)の首を取ったと言われる毛利伸介(永田崇人)と服部小平太(角屋直)も登場するなど、戦国ドラマならではの見どころまんさいの回となった。
そして2月1日放送の第5話では、信長が小牧山城を拠点に御前試合を開催。小一郎(仲野太賀)は秀吉(池松壮亮)の宿敵である前田利家の鼻を明かすため、ある策を仕掛けるという。さらに信長は美濃攻めに着手。信長からその要となる鵜沼城の調略を任された兄弟だが、副題「嘘から出た実」が示す通り、小一郎がついた小さな嘘が、予想外の大事へ発展していく。試合と調略、2つの任務が兄弟の絆と成長が試されることになる。
■早くも登場、信長の“敦盛”
戦国ドラマで見られる信長最期の瞬間に『敦盛』の“人間五十年”を舞うシーンだが、信長がこれを舞う理由として、“人生の儚さを悟り、死を恐れず戦いに向かう覚悟を示すため”とされている。この一節は幸若舞『敦盛』の一部で、信長が特に好んだ芸能だったことが史実から確認できる。
“人生は夢幻である”という死生観、“人の一生は天界の時間に比べれば一瞬の夢のように儚い”という意味を示す『敦盛』の一節。信長はこの思想を好み、どうせ儚い命なら、恐れず全力で生きるという武将としての覚悟を示していたと言われている。『信長公記』には、桶狭間の戦いの直前に信長がこれを舞い、終えると「螺を吹け」「具足を持て」と命じ出陣している。戦いに向かう前の精神統一であり、彼にとっての精神統一だったのかもしれない。
■第4話ネタバレ
永禄三年5月19日未明、織田信長はわずかな手勢を率いて清州城を出立した。兄弟は、父の仇である城戸の首を虎視眈々と狙う中、鳴海城の東、善照寺砦に拠点を置いた信長は、重臣たちと軍議を開いた。一方、丸根砦では佐久間盛重が松平元康の猛攻を受け、劣勢に立たされていた。限界を感じた盛重は、松平に下ることを決断する。
しかし、信長の元に届けられたのは、盛重が家来により首を取られ討ち死に。そして、その首が義元の意場帆を示してくれたことだった。義元を守る兵は五千にすぎず、一気に奇襲に打って出ることにした信長は、力強く兵たちを鼓舞。天を仰いだ信長は、とんびが低く舞っているのを見て、桶狭間を目指すことを宣言した。
やがて辺りは雨が降り出し、いつしか雷が鳴り響く激しい暴風雨となっていた。織田軍は悪天候に紛れ、桶狭間へ進軍。鉄砲は雨に濡れないよう蓑で覆われ、兄弟たちも信長の後を追い必死に走った。柴田勝家(山口馬木也)が先陣を切り、浅野長勝は弓衆を率い、矢を放ち開戦の火蓋が切って落とされた。
突然現れた織田軍に今川軍は混乱に陥り、雨に濡れた鉄砲も役に立たず劣勢に立たされる中、小一郎と藤吉郎は戦場で立ち尽くしていると、勇ましく戦う城戸の姿が目に入った。小一郎は、城戸は仲間になくてはならない存在だから敵討は諦めようと藤吉郎を説得しようとした時、兄弟を敵方が襲って来た。そこへ城戸が投げた槍が命中。「討ち損じたか」と城戸の言葉に、兄弟ははっとした。
城戸は混乱に紛れて自分の首を狙う兄弟の魂胆に気づき兄弟を討ち取ろうとしていたのだ。直後、城戸の背後を今川兵が討ち取り、兄弟の目の前には城戸の躯が倒れていた。ほどなくして、勝鬨が上がり、義元の首を討ち取ったことが知らされる。こうして織田軍は人数で今川軍に劣りながら、奇跡的な勝利をおさめたのだった。
翌日、首実検が行われ、今川の侍大将を討ち取った功績が認められ、小一郎と藤吉郎は信長の前に通された。しかし、実際にこの首を討ち取ったのは城戸であり、自分たちの手柄にしてしまえば、城戸と同じであることに気づき、2人は正直に城戸の手柄だと報告。それでも信長は藤吉郎を足軽組頭に任命。「木下藤吉郎秀吉」の名を与えた。
そして、小一郎を自分の近習になるよう命じるが、小一郎は辞退。佐久間重盛の首を運ばせ義元の場所を突き止め、雨が降ることを予見して奇襲を謀った信長の戦略に感動した小一郎は、兄と共に信長に仕えたいと率直に伝え、褒美は銭が欲しいと願い出た。銭50貫を小一郎に約束した信長は、兄弟に一足ずつ草履を与え「草履は一つでは役に立たない。互いを大切にせよ」と言葉をおくった。
■第5話あらすじ
拠点を小牧城に移した信長は、家中で御前試合を行うと宣言する。藤吉郎改め秀吉の宿敵である前田利家の鼻を明かすため、小一郎はある策を練ることに。さらに、信長は美濃攻めの鍵となる鵜沼城の調略を小一郎と秀吉に命じる。しかし、城主の大沢次郎左衛門(松尾諭)は、これまで誰の説得にも応じていない頑固者。小一郎たちは、知恵と調整力を武器に大沢の心を動かそうと奮闘する。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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