リドリー・スコットとニコラス・ケイジが仕掛ける
騙しと企み『マッチスティック・メン』。

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手品を見る楽しみとは、騙される楽しみでもあるのだが、映画や小説でコン・ゲームを扱ったものも、やはりどれだけ巧く騙してくれるかがポイントになる。
この『マッチスティック・メン』(俗語で、詐欺師の意味だそう)は、そんな企みに満ち満ちた作品だ。こうした映画だと、やけにトボけた演技に走るニコラス・ケイジが騙し騙される役どころを見事に演じている。

詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は病的な潔癖症である。食器だけでなく電話までも消毒しないと気がすまない。相棒のフランク(サム・ロックウェル)の勧めで精神分析医に相談をすることに。
診断で別れた妻との間に生まれた娘のことが原因ではないかと言われ、娘と再会することに。この14歳になる娘がロイの詐欺師としての仕事に興味を持つことから、事態はおかしな方向へと進んでいく……。

詳しくは書けないが、詐欺の段取りや技の「騙し」とともに、映画全体にも仕掛けが施されている。ひねったストーリーなので注意が必要。
『コンフェッション』(ジョージ・クルーニーの初監督作品である)で、その確かな演技を評価されたサム・ロックウェルがここでも堅実な芝居を見せてくれる。
とにかく、巨匠リドリー・スコット監督の手練手管に身を委ねてみるのもいいだろう。
  • 監督: リドリー・スコット
  • ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン
  • 年月日 ~ 年月日

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