百済に新王誕生!守百香の咲くころに…「帝王の娘 スベクヒャン」第69-最終回あらすじと見どころ、予告動画
来週4月27日(月)からの最終週では、すべての秘密が明らかになる!チンムは憎みながらも尊敬の念を抱き続けた武寧王が実父だと知り、武寧王はなぜか心を許せたソルランが本当のスベクヒャンだと知る!そして、父クチョンを死に至らしめたのが自分だと知ったソルヒは?ソルランが自分の元から去った理由を知ったミョンノンは?最終回まで毎回号泣必至の「帝王の娘スベクヒャン」69話~72話(最終回)(オリジナル103~108話)の詳しいあらすじとみどころを紹介、予告動画は公式サイトで公開されている。
また、【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、放送に合せて各話のあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介していく。ドラマ視聴に役立つ時代背景もまとめているのでドラマ視聴前にもチェックをどうぞ。
※BS朝日での放送は、108話のオリジナルを72話にして放送。以下のあらすじはBS朝日版にあわせていますが、オリジナル版を視聴してご紹介するため、物語が多少前後することもあることをご理解ください。
※5月4日からは、新羅初の女王・善徳の波乱の生涯を描いた大ヒット歴史大作「善徳女王」を放送。また5月1日(金)には、「善徳女王」の特別番組を放送するのでお楽しみに。
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
■キャスト⇒(相関図)DVD公式サイト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
ユン/武寧(ムリョン)王役:イ・ジェリョン
ヘ・ネスク役(百済の忠臣):チョン・ソンモ
クチョン(チェファを見守る下男)役:ユン・テヨン
チェファ役(スベクヒャンたちの母):ミョン・セビン
■第69話
ミョンノンから再び戦いに行くと告げられたソルランは、心配のあまり密かに戦場に向かう。テウンは、そんなソルランを追い返そうとするが、頑として聞き入れず、仕方なくミョンノンに見つからないように二千の兵に紛れて参戦することに。戦場でのチンムはすっかり変わった。ミョンノンのピンチを救い、兵士たちとも談笑。だが、その一方で、戦場へ誘ったミョンノンの真意や、兵士にふん装して戦場に来ているソルランの狙いが測りかねていた。ソルランは、そんなチンムから高句麗の刺客を教えた人物を聞き出そうとするができなかった。
漢水以北を取り戻し大勝を果たして凱旋したミョンノンは、チンムの活躍と多くの兵士たちから慕われたことを武寧王に報告し、チンムは王族の身分を回復した。
ソルランは、チンムに会いたがるソルヒの望みをかなえてやる。チンムは、無事に帰った褒美に本当の名前を教えてくれというが、ソルヒは名前を教えない。都(熊津=ウンジン)から離れて一緒に暮らそうというチンムに、弱気なチンムは嫌だと立ち去る。そしてソルヒの心はますます壊れていく。
後日、チンムを訪ねたミョンノンは、自分とチンムがすり替えられた事実と、太子の座をチンムに譲る意向を伝える。真実を知ったチンムは武寧王に剣を向けて逆上するが、武寧王が幼いころからの自分の肖像画を大切に持っていたことを知り、泣き崩れる。
ミョンノンの苦しみを間の当たりにしながらも、自分とミョンノンが兄妹でないと知り喜ぶ心を止めることはできないソルラン。一度はミョンノンと都を離れるつもりでいたが…。
戦場で、ピンチのミョンノンをチンムは助けるシーンは必見!また、小さな体で活躍するソルランもお見逃しなく。結局ミョンノンはソルランを見つける。果たしてどんな場面で?胸キュンの場面をお見逃しなく。今回は、ミョンノンとチンムの対話シーンが見どころ。そして、武寧王役のイ・ジェリョンの名演技に一歩もひけを取らないチンム役のチョン・テスの演技にも注目。
■第70話
ミョンノンは王になるべく生まれてきた人。そんなミョンノンに百済を捨てろとは言えない。ソルランは、ミョンノンの傍から離れる決心をする。
チンムもまた都を離れた。すべてを知ったヨン・ブルテは、太子にこれまでの無礼を謝罪。ソルランは、ブルテから高句麗の刺客の殺害を目論んだのもソルヒの仕業だと聞く。そのころ、ソルヒはソルランがチンムを都から追い払ったと思い込み、毒殺しようとたくらんでいた。しかし、それを見破ったソルランはソルヒの身勝手な行動に激怒する。そして、ソルヒがチンムに指示を出して殺させた高句麗の刺客が、クチョンだったことをソルヒに告げた。父の死の真相にショックを受けたソルヒは毒をあおり…。
同じとき、キムンでクチョンを診察したという医師から、クチョンに連れ添っていた娘の似顔絵が提供された。それを見た武寧王は、その娘がソルランであることに驚愕し、これまでソルランが幾度となく、スベクヒャンだというヒントを出していたことを今にして思い当たり、それに気付いてやれなかったことを悔やむ。
クチョンが引き取った少年がかわいい。すっかりヨオクになついて母子のよう。前回は、ミョンノンとチンムの会話が見どころだったが、今回は、ソルランとソルヒのツーショットに注目。特に、心が壊れていくソルヒを演じるソウの狂気に注目。
■第71話
毒を飲んで倒れたソルヒは、一命こそ取り留めたものの、深い眠りから覚めると、それまでの記憶をすべて失っていた。宮廷内では、ソルヒの処刑を望む声が高まっていた。ソルランは、ソルヒを宮廷外に連れ出そうとするが、ソルランが真のスベクヒャンであることを知った武寧王に阻止される。そして王は、娘としてソルランを迎え入れる。幸せをかみしめる武寧王だったが、病が体をむしばみ、体調は優れなかった。
武寧王とともに、チェファの思い出が残る加林(カリム)の地を訪れる約束をしたソルラン。出発を前にある決意をしたソルランは、一人の女性として最後の夜をミョンノンと過ごす。
一方、ミョンノンは必死になってチンムを探し続けた。
宮廷に戻った王は、太子の戦勝祝いの宴を開き、廃位した王女の代理としてソルランにタニョンの舞を躍らせた。美しく装ったソルランは、百済の太子ミョンノンのために、百済の偉大な王である父武寧王のために、そして百済の民の幸せを願って舞い続けた。
ソルランは、ミョンノンの妹になるには太子を愛しすぎていた。自分が王女になれば、ミョンノンは太子の座を捨てるだろうと考えたソルランは宮廷を後にした。ソルランを送り出した後、王は血を吐いて倒れる。
ついに実の父娘として王とソルランが向き合う。そういえば、この二人とてもよく似ている。演技力も容姿も見事なキャスティングだ!そして、ソルランはどんな決心をするのか?ソルランからの悲しい決意の口づけをお見逃しなく。序盤の練習の時とは格段に上達したソルランのタニョンの舞が美しい。
■第72話(最終回)
ミョンノンはやっとのことでチンムを見つけ、王の危篤を知らせる。王は、トリムに「お前を憎んでいつか父の仇を取ろうと思っていたが、嫌ってはいなかった」と告げ、太子を支えてくれと頼んだ。そして、東城王の遺影の前でヘ・ネスクに「百済を繁栄させた真の功労者はお前だ。百済はお前の国だ」、と言い、「東城王殺害を唆したのもお前だろう」と。だが「すべては百済のためだった」と、感謝とミョンノンとソルランのことを頼んだ。
病状が悪化した武寧王は、ミョンノンを呼び出し、王座に就くよう告げた直後に倒れてしまう。危篤と聞いて駆けつけたチンムに抱かれながら、武寧王は息を引き取った。
ミョンノンは新王に即位し、ソルランはソルヒやトルデとともに、遠く離れた地で新たな暮らしを始めていた。少年はトルデとヨオク夫妻の養子となりコマクと名前も付けてもらう。
そんなある日、チンムがソルヒを訪ねてくる。しかし、ソルヒはチンムのことを一切覚えていなかった。だが、ソルランはチンムを「お兄様」と呼んだ。
一方、ヘ・ネスクは先代王に代わって新王に3つ目の質問をし、今もミョンノンがソルランを深く愛していることを確認し、ソルランこそがスベクヒャンだと打ち明けた。ソルランが自分の元を去らざるを得なかった事情を知ったミョンノンは…。
これまで咲くことのなかった守百香(スベクヒャン)の花が咲き、花弁が雪のように舞う中、ソルヒはチンムに名前を伝え、ソルランの前にも待ち人が…。
最後となる武寧王からの王の心得をお聴き逃しなく。新しい生活を始めたソルランたち。さて、少年にもやっとコマクという名前が付いた。そしてヨングという友達もできた。記憶力のいい視聴者なら、コマクとヨングと聞いて思い出すのでは?二人がこっそりソルヒの美しい姿を盗み見…そう、幸せだったあの頃のソルランたちの幼馴染だ。
最終回は、独り者マングにも春が訪れ、皇太后となったウネの武寧王への深い愛と優しい心根が聞ける。それにしてもミョンノンの百済王の姿は実に美しい。さすが「薯童謠-ソドンヨ-」で30代王・武王役を演じたチョ・ヒョンジェ。どうやら彼は百済に深い縁があるようだ。最後は、ソルランの優しい語りと幸せな笑顔が見られる。その笑顔の先にいるのは?
最終回まで見ごたえたっぷりの美しい、何とも後味のよい素晴らしい作品だった。多くの方にお勧めしたい一作だ。
※最終回で武寧王から聖王へ!実在の王とドラマのその後を紹介
※今回紹介した回は、2015年5月2日発売のDVD-BOX4(第82話~108話の最終話)に収録されている。
■DVD-BOXリリース情報
BOX1(第01-27話収録) 2015.2.25(水)発売
BOX2(第28-54話収録) 2015.3.04(水)発売
BOX3(第55-81話収録) 2015.4.02(木)発売
BOX4(第82-108話収録) 2015.5.02(土)発売
※ノーカット完全版108話。BS朝日は72話編集で放送。
◇BS朝日「帝王の娘 スベクヒャン」番組公式サイト
2015.01.21スタート 月~金 8:58-10:00
◇「帝王の娘 スベクヒャン」公式サイト
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】