【2017春ドラマ】多部未華子主演 NHK14日「ツバキ文具店」本屋大賞ノミネート作ドラマ化!第1話予告動画

2017年04月12日19時00分ドラマ
©NHK

2017年本屋大賞ノミネート作が早くも実写ドラマ化!鎌倉を舞台に、祖母の代書屋を継いだ主人公・鳩子(多部未華子)が紡ぐ代書(手紙)を通して、心温まる人情劇を描いた物語!NHK総合14日(金)夜10時より、ドラマ10「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」(全8話)第1話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

累計82万部突破大ペストセラー、柴咲コウ主演で映画化もされた『食堂かたつむり』(ポプラ文庫2008)でセンセーショナルなデビューを果たした作家・小川糸の最新刊『ツバキ文具店』(幻冬舎刊)が早くも実写ドラマ化された。

2017年本屋大賞にノミネートされた『ツバキ文具店』。残念ながら大賞は逃したものの(大賞受賞は恩田陸著『蜜蜂と遠雷』)、堂々第4位にランクインした。鎌倉を舞台に、主人公・鳩子(多部未華子)とご近所との心温まる交流。そして鳩子は、依頼者の思いを美しい文にしたためて代書(手紙)を書く。

代書屋というと現代ではあまり馴染みがないが、かつて庶民の識字率が低かったころ、手紙を書く専門の業者がいた。古典落語の演目に「代書屋」という噺があるのだが、この落語では依頼主の男が就活するための履歴書を代書屋に書いてもらう、というストーリー。

さすがに今の世の中で、履歴書を代筆してもらうということはないが、「ツバキ文具店」では、自分の思いをうまく文章にできない依頼主が、鳩子に代筆を依頼する。鳩子は依頼主の人となりを見て、その人の真意を汲んだ文を紡ぎ出す。

依頼主や送り先によって筆、書き方(文字質)を変え、依頼主と送り主に相応しい便せんを選んで文をしたためる。原作は鳩子の文はもちろんだが、鳩子を巡る人々との交流の描かれ方が、ハートウォーミングなのだ。近年、これほどまで心温まる文芸書はなかったのではないだろうか。

そんな素敵な原作を、多部未華子がどのように演じるのか放送開始が楽しみである。

■番宣情報
4月13日(木)午後1時05分より「ごごナマ」に多部未華子ゲスト出演。

■第1話「奇妙なお悔やみ状」あらすじ
幼いころ、母に捨てられた鳩子(多部未華子)は鎌倉で代書屋を営む祖母・カシ子(倍賞美津子)に育てられた。代書屋とは、依頼主に成り代わって手紙を書く仕事。その後継者として鳩子は幼い頃より祖母から厳しい指導を受けていた。

思春期になり、鳩子は徐々に自由な時間が欲しくなった。祖母の厳しい躾に反発した鳩子は、高校卒業後家を飛び出した。

それから8年。一度も鎌倉に帰らなかった鳩子が祖母の死をきっかけに「ツバキ文具店」に戻ってきた。もともと祖母の後など継ぐ気のなかった鳩子だが、ひょんなことから「お悔やみ状」を書いてほしいと頼まれ、引き受けざるを得なくなるのだが…。

NHK総合4月14日(金)夜10時よりドラマ10「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」(全8回)第1話を放送。原作:小川糸著『ツバキ文具店』(幻冬舎刊)。出演:多部未華子/高橋克典/上地雄輔/片瀬那奈/新津ちせ/江波杏子/奥田瑛二/倍賞美津子ほか。第1話予告動画は番組公式サイトで公開。

NHK総合4月14日スタート「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」番組公式サイト

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