「まんぷく」進駐軍の次は、別の脱税容疑の萬平!第12週:「絶対何とかなるから!」あらすじと見どころ、予告動画

2018年12月15日15時00分ドラマ
@NHK

第11週を終え、”萬平印のダネイホン”が順調に全国展開をしたかと思われたところに、またもや進駐軍!第12週は、実刑判決を受けた萬平(長谷川博己)をなんとか救おうとする福子(安藤サクラ)!罰金の工面はどうするのか?NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「絶対何とかなるから!」第12週(12月17日~12月22日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

塩作りを止めたたちばな塩業。今まで、ネット上で話題の「塩軍団」を一体なんと呼べば?という声も上がっていた。塩軍団の面々は、塩作りのためのふんどし姿から、ダネイホン作りの白衣、そしてスーツ姿へと変貌。なんとなく嬉しそうなオフショットは公式Twitterで。若い社員と共に東京へゆく神部(瀬戸康史)と、大阪に残るタカ(岸井ゆきの)の指切りげんまんも話題に!針1000本ではなく、針3000本!そんなタカの父親・忠彦(要潤)の絵が随分とすごいことに。心が反映される絵の色調が暗いものになってきている…。まだ、何年も先のことを心配している忠彦。結婚まで心がもつのか心配。第11週にきて、やっと、世良(桐谷健太)の能力発揮!宣伝の提案やバッタもの対策など。いままでネットでもさんざんだった世良の意外なほどのプロデュース力に、ネットも騒然!トレンドワードにあがっていた。

第12週からは、満を持して、菅田将暉の登場!菅田将暉の役は東京帝大出の弁護士役。大阪が舞台の「まんぷく」の主要キャストのうち、一人だけ大阪弁を使わない役。大阪出身の菅田将暉なら問題なく大阪弁を発揮できるところだが…。2013年度の下期のNHK朝ドラ「ごちそうさん」では、杏の息子役で坊主頭で出演していたこともなつかしい。第12週は、菅田将暉が安藤サクラや長谷川博己を救うことができるのかが楽しみなところ。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第11週は、塩作りを止め、ダネイホン一本で全国に勝負にでた”たちばな塩業”改め”たちばな栄養食品”は、全国展開を図り順調に進むと思われた矢先、またまた、進駐軍に捕まってしまうところまでが描かれた。

萬平(長谷川博己)たちが進駐軍から釈放されて帰ってくる。しかし喜びもつかの間、塩の専売局から取引停止の連絡が。無実になっても「たちばな塩業」の悪いイメージは払拭できない。それに、萬平たちがいない間に鉄板などは錆びついていた。立ち尽くす萬平に、福子(安藤サクラ)は「ダネイホン作りに専念すべき」と提案する。「他に競合のないダネイホンなら売れる」と考えたのだ。塩作り中止を反対していた鈴(松坂慶子)の肖像画を完成させた忠彦(要潤)。真一(大谷亮平)や萬平とともに、鈴を観音様のようだというと、鈴の機嫌はよくなる。萬平は、今までの経緯を考えるとすぐに塩作りをやめると判断できない。しかし、福子は「ダネイホンは萬平が純粋に開発したものだ」と強く言うと、萬平はダネイホン一本にすることを決意、社名も「たちばな栄養食品」とする。

ダネイホン作りに専念することにした萬平。同時に販売先の全国展開を狙う。世良(桐谷健太)は、病院相手だけではなく、一般人もターゲットにするべきと進言する。ただそのためには現状の味では難しく、もっと美味しくしないと売れない。早速、ダネイホンの改良を始めるが、すでに色んな食材を試していて、良いアイデアが浮かばない。東京に支社の設置も計画される中、行き詰まった萬平に対して、福子は食事の準備中に、昆布を使うことを思いつく。昆布には必要な栄養素があり、出汁にも使っているくらいだから味がよくあるのではないかと。昆布と使ったダネイホンの試食会が始まる。味の評判はよかった。そして、全国展開のために東京進出を決めた萬平。

東京の店舗となる物件を見つけ、真一と共に派遣する社員を選別。業務と平行して、夜間学校に通わせてあげようと、戦争中に満足な教育を受けられなかった若手メンバーを抜擢。彼らのリーダーとして神部(瀬戸康史)も。でもタカ(岸井ゆきの)と恋仲の神部は複雑な気持ち。福子は、そんな神部に、タカと結婚したいならこそ、しっかりと働いて、タカと家庭を持つのにふさわしいようにならなければいけないと諭す。

そんな中、東京進出を成功させる切り札として、世良(桐谷健太)が提案したのは宣伝放送をすることを提案してきた。世良の提案でダネイホンを売り出す宣伝広告を作ることに。それは福子がナレーションを、萬平がモデルを務める看板。収録の日、初めての経験に緊張する福子。でも緊張しながらも見事、一発OKで宣伝文句をうたったナレーションを取り終える。ところが問題は萬平。カメラを前に笑顔は引きつったまま。しまいに撮影を拒み始める。福子の励ましもあってなんとか撮影は終わり看板が出来上がる。そして、東京組は旅立ってゆく。看板やナレーションの効果もあり商品は売れ、東京の老舗デパートが扱ってくれる朗報も届く。順調な門出に、約束通り、東京支社の若手メンバーを夜間学校に通わせる。

一方、大阪に残されたタカは神部の心変わりを心配。神部はタカを慰めるため、毎晩手紙を書き続ける。忠彦は大学を勧めるが、タカは神部のことを反対されていると思い、反発する。自分自身、親の反対を押し切って結婚した克子(松下奈緒)は、そのことを後悔しているとタカに話す。もっと周りの人の賛成を得る努力をすればよかったと。そして、誠実な神部を信じるように諭す。

そんな時、ダネイホンの偽物が市場で見つかる。世良は、偽物を作っている会社に乗り込む。世良は本家本物といえるように、大学病院にラベルに推薦を書いてもいいとお墨付きをもらように提案する。出発前、福子のお腹に二人目の赤ちゃんができたことがわかる。

久しぶりに再会した東京支社のメンバーたちと今後の展望を熱く語り、希望にあふれる夜、一本の電話が。翌朝、大阪の福子にも電話が。その内容は、なんとまた萬平が進駐軍に捕まったとのこと。社員を夜間学校に通わせていた資金は給与にあたるため、その分の申告がなく、脱税容疑での逮捕だった。そして、翌日には軍事裁判にかけられ、なんと重労働4年、罰金7万円という判決がくだったのだった。

【第12週(2018/12/17-12/22)あらすじ】
■第67話(月)
脱税の容疑で進駐軍に逮捕され、実刑判決を受けた萬平(長谷川博己)。課せられたのは重労働4年と罰金7万円。妊娠4か月で、身重の福子(安藤サクラ)は萬平が収容された刑務所に向かい、罰金を工面する方法を相談するが、良い案が浮かばない。会社を諦めないといけないと嘆く萬平。状況を打開するため、法律の専門家の力が必要な中、近所の食堂で紹介されたのは…

■第68話(火)
福子が紹介された弁護士の先生を訪ねると、人見知り気味の東先生(菅田将暉)に出会う。東京帝大を首席で卒業したすごい人と聞いても、どこか頼りない東先生。おまけに資産整理はやったことがないと言いだす。しかし困惑する福子を前に、東先生は担当を直訴。まずは罰金7万円の支払い方法を考えることに。東先生は萬平の逮捕は世間への見せしめだと考え…

■第69話(水)
東先生の提案でダネイホンの販売権を売った利益で罰金7万円を支払うことに。さらに福子は4年の刑期を少しでも短くできないかと東先生に頼み込む。しかしすぐには良い方法は見つからない。そうしているうちに、東京支社を引き払う日がやってくる。福子は真一(大谷亮平)たちと共に志半ばで帰阪。すると追い打ちをかけるように財務局から連絡が…

■第70話(木)
東京財務局から課せられた罰金について、刑務所の萬平と東先生が面会して相談。2人とも不当な課税なので払う必要がないと考えるが、このままだと泉大津の会社が差し押さえられる危険が。そこで東先生が萬平の怒りを買いながら、思いもよらぬ提案をする。2人の間に走る亀裂。そして明らかになる東先生の隠された過去とは…

■第71話(金)
財務局の差し押さえを逃れるため、萬平と福子は「たちばな食品」の解散を決める。そして罰金の支払い方法を相談しに、お世話になっている大阪経済会の重鎮・三田村(橋爪功)を訪ねる。ところが福子と東先生の前に現れた三田村は病に倒れて療養中。これまでの経緯を報告すると、三田村は東先生と二人きりを望み…

■第72話(土)
財務局の罰金を支払うため、福子と東先生は三田村から紹介された会社に、ダネイホンの商標と製造方法を売り込もうとする。売却先が決まった段階で会社は解散。みんなはバラバラに。一方、財務局では「たちばな食品」に対し、差し押さえの準備を始める。福子はその前に売却先を見つけ、自らの手で「たちばな食品」の区切りを付けられるのか…

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,藤山扇治郎,橋爪功,松坂慶子,中尾明慶,松木賢三他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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