Netflixに韓国ゾンビ時代劇参上!チュ・ジフン主演「キングダム(原題)」予告動画公開中!

2019年01月27日10時00分ドラマ
出典:Netflix

近年リーガルドラマや詐欺師を主人公とした”コンゲーム(詐欺)"ジャンルが人気だが、そんな中、ホラーものも世界的に注目されている!25日Netflixにて独占配信開始した「キングダム(原題)」は、チュ・ジフン&ペ・ドゥナ&リュ・ソンリョン主演のゾンビと韓国ドラマが融合した作品!Youtubeにて予告動画が公開されている。

「キングダム(原題)」は、腐敗と飢饉に脅かされた王朝で、感染した者を化け物に変えてしまう謎の疫病がまん延し、反逆の濡れ衣を着せられた王子が民衆を救うべく、闇に潜む邪悪な力を世にさらすために旅に出るロードムービースタイルのミステリースリラー時代劇。

主演は「宮(クン)~Love in Palace」で大ブレイクしたモデル出身のチュ・ジフン。その後も「魔王」「蒼のピアニスト」などの作品で日本でも人気の俳優。映画『私は王である!』ではコミカルな演技で世宗大王になり切ったが、本作では王朝の運命を背負って民と祖国の未来を守るために危険な旅に乗り出す世子(皇太子)イ・チャン役を演じる。

イ・チャンと共に疫病を調査する女医ソビ役を「秘密の森~深い闇の向こうに~」のペ・ドゥナ。アメリカドラマ「センス8」にも出演し、海外でも活躍している演技派女優。そして権力者チェ・ハクジュを『王になった男』『7番房の奇跡』『花、香る歌』などの映画やドラマ「軍師リュ・ソンリョン~懲毖録<ジンビロク>~」に出演する名優リュ・スンリョンが演じる。

監督は『最後まで行く』(14)、『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』(16)などで知られるキム・ソンフン。脚本は日本でもリメイクされた「シグナル」のキム・ウニ作家。「ゾンビが出てくる史劇を構想する時から地上波では絶対できないと思っていた。いくら夜10時、11時に放送するとしても年齢制限があるため」といい、「Netflixの公開が決まって表現の制約に対して悩まなくても良い点がよかった」とコメントしている。

Netflixの作品はスケールが大きいと言われている通り、本作も1話あたりの製作費だけで15億~20億ウォン(約1億4500~1億9400万円)。全6話で、配信前からシーズン2も決定しており、翌月にはシーズン2の撮影が控えている。キム・ウニ作家は「シーズン2は尚州(サンジュ)から漢陽(ハニャン)まで行くロードムービー形式」としながら「説明するとすべてスポイラーになりそうなので詳しく伝えることができないが、出演陣が劇中体験する事件を通じてどう成長していくか期待してほしい」と説明。

キム監督は「このドラマの魅力は、とても東洋的で韓国らしいストーリーと、西洋から生まれたゾンビパニックの話が見事に融合している点です。きっと世界の多くの皆さんに楽しんでもらえる作品だと思います」と、語っている。

昨年12月に開催された『韓国テレビドラマコレクション2019』(キネマ旬報社刊)出版記念第二部『トークショー』にて、韓ドラのプロたちによるトークショーにて「2019年に大ヒットする韓ドラは、コレ!」と推された作品。(参照:再現レポ
韓国ドラマファンに限らずホラー、スリラー好にはたまらない魅力の一作となりそうだ。

■あらす
汚職と飢饉により混乱に陥った王国では、王の死にまつわる謎の噂が世を騒がせる中、人間がゾンビと化す不気味な疫病が流行り出す。王宮に渦巻く陰謀から民衆を救うため、世子は宿命の旅に出ることを決意する。

Youtube予告動画

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