「花郎（ファラン）」第4話ネタバレあらすじと見どころ：花郎創設とイケメンたちの蹴鞠大会｜全20話版

ウィファの企みで花郎創設成功！花郎の一員になるためにアロによるムミョンの教育が始まるが…今回はイケメンたちの蹴鞠大会も！韓国ロマンチック時代劇「花郎＜ファラン＞」（全20話）の第4話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、本作はDVDも好評発売・レンタル中で、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※以下【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介した全24話版を20話版にリライトしたものです。ネタバレなしの第4話はコチラ。



新羅王朝や実在の人物、花郎について、メイキング動画などは【「花郎」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。ネタバレあり/なしのあらすじと見どころも用意しているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト⇒相関図
ソヌ/ムミョン役：パク・ソジュン
ジディ/彡麦宗/真興王役：パク・ヒョンシク
マンムン/ソヌ役：イ・グァンス
花郎
スホ役：ミンホ（SHINee）
ハンソン役：キム・テヒョン/V（BTS/防弾少年団）
パンリュ役：ト・ジハン
ヨウル役：チョ・ユヌ
郎徒
　タンセ役：キム・ヒョンジュン
　カンソン役：チャン・セヒョン
風月堂/キム・ウィファ役：ソン・ドンイル
只召太后：キム・ジス
ほか

■第4話「蹴鞠大会」
門の前でまた意識を失くして倒れたムミョンをアロは仕方なく背負って家まで連れ帰る。一方、只召（チソ）太后の剣を受けたアンジは、王宮内で手当てを受ける。意識の戻ったアンジは、「妻の命を奪われ息子を賎民の村に置き去りにした事を許さない」と只召への恨みを口にし、投獄させられる。

ウィファの偽の呼び出し状でスホの仲間とパンリュの仲間たちが神聖な蘿井（ナジョン）（※）で騒動を起こし捕縛されてしまう。息子たちの釈放を条件に彼らは花郎のメンバーになることに。メンバーが続々と決まる中、太后はムミョンを推薦し、ウィファは彡麦宗（サメクチョン）を推薦する。
※蘿井（ナジョン）は、新羅の始祖である赫居世が誕生した神聖な場所。詳しくは時代背景①「■新羅の誕生」で。パンリュの実父パク・ホが「パンリュなしに王権は狙えない」というが、新羅は建国時に朴氏、金氏、昔氏の持ち回りで王になっていたが、17代王からは金氏の世襲制となっていた。【新羅王系図】参照。

ただ一人「只召太后の犬になるのは嫌だと、花郎になることを拒否するパンリュだったが、実父のみじめな姿に衝撃を受け、花郎となって権力をつかめという養父ヨンシルの言葉に従う（※）。ソヌと名乗ることになったムミョンも只召太后の命令書を受け取り、アロを守るために花郎となることを決意する。
※パンリュの養父パク・ヨンシルは王族の第1等級“角干（カッカン）”、実父パク・ホは王族の第3等級“迊飡（チャプチャン）”骨品制については「新羅王国」豆知識の【骨品制】で解説。

アンジはムミョンを花郎にすることを引き換えに釈放されたが、彼を逃がそうとする。しかしムミョンの強い決意を知り花郎になることを認める。一方、ジディと名乗る彡麦宗は神国（新羅）を変えたいというもう一つの本心をウィファに明かし、花郎となることを許される。

アンジはアロに命じてムミョンに文字や乗馬を習わせる。アロに文字の読み書きを教わりながら、なぜか胸の高鳴りを感じて戸惑う。乗馬の練習中、突然アロの馬が暴走。ムミョンがアロを追い、彡麦宗もあとに続く。その時、自分が失くした王の印の腕飾りをムミョンがつけていることに気づく。

そんな中、ムミョンと彡麦宗は花郎の蹴鞠の試合で、メンバーの足りないスホチームに参加することに。犬鳥の異名を持つムミョンは大活躍し、勝利をおさめる。会場の隅ではヨンシルの命を受けたドゴがムミョンを見つめていた。

脚を痛めたアロを負ぶって帰るムミョン。一方、彡麦宗はアロがムミョンに笑いかけるだけでいら立つ。

ついに花郎の任命式。市場に立ち寄ったムミョンとアロ。ところがムミョンが目を離した隙に、アロがドゴにさらわれてしまう。ムミョンが後を追い、異変に気付いた彡麦宗も後に続き…。



■見どころ
パンリュの養父ヨンシルを演じるのは独特のリズムで台詞を言うキム・チャワン。「星から来たあなた」や「僕の妻はスーパーウーマン」などではコミカルかつ優しい人物を演じ、「華政(ファジョン)」「馬医」では主人公を苦しめる憎々しい悪役を演じている。硬軟演じ分けるベテラン俳優だが歌手としても活動する。コチラで詳しく紹介している⇒キム・スヒョンの親友・チャン弁護士（キム・チャワン）紹介

どうしても花郎になりたい彡麦宗は、ウィファにその思いをどう訴えるのか？彡麦宗が考える理想の国とは「民は楽しみ、君主は苦しむ国。民は国を案じず、君主は民を案ずる国」。これをよく覚えておこう。演じたパク・ヒョンシクの花郎制服モデルのポージングもお見逃しなく。

今回の胸キュンは、時代劇にありがちだが、暴走したアロの馬の後をソヌが追うシーン。どのようにアロを助けるのか。Ara、パク・ソジュン、パク・ヒョンシクの乗馬シーンは迫力満点。
もう一つの見どころは蹴鞠の試合。蹴鞠とはサッカーとハンドボールをミックスしたような実際にあったスポーツ。「トキメキ☆成均館スキャンダル」や「太陽を抱く月」「奇皇后」などでも登場する。もっとも「花郎」の“あれ”の蹴鞠は格闘技のよう！大盛り上がりの試合経過をお楽しみに。SHINeeのミンホが演じるスホは、早くもソヌを名乗るムミョンが気に入った様子。天真爛漫で憎めないスホにも注目！

アロへときめく心、「アロを傷つけたら殺す！」というムミョンの凄みはマンムンの代わりの兄ソヌとしてなのか？それとも早くも愛なのか？一方、アロとムミョンの睦まじい様子にイラつく彡麦宗も、その気持ちが何なのか、その正体を気づかない。

◇公式サイト

【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】