テレビ東京「100日の郎君様」(全20話)第4-6話あらすじと見どころ:ウォンドク詐欺に遭う!予告動画
テレビ東京で地上波放送の「100日の郎君様」(全20話)はEXO-D.O.こと俳優ド・ギョンスが初の時代劇に挑戦した大ヒット韓国ドラマ!次週10月4日(月)からの第4話~第6話のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて2分半の予告動画が公開中だ。
※オリジナル版(全16話版)を参考に紹介しているので、あらすじや見どころが前後することもあることをご理解ください。
「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛を描いた、前代未聞の世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、韓国での評判やドラマの時代背景とモデル、豆知識や各話(ネタバレあり/なし)あらすじ、見どころ、メイキング、ファンに向けた除隊の挨拶などまとめて紹介している。
■キャスト
イ・ユル役/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O)
ユン・イソ役/ホンシム役:ナム・ジヒョン
チョン・ジェユン役:キム・ソンホ(キム・ソノ)
世子嬪キム・ソへ役:ハン・ソヒ
ほか
■第4話
ホンシムはウォンドゥク(ユル)を連れて彼の出身の村に行こうとしたが、途中で通行料を要求する男たちに邪魔をされ家に戻る。その頃宮殿では、生死不明の世子ユルを案じていら立つ王が、今回の世子暗殺事件を王妃の仕組んだことではないのか、との疑いを口にする。王妃はきっぱりとこれを否定し、ユルの異母弟ソウォン大君も母の無実を訴える。一方、左議政キム・チャオンは、総力上げて世子ユルの遺体を探させるが見つけ出すことはできずに、ユル生存の可能性を疑う。
男たちにす巻きにされ、抱き合うような形で身動きできないたウォンドクとホンシム。「転がろう」というホンシムの提案に「余は、転がりたくない。このままがいい」とウォンドク。ウォンドク役のD.O.の深い眼差しに一瞬胸キュンとなるが…さあ、二人はどのように助かるのか?爆笑の脱出劇(?)をお見逃しなく。それにしても平穏な村になぜヤクザな男たちが出没したのか?2人はなぜ、縄ではなくす巻きにされたのか?
その後も何度も出身村に行こうと誘うホンシムだが、何かと理由をつけて行こうとしないウォンドク。その上、記憶がなくても、王宮での高貴な暮らしが身についているウォンドゥクは働こうともせず、質素な家も気に入らない。市場で高価な布団を見つけ品定めを始め…。
ウォンドクと村人との会話が漫才のように滑稽。今回は役人パク・ボンウンと婚礼靴のやり取りに爆笑必至。悠然と市場を歩くウォンドクに注目。さすが品定め眼力は確か。市場で絹の服を着てクッパに舌鼓。ここで高貴なD.O.のウィンク(?)が見られるのでお見逃しなく。ホンシムが親友クンニョに言う“惻隠の情”とは「人のことを思いやれる気持ち」のこと。「華麗なる遺産」21話の「豆知識」で詳しく解説している。
両班の子供たちにいじめられている少年モックを助けたホンシムは、市場で高価な服を着て無銭飲食したウォンドクに不満と不安を募らせる。2人で帰宅すると、ウォンドクの部屋や寝具が新しくなっており、庭まで手入れされていた。金の出所が高利貸し“子母銭家”による詐欺で、30両の借金ができたと知り驚愕のホンシム。ウォンドクに激怒し、なんとしても本人に借金返済をさせようと決心する。
鎌を手に怒り心頭のホンシムが、チョゴリ(上着)の前を切ろうとするが、これは当時庶民の離婚の意思表示詳しくは「ポッサム」第8話で解説している。改めてウォンドクを品定め。果たしてその評価は?
※“子母銭家”については、【4話/16話版】で詳しく解説している。
一方、都では医女殺害事件を調べていた役人チョン・ジェユンが、チャオンの息子キム・スジに誘われ妓房に繰り出し、世子イ・ユルが行方不明だと聞き、世子失踪と医女殺害事件との関連を疑う。そして、医女殺害の凶器である矢の出所を捜すが、先回りした刺客ムヨンによって手掛かりを絶たれてしまう。
妓房。科挙に首席合格したと言われていたチャオンの息子スジが、実際には答案をすり替えて合格したと判明。時代劇特有の妓生独特の髪型が気になるが、今回妓生エウォルがジェユンに自分を思い出してもらうために髪を解くシーンがあるのでお見逃しなく。それにしても秀才のジェユンが彼女を覚えていないとは?その理由が明らかになるジェユンのセリフをお聴き逃しなく。「科挙」については朝鮮王朝豆知識「◆科挙」で解説。
一方、ホンシムは金で何でも解決する“便利屋”を開設し、さっそく仕事の依頼が入るが、ウォンドクは役立たず。そしてウォンドクは、自分が“ウォンドクでない”3つの証拠をホンシムに述べるが…。
“便利屋”にどんな仕事が持ち込まれるのか?ウォンドクがウォンドクでない陳述する証拠は…①記憶が戻った時に養父ヨン氏が名前を聞いた。②誰にも頭を下げたことがない。③ホンシムにときめかない。こ3つの屁理屈に対してホンシムの反論は?
■第5話
ホンシムはウォンドゥクに力仕事や野良仕事をさせてみるが、何ひとつまともにできない。一方、医女殺害事件を密かに調査している者がいると聞いたチャオンは、自ら世子襲撃現場のチョヌン山に出向く。チョヌ山で水を運んで倒れたウォンドゥクは、ホンシムの懸命な看病で回復する。
情けないウォンドク(D.O.)に爆笑必至。そんなウォンドクだが、このあたりから何かの拍子に世子時代の記憶がフラッシュバックする
看病疲れでうたた寝するホンシムの頬の傷に気づいたウォンドクは、それが自分に滋養のある食事を作るためにケガしたのだと知る。ウォンドゥクは山で頭が痛くなったことをホンシムに話し、記憶を取り戻すために過去の自分のことを教えてほしいと頼むが、綺麗な顔以外にウォンドクに取り柄がないことに焦るホンシムは、まじめで働き者だと吹き込み、薪割りや縄編みなどの仕事をさせるが、何一つとしてまともにできない。
医師は、矢で射られたようなウォンドクの傷が化膿しているというが、倒れたのはそれが原因ではないという。果たして病名は?そしてウォンドクが悲鳴を上げた、滋養のあるとっておきの食事に入っていた食材(?)は、山で狩りした鳥ともう一つは…?
マチルからの30両の借金に加えて役人パク・ボンウンからも甕(かめ)代を催促されたホンシムは、役場に駆け込み、ウォンドクが心神喪失で大バカだから借用証書は無効だと訴えて、借金の帳消しを狙う。だが、ウォンドク自身が「自分はまともだ」と言い出し、作戦は失敗。おまけに「そんなに金が大事なら妾になるべきだった」と言われ、怒り心頭のホンシムはウォンドクの頬をビンタ!二人の仲は険悪になってしまう。
「まともだ」と言い張るウォンドクに対して、村人たちは彼のおバカぶりをなんと陳述するのか?ウォンドクとホンシムを二人っきりにするため養父ヨン氏は、に烽燧(のろし)台に出かけるが、“烽燧台”については、【5話/16話版】で詳しく解説している。
一方、チョヌ山で世子イ・ユル(D.O.)を捜していた重臣キム・チャオン一行は、川辺で遺体を発見する。自らその遺体を確認したキム・チャオンは、それが世子だと都の王に報告することに。邪魔者がいなくなったと喜ぶ王妃は勢力拡大に動き始め、世子嬪は世子との始まりから不幸だった結婚を憂う。
世子の悲報を伝え聞いた世子嬪ソヘの回想で、世子がチャオンを嫌い、その娘である自分をどれほど毛嫌いしていたのかが分かる。ソヘもまたクーデターの被害者のひとりかもしれない。
医女殺害事件を調査するチョ・ジェユンは、手掛かりを握る唯一の証人を殺害したのが真犯人だと確信するが、犯人を名乗る男が自首してくる。騙されたふりをして男を投獄し、急いで都のモジョン橋へ。その日は十五夜。橋で佇むホンシムと再会する。ホンシムにいいところを見せようと、彼女が兄と再会できるようにと灯籠流しをするが…。ジェユンの優しさを感じたホンシムは、なぜ自分に良くしてくれるのかと尋ね、ジェユンは自分が顔面消失症だと告白し、なぜかホンシムの顔だけははっきり分かったと打ち明ける。この再会で2人の間は急速に縮まるが、ジェユンの失態で騒ぎになり、ホンシムは感謝と、もう橋にはいかないと手紙を残して立ち去る。
蓮の形をした灯籠が美しい。果たして灯籠は無事に流れたのか?そしてそこに書かれてある願いとは?
ホンシムがいなくなったと心配して捜し回るウォンドクだったが、何とパク・ソンドの60歳の祝宴を手伝いに屋敷へ。ホンシムを見つけほっとするが、2人はまた喧嘩。その時、手伝いの女が粗相をして罰せられそうになり、見かねたホンシムがかばう。すると、パク・ソンドがホンシムをいやらしい目で見て手を握らせろといい、仕方なく従おうとするホンシムの腕をウォンドクが掴み「一歩たりとも動くな。私の許可なく」と引き寄せる。そしてパクが詠った詩を笑い、みごとな漢詩と知識で嫌味を言う。憤怒するパクだが、急報が入り宴は中止となる。帰路、ホンシムへの怒りが嫉妬だと認めたウォンドクは、「私以外の男のために口紅も塗るな」と言い、詩の詠める自分は大ばか者ではないと言う。
パク・ソンドが言った“綱常罪”とは、儒教的道徳観を逸脱した大罪のこと。詳しくは「馬医」23話で解説している。ピンチのウォンドクを救った急報とは?そして今回は愛の告白とも取れるウォンドクのセリフに注目。また「口紅」トークでは指の動きに胸キュン必至。ところで、宴のシーンで姿を見せる「雲が描いた月明り」のアン・セハ。果たしてどんな役回りか?
■第6話
キム・チャオンの一行が川で見つけた遺体は、世子と服を交換した護衛のものだった。キム・チャオンはムヨンを内密に呼び寄せ、死体が世子ではなかったと、暗殺に失敗したムヨンに刀を向け、今度こそ必ず世子を殺害してその首を持ってくるよう命じる。
またもや騒ぎを起こしたウォンドクだったが、村の女たちはウォンドクの言動の男らしさにすっかりのぼせ上がり、ホンシムも悪い気はしない。さらに字が読めると確認でき、新たな金儲けの仕事を考えつき、ウォンドクも思わぬ商才を発揮する。
さあ、ホンシムが考えついた職業とは?この場面でウォンドクが本の一節を読む。かつてどちらが先に好きになった問題でもめる。
ムヨンは、重臣キム・チャオンからの命令で世子を捜しにホンシムの住む村にやってくる。そのころ、ウォンドクとホンシムは、市場通りで高利貸しマチルと鉢合わせしそうになり狭い場所に身を寄せて隠れる。するとウォンドクは突然不快になり、それが記憶が戻ったせいだと勘違い。ホンシムを待たせてマチルの後を追いかけ、返済ができないならホンシムを身売りするというマチルに…。
一方、戻ってこないウォンドクを探しに出たホンシムは、兄らしい男(ムヨン)とすれ違い、追いかける。間違いなく兄だと確信したホンシムは、なぜ会いに来なかったのかと涙で問いただす。「会いたかった」と妹を抱きしめ、やるべきことが終わったら必ず会いに来ると言い残して立ち去るムヨン。その様子を目撃したウォンドゥクは、ホンシムに好きな男がいるのだと勘違いする。
ムヨンが兄かどうかを確かめるために、ホンシムは何をするのか?その方法がいかにもお転婆イソらしい。立ち去ろうとする兄を泣き顔で引き留めるホンシム。演じたナム・ジヒョンの演技のうまさが際立つ。ウォンドクの“不快”はどうやら“胸キュン”のことらしい。「お前の体を記憶している」この言葉はどこで聞けるのか?そんなウォンドクはマチルに何をいうのか?
通りに世子死亡のお触れが貼りだされる。兄を想い落ち込むホンシム。そんなホンシムが気になって仕方がないウォンドク。その夜、親友(?)グドルからはホンシムに他に男はいないと聞くも、疑いは晴れない。グドルに教わった女心を射止める方法を試すが、あえなく失敗。
宮殿では世子付きのヤン内官が世子の遺体と対面する。キム・チャオン一派は別人とわからぬように細工をしていたが、ヤン内官はあることに気づく。だが、投獄されてしまい、キム・チャオンから取り調べの場ではすべての問いに「中殿(王妃)」と答えるよう命じられる。ヤン内官は遺体が世子ではないと、チャオンに打ち明け、自殺に見せかけて殺害されてしまう。またもや人を殺めてしまったチャオンは、すべてが相手知らずの子を身ごもった世子嬪である娘ソヘのせいだと、子の父を聞き出そうとするが、ソヘは頑として口を割らない。一方、王妃は世子殺害の容疑が掛からぬように、世子嬪を呪った呪符を回収しようと躍起になる。チョン・ジェユンは、世子の死の真相を探ろうとヤン内官に面会に行くが、すでに死亡した後だった。
◇テレビ東京「100日の郎君様」ページ
2021年9月29日スタート 月-金8:15-9:11
◇Youtube「100日の郎君様」予告動画
【作品詳細】【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】