チ・チャンウク主演最新韓ドラ「あなたが願いを言えば」8月10日より放送開始!あらすじ、キャラクター、予告動画紹介!

2022年08月02日15時00分ドラマ
©KBS

チ・チャンウク主演の最新ドラマ「あなたが願いを言えば」が8月10日より韓国KBSにて放送開始予定だ。今回は本作品のあらすじやキャラクター、予告動画など紹介したい。

「あなたが願いを言えば」は、生きる意欲を失ったまま生きる主人公が、あることをきっかけにホスピス病院で人々の最後の願いを聞き入れることになり繰り広げられるヒーリングドラマだ。本作品は、末期ガン患者たちの最後の願いを聞き入れてあげるオランダの実在する財団からヒントを得てつくられたという。「謗法〜運命を変える方法〜」のキム・ヨンワン監督が演出を手がけた。



主人公ユン・ギョレ役を演じるのは、チ・チャンウク。これまで「あやしいパートナー」「奇皇后」「ヒーラー~最高の恋人~」「THE K2~キミだけを守りたい~」など様々な作品に出演してきた。前作、Netflixオリジナル韓国ドラマとしては初のミュージカル・ファンタジー作品「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」では廃墟となった遊園地に暮らすミステリアスな魔術師リウルを演じ好評だったが、本作では孤児院、少年院そして刑務所を転々として育ち、生きる意欲も失ったユン・ギョレ役を演じる。人生を諦めたような彼が、ホスピス病院で患者たちの願いを聞き入れながら自身の傷も癒され、再び一生懸命生きてみようと踏ん張っていく姿が描かれる。

続いて、ソン・ドンイルは本作では、ホスピス病院で願いを聞き入れる「チームジーニー」のリーダーであり、ユン・ギョレの人生に大きく影響を与えるカン・テシク役として登場する。ソン・ドンイルといえば「応答せよ1994」など応答せよシリーズで親しみやすい元気なお父さんを演じたかと思えば、「トラップ 最も残酷な愛」のようにハードな作品で刑事役、「謗法〜運命を変える方法〜」で主人公と対立する国内最大IT企業の会長役と、作品毎にガラッと印象が変わる。本作で演じるカン・テシクは熱意あふれ、何かとお節介を焼く人物だというが、応答せよシリーズのような元気なお父さんタイプなのか?もっと落ち着いた男性役か?おそらくユン・ギョレに大きく影響を与えたように、我々視聴者の心にも印象強く残るようなキャラクターであることには間違いないだろう。

チェ・スヨンはホスピス病院の看護師ソ・ヨンジュ役を演じる。健康・活気・生気のアイコンとして病院内で最も活気あふれ光のような存在だ。スヨンは「それでも僕らは走り続ける」「ザ・プロファイラー〜見た通りに話せ〜」等これまでも女優として多くの作品に出演してきたが、スヨンといえば少女時代のメンバー。8月にデビュー15周年記念でアルバムをリリース予定であり、事務所が異なる中8人という完全体で活動するビッグイベントが控えているのだ。それにあわせてか、少女時代の演技ラインとも呼ばれるメンバー達が次々とドラマ出演するため現在ファンは大忙し。先日放送スタートしたドラマ 「ビッグマウス」でイ・ジョンソクの妻役にユナが出演中、ソヒョンはKBS水木ドラマ「ジンクスの恋人」にナ・イヌと出演中(6月15日〜8月4日最終回予定)、またユリがチョン・イルと出演する「グッドジョブ」が放送を控えている。
このような一種のお祭り騒ぎもあり、普段から新作ドラマを欠かさずチェックするドラマファン層だけでなく、少女時代ファンをはじめとしたKPOPファンも大注目しているためか、放送開始前だが通常以上に盛り上がっているように見える。(実際にファンのブログを見ると「あー忙しい忙しい」と言いながらドラマ情報を必死で追っている)

因みに本作品は、かつては家族で共に見て会話のきっかけとなっていたテレビという媒体が、いつの間にか各自の趣向の違いでそうでなくなってしまったのが残念であり、本作品は家族誰もが一緒に見れたらという願いを込めて作られたという。人生の最期に直面した人々をテーマに扱うということで、元気でハッピー!!といったテンションではないが、じんわりと心が温まり幸せを感じられるドラマになることだろう。雰囲気は、現在公開されている予告動画でも伝わって来るためいくつか紹介していきたい。


まず予告動画第一弾ではチ・チャンウク演じるユン・ギョレが幼い頃から辛い人生を送ってきたことが伝わる、見ているだけで何とも切なくなるシーンが登場する。チェ・スヨン演じるソ・ヨンジュから「これまで生きてきて一度でも幸せだったことはありますか?」と聞かれ「そんなこと一度もなかったけど」と答えるギョレ。そして「自分はなんでこんなになってしまったんだ?」と嘆きつつも、「自分も他の人みたいに一度だけでも平凡に生きてみようじゃないか」と、何かがきっかけで生きる意欲を取り戻し、再び挑戦するようなセリフ。正にドラマのストーリーを端的に表しており、どのような展開が繰り広げられるのか?ギョレがどうやって成長していくのか、共に見守りたくなるような予告動画だ。



予告映像第二弾では「見たかった、言いたかった、叶えたかった私たちの最後のプレゼント」「我々が叶えて差し上げます」という字幕と共に、「どんな奇跡を望みますか?」「私たちが誰だというんですか?チームジーニーじゃないですか!願い界のアベンジャーズ」と語るソン・ドンイル。皆で陽気にダンスする姿、キラキラした笑顔が見られ、ホスピス病院での温かなワンシーンが描かれている。そしてチ・チャンウクの「死は全てを終わらせるものではない」という最後の一言も、これだけでジーンとしてしまいそうな、深いセリフだ。ドラマではこのような名台詞が多く登場しそうだ。



続いて先日公開された動画第三弾ではギョレとヨンジュの2人の関係にフォーカスが当てられている。「若干おかしな女vs本当におかしな男」として2人が激しく対立していて、スヨンの飛び蹴りにはびっくりしてしまう!かと思えば、2人のロマンスが生まれる瞬間(?)も描かれており、少しずつ2人の距離が近づいていることが伝わって来る。チ・チャンウクの「愛してる」と何ともぎこちないセリフまわし、こんな大根演技(の演技)が見れるなんて貴重な映像だろう。ただ単に悲しい切ない内容だけでなく、こんなちょっとお茶目なシーンもあるとなると、見所満載な予感がする。

予告動画をみた視聴者たちからは、「心温まるドラマになりそうだ」「側にいた大切な人を失った経験をしたからか、ドラマを見ながら自分の感情も少し癒されたらと思います」「涙も鼻水も流しながら見ることになりそう」など既に期待の声が寄せられている。



最後に公式ホームページの企画意図を一部抜粋(要約)してご紹介。
昔からからドラマというものは三世代が一緒に集まって、あるいは親子が共に見た媒体であった。 だが、いつからか三世代は言うまでもなく、親子でドラマを共に見なくなった。それぞれ見たいドラマが違うからだ。親は子供が見るドラマが残忍だったり幼稚だったり、そして子供は親が見るドラマが退屈で。
だからこそ、愛する人達が共に集まって見ることができるドラマを書いてみたかった。たとえ今の社会は性別間・世代間の亀裂で疲弊していても、ブラウン管の中だけは自然と共にできるような。(中略)このドラマがきっかけで親や子供に話しかけて、彼らの考えを尋ねることができたらと思う。


「あなたが願いを言えば」8月10日より、韓国KBSにて毎週水木午後9:50放送予定だ。

KBS公式サイト

■作品紹介
制作国 : 韓国 制作年 : 2022年
スタッフ : 監督:キム・ヨンワン
脚本:チョ・リョンス
原題:당신이소원을말하면(タンシニソウォヌルマラミョン)

■キャスト
ユン・ギョレ役:チ・チャンウク
カン・テシク役:ソン・ドンイル
ソ・ヨンジュ役:チェ・スヨン
ハ・ジュンギョン役:ウォン・ジアン


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