BS-TBS「ヘチ 王座への道」第16-20話あらすじ:悪の痕跡~黒い災い2
血まみれのイ・タンが王の前に現れた!BS-TBSで放送の「ヘチ 王座への道」(全24話)は、チョン・イル主演の韓国ドラマ!2023年5月8日(月)からの第16話~第20話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が公開中だ。
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「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。
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【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物紹介、キャストの魅力、その他各話のあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介しているのでぜひ、視聴の参考にしてほしい。
■キャスト
延礽君・李昑/朝鮮21代王英祖役:チョン・イル
ヨジ役:Ara(コ・アラ)
パク・ムンス役:クォン・ユル
パク・フン、イ・ギョンヨン、チョン・ムンソン、ハン・サンジン 他
ほか
■第16話「悪の痕跡」⇒16話ネタバレあらすじ
王宮で兵を殺害し、血にまみれた姿のイ・タンが王、景宗(キョンジョン)の前に現れる。イ・タンを捕らえに駆けつけたイ・グムに、イ・タンは「お前を道連れにする」と不敵な笑みを浮かべる。司憲府(サホンブ)のウィ・ビョンジュも捕らえられ、それぞれ取り調べを受ける。イ・グムは取調室にいるイ・タンに、かつて弟イ・フォンを殺した罪を認めるように迫る。一方、タルムンはイ・タンの恋人になっていたユニョンをかくまう。
イ・フォンは、ノ・ヨンハクが演じたイ・グムの亡き弟のヨルリョン君。実在の延齢君がモデル。「粛宗に寵愛された延齢君は王位後継第一候補だった?」で詳しく紹介している。Ara扮するヨジの出番が相変わらずない。ヒロイン不在をチョホンが「司憲府の仕事で揚洲に行っている」と説明している。父王が自分でなく弟を後継ぎと考えていたことを知りながら王座に就いた景宗はどれほど苦しかったことか。それでも誤解も解けて、イ・タンも流刑され、イ・グムによる代理聴政が始まり、景宗も肩の荷を下ろしたはずが…また、とんでもない出来事が!
この回の詳しいあらすじ・見どころ、豆知識:花無十日紅、権不十年は16話詳細で。
■第17話「悲しい使命」⇒17話ネタバレあらすじ
王、景宗(キョンジョン)が突然、原因不明の病に倒れた。イ・グムは、イ・タンが捕らえられる前に、景宗の煎じ薬に毒を盛るよう仕組んでいたと疑い、宮中の薬を使わないよう命じる。そして、国中の医者を集めるよう命じた。だが朝廷では、イ・グムが病状の重い景宗に宮中の薬を禁じたのは、病を治す意志がないからだと重臣たちが疑い始める。パク・ムンスは景宗が倒れた原因を探るため、イ・タンの流刑地に向かう。
コ・アラ/Araがついに復帰!ベテラン俳優のソン・ビョンホ扮する無礼極まりないチョ・テグの言動に、イ・グムが必死で怒りを抑える姿を、チョン・イルが玉座の肘を握る手で表現する。ムンスたちが3カ所に分かれての再調査で事件の真相は究明できた。だが証拠がない。ただ一人証明できるのは実行犯。そしてその実行犯と接点を持つのは…。今回は、暗闇に紛れてウィ・ビョンジュを訪ねてきた男に注目しよう。果たしてこの人物は何者なのか?
この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は17話詳細で。
■第18話「君主の資格」⇒18話ネタバレあらすじ
王、景宗(キョンジョン)が亡くなった。イ・グムが王に即位するはずだが、少論(ソロン)派の意見が分裂していた。イ・グムを支持する重臣のイ・グァンジャ側に対し、重臣チョ・テグは、イ・グムが適切な処置をさせずに景宗を死なせたとして即位に反対していた。老論(ノロン)派のミン・ジノンは、どちらを支持すべきか思案する。そして、景宗の命を救えなかったイ・グムも、自分には王になる資格がないのではと考えていた。
卑賎な血を引くことが負い目でもあり、イ・グムの原動力でもあったが、景宗の死が、イ・グムを弱気にさせてしまった。そんなイ・グムにイ・グァンジャはどんな選択を迫ったのか?そして、長く険しい王座へやっとたどり着いたイ・グムに、グァンジャたちは何を決意し、何を伝えたのか?
今回は、王座空白の6日間の攻防の裏で、タルムンの後悔、ムンスのヨジへの想いなど、ひそかなロマンスも感じさせるのでお見落としなく。チョッピリロマンスも感じさせるムンスだが、やはり兄貴と慕うイ・グムとのブロマンスも見逃せない。王になったイ・グムにムンスはどんな激励の言葉を伝えるのか?そして後半、どんな手紙を残すのか?涙腺崩壊覚悟で視聴されたい。
この回の詳しいあらすじと見どころは18話詳細あらすじで解説している。
■第19話「黒い災い」⇒19話ネタバレあらすじ
国王に即位した英祖(ヨンジョ)ことイ・グム。即位してすぐに地方で原因不明の病が発生し、すでに都まで広がり始めていた。イ・グムはその広がりの早さに疑問を感じながらも、重臣たちを集めて指示を出す。貧しい民を治療する施設にも次々と患者が運び込まれ、その数は増えるばかりで、人々は不安を募らせる。そんななか、イ・タンが流刑地から逃亡したという知らせを受けたイ・グムは、謎の病への関与を疑う。
“初動が大切だと素早く的確な指示を出すイ・グム。諺文とはハングルの旧称。ハングルは15世紀の第4代王・世宗によって創成されたが、公示文や公文書に使われることになったのは、450年もあと、19世紀第26代・高宗の時代。英祖の時代ももちろん公式文書は全て漢文だった。ハングルに続いて活版印刷も登場。どちらも偉大な第4代王・世宗の偉業だ。イ・インジャは南人派。ところで、タルムンの気がかりは他にもある。ユニョンの行方だが、次回どこかでユニョンが登場するのでお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは19話詳細あらすじで解説している。
■第20話「黒い災い2」⇒20話ネタバレあらすじ
国王、英祖(ヨンジョ)ことイ・グムは、謎の病に苦しむ大勢の民がいる場所へ自ら出向き、病を治す手立てを必ず見つけると約束する。イ・グムは今回の病の症状が、少し前に地方で発生した病と同じだと知り、そのときに効果があった薬を使うよう命じる。イ・グムはこの騒動の裏には何者かによる陰謀が潜んでいるとにらむ。一方、謀反をたくらむイ・インジャは、イ・グムに不満を持つ少論(ソロン)派の一部の重臣たちと接触する。
今回一番の見どころは、謎の病に苦しむ大勢の民がいる場所(活人署)での民に向けたイ・グムの言動。大判のハンカチご用意の上、ご視聴を!
イ・グムの的確な対応と分析に、ミン・ジノンとチョ・テグも感服。今回は、イ・グムとパク・ムンス、ミン・ジノンとチョ・テグ。2世代の男の友情も、今回最大の見どころ。さて、本作中盤では出番の少なかったAra扮するアロ。最終回に向けて露出も増えてくる。今回は、表情一つでイ・グムの悩みを見抜くヨジにも注目。ヨジがイ・グムを守るような事態にならないように願うばかりだが…。
※この回の詳しいあらすじと見どころと豆知識:清州については20話詳細あらすじで解説している。
原題:해치(ヘチ)
◇BS-TBS「ヘチ 王座への道」番組サイト
2022年9月5日スタート 月~金12:59-13:55
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】