最高視聴率12.6%!「ザ・トラベルナース」第3話で“静”中井貴一がセクハラ患者を痛烈に撃退!ネタバレと第4話あらすじと予告

2022年11月04日11時36分ドラマ
(C)テレビ朝日

11月3日(木)「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日、夜9時)第3話で“歩”岡田将生が患者から訴訟される最悪のピンチに…!第4話で“治らなくてもいいから手術がしたい”患者役で岸本加世子がゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「ザ・トラベルナース」は、優れた資格を持った2人のフリーランス看護師が主人公の医療サスペンス。NP(=ナース・プラクティショナー)を持つやり手ナース・那須田歩(岡田将生)と、圧倒的スキルを持つミステリアスなベテランナース・九鬼静(中井貴一)が、パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、《新時代のナイチンゲール・コンビ》として反発しながらも手を取り合い、患者のみならず医療従事者や自分自身をも救っていく。



11月3日に放送された第3話の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯別)は12.6%を記録し、第1話の11.9%を0.7ポイント上回る、番組最高記録を更新した。

第3話では、セクハラ&パワハラを繰り返すモンスターペイシェント三雲によって、次々にトラブルが発生。心優しい若手看護師・向坂麻美(恒松祐里)は退職届を提出し、歩は訴訟される事態に…。そんな仲間のピンチを救ったのは、今回も謎のスーパーナース・静だった。”人を治すのが看護師”だという静は、「貴方の、その腐った性根を治して差し上げたいだけです。」と、三雲に飲酒による骨折と看護師へのセクハラの証拠をつきつけて、尊大な患者を改心させた。

どうやらこのドラマは、トラベルナースの力量をみせるものではなく、謎のナース・静が、医者でも患者でも「病んでいる人」を治し、未熟な看護師たちを成長させていくというストーリーだということがわかってきた。患者や医者を脅迫し、平気でウソをつく静の暗躍は、ちょっと不気味だが、次に何が起きるのか予想もつかせずワクワクさせられる。

何を考えているのかまったくわからなず闇も深い静ではあるが、「患者さんはみんな天使ですから。そもそもモンスターなんていません。人は変われるもの、…人生は変わっていくんです」というセリフは、静がめざす理想の病院を語っているように思える。また、感情の起伏はなくとも、静の患者に対する真摯な態度は安心でき、エンゼルケア(逝去時ケア)の所作の美しさ、そして優しい声かけも話題に。

次週11月10日に放送される第4話では、外科医師・郡司真都(菜々緒)が、「患者さんから逃げようとする医者は、ただのバカドクターです」と静からダメ出しを受ける。これまでほかの医者に比べ、静から信頼を寄せられていたように思える郡司なのだが…。

次回の患者は岸本佳代子演じる、末期の大腸がん患者の四方田和子。病院中にお菓子を配り、愛想よく挨拶してまわる和子だが、彼女のがんは根治手術ができないほど進行していたため、医師たちは緩和ケアに特化したした病院へ移転すべきと判断する。しかし、和子は治らなくても良いからと手術を強く希望して…。

■前回:第3話 あらすじ
深夜の「天乃総合メディカルセンター」に、大学生の三上礼(荒木飛羽)が救急搬送されてきた。礼は半年前、同院で筋線維芽細胞腫の手術を受け、未来への希望を胸に退院したが、非情にもここへ来て再発してしまったのだ。礼はふたたび入院し、治療に専念することに。以前から彼と親しくしていた担当看護師・向坂麻美(恒松祐里)は、我が事のように胸を痛めながらも、懸命に励ます。だがその一方で、彼女はことあるごとに看護師としての技量不足を自覚し、すっかり自信を失っていた。

礼と同じ大部屋に、不摂生から生活習慣病を併発した会社経営者・三雲大悟(村杉蝉之介)が入室してくる。個室を希望していた三雲は病院の対応に不満たらたら、さらにセクハラ&パワハラ三昧で看護師たちを困らせるモンスターペイシェントだった。見兼ねたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)が三雲を厳しく注意すると、病院にクレームが入って大問題に…。謎のスーパーナース・九鬼静(中井貴一)は、歩の未熟さをとがめ、自分の感情くらいコントロールできなければならないと言い聞かせる。

さらにトラブルは続き、なぜか深夜に一人で廊下を歩いていた三雲が転倒して骨折。畳み掛けるように、彼氏に二股をかけられていたショックで不注意になっていた麻美が、謝って睡眠導入剤入りの点滴を投与してしまう。度重なる病院側の失態に、三雲の妻・弓枝(杉田かおる)は激怒。なんと怒りの矛先は病院だけでなく、歯に衣着せぬ物言いの歩個人にも向けられ、歩を訴えると言い出した。

麻美は“命の現場で絶対にあってはならないミス”を犯してしまったことに責任を感じ、看護部長の愛川(寺島しのぶ)に退職届を提出する。「感情も制御ではない馬鹿ナース。…のみならず、リスクヘッジもできないクソガキです。まさに自業自得…」と静に未熟さを指摘された歩は、自分に非があったこともしぶしぶと認め、三雲に謝罪しようと病室に行くと、三雲は静に屋上へ連れ出されたところだった。

静は三雲に、彼がこれまで行ってきたセクハラとパワハラの音声をつきつける。さらに、深夜に飲酒して自ら転倒した映像と、看護師たちへのセクハラ動画を見せていると…妻の弓枝が現れ、夫のセクハラ動画に大激怒。三雲は歩と病院への訴えを取り下げ、弓枝も「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げて退院していった。

静に頼まれてセクハラ動画を撮影していたのは、映画製作を手掛けている礼だった。礼は向坂の存在が何よりの薬だと言い、彼女を辞任させないために盗撮に協力していたのだ。看護部長は向坂の退職届を破棄し、歩もおとがめなしに。

■次回:第4話 あらすじ
郡司真都(菜々緒)は目上の医師たちから見下され、担当患者の治療方針変更すら相談ひとつなく変えられてしまう日々…。自分では何も決断できず、歩からも指示の遅さを指摘されてしまう。そんな折、末期の大腸がん患者・四方田和子(岸本加世子)が入院してきた。彼女のがんは根治手術が難しいほど進行しており、医師たちは即座に、和子を緩和ケアに特化した病院へ移すべきだと判断する。だが、担当医師の古谷亘(吉田ウーロン太)から和子本人に伝えるよう命じられた真都は、内心納得が行かず、頭を悩ませることに。彼女の心模様を察した静は、そっと寄り添おうとするのだが…。

まもなく真都は歩の同席のもと、和子に病院の意向を伝える。ところが、当の和子は手術を強く希望。返答に窮する真都を尻目に、歩が「検討する余地はあると思います」とキッパリ即答したことで、背中を押された和子は「治らなくてもいいから、手術してください」と涙ながらに懇願する。だが、病院側が一度決定したことを、そう簡単に覆すわけがない。そんな中、歩は四方田に啓介(元之介)という息子がいること、そして彼女が手術を希望する“本当の理由”を知る。

テレビ朝日 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は10月20日スタート。主題歌:DISH//「五明後日(ごあさって)」/出演:岡田将生、中井貴一、菜々緒、松平健、寺島しのぶ、柳葉敏郎、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、泉澤祐希、古田ウーロン太、前原瑞樹、池谷のぶえ ほか/第4話ゲスト出演:岸本加世子 元之介/ナレーション:遠藤憲一。番組公式Twitterアカウントは「@the_travelnurse」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
◇Twitter公式アカウント @the_travelnurse
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