「財閥家の末息子」第15話:ソン・ジュンギを殺したのはソン・ジュンギ!?視聴率25%を突破!ネタバレと見どころ

2022年12月25日14時00分ドラマ
画像出典:JTBC「재벌집 막내아들」公式サイトより

24日(土)に放送されたJTBC金土日ドラマ「財閥家の末息子」では、決して回避できない運命に巻き込まれるソン・ジュンギの姿が描かれた。ふたたび死の淵に立たされた主人公ドジュンの前にあらわれたのは、かつての自分ヒョヌだった…。昨夜放送された第15話は、クリスマスイブにもかかわらず25%という驚異の視聴率を叩き出し、自己最高記録を更新。気になる第15話のあらすじと見どころを紹介していこう。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。

■キャストキャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク


■第15話あらすじ
カード大乱によって多額の負債を抱えることとなったスニャンカード。そんななか、スニャンカードの正常化に向けた協議会が開かれる。ミラクルインベストメントの代表として話し合いに参加したドジュンは、政府に個人ワークアウト制度の導入を要求。これは社会的信用を失った者たちの債務を清算して、新たな再出発を支援する制度だった。その代わり、現在危機に見舞われているスニャンカードに加え、デヨンカードも買収し、その債権をすべてミラクルが返済するとドジュン。こうして2社の負債をすべて清算したドジュンは、叔父ヨンギへ譲渡される予定だったスニャン物産の株式までもを死守したのだった。

故チン・ヤンチョルの一周忌を迎え追悼式が行われるなか、何も知らないヨンギはスニャンカードの不渡りを今か今かと待ちわびていた。スニャンカードが不渡りを出せば、担保となっていたスニャン物産の株が自らの手元に入るからだ。息子のソンジュンもまた、父ヨンギの会長就任を確信する。家族代表の挨拶の順番を待つヨンギのもとへ、あらわれたのはドジュン。するとドジュンはスニャンカードの負債がすべて返済されたこと、そして自分がスニャン物産の大株主になったことを伝えた。実はドジュンはソンジュンに利用されたのちに捨てられたヤンチョルの秘書、ハンジェを味方につけていたのだ。スニャンカードの負債返済で死守した株式に加え、ハンジェが持つスニャン物産の株式まで手に入れていたドジュン。この知らせを受け、ソンジュンは父ヨンギの無能さに怒りをあらわにする。

一方、法務部長官に任命されたファヨンの夫チャンジェは、透明な政治文化を目指すと明かし、大統領選における違法献金疑惑について徹底的に捜査すると発表した。すると、大統領候補へ高額の選挙資金を伝達した疑いで、緊急逮捕されてしまうドジュン。担当検事は他でもない、ミニョンだった。取調室で顔を合わせたミニョンは、「結局また会ったわね、担当検事と被疑者として」と一言。同じ頃、ドジュンの遂行秘書であるインソクもまた、検察の取調べに応じる。違法献金の疑いでドジュンを逮捕したものの、ミニョンはそれが罠かもしれないと考えていた。しかし、その罠を仕掛けたのが別の第三者なのか、それともドジュンなのか、いまいち確信が持てないミニョン。

そんななか、新たな展開が。なんとドンギの秘書ペク・ドンミン(カン・ギルウ)が自ら違法献金に関与したとし、検察に出頭したのだ。ドンミンの供述によって、選挙資金の伝達がドジュンではなくドンギの指示であったことが明らかになる。実はこれらはすべて、最初からドジュンの策略だった。ドンギの娘イェジュンに匿名でドンミンの横領疑惑をリークしたドジュンは、主に見放されたドンミンを使って、これまでドンギが犯した不正について暴露させたのだ。窮地に立たされたドンギだったが、このまま黙っているわけもなく…。

その後、ドンギは兄のヨンギが妻ジョンレの実家の金を使って、スニャン物産の株式を違法に買い占めていたことを告発するのだった。一連の出来事がすべてドジュンの計画だと考えたミニョンは、「そうまでしてスニャンの経営権を手に入れたかったの?承継のためなら違法だろうが脱法だろうが、関係ないと?」と憤る。そんなミニョンに対し、「いや、俺は絶対にそんな財閥としては生きられないという意味だ」とドジュン。そしてドジュンは、改めてミニョンにヨリを戻そうと告白した。

ドジュンの緊急逮捕から始まった捜査は、いつしかスニャングループの裏金問題にまで飛び火した。どこかで線を引かなければならないと考えたヨンギは、息子ソンジュンに白羽の矢を立てる。もちろんこれに納得がいかないソンジュンは、マスコミの前ですべての責任が父ヨンギにあると暴露。これにより、父子間での激しい戦いの幕が切って落とされた。一方、ドジュンは祖父ヤンチョルから相続した遺産をすべて寄付し、世間の関心を集めた。さらにスニャン物産の大株主となったドジュンは、株主総会で次期会長に選任される。

こうしてついにスニャンを手に入れたドジュンだったが、今は亡き祖父の前で、果たして復讐は成功したのだろうかと疑問に思う。「確かなのは今この瞬間、あなたに会いたいということです」と告げ、その場を後にするドジュン。そんななか、オリンピックで重量挙げのチャン・ミラン選手が銀メダルを獲得したと知ったミニョンは、ドジュンが言っていた通り運命を信じることにする。ミニョンに会いに車を走らせるドジュンだったが、そこで道路わきに停まる一台のトラックを発見。しばらく待つことにするも、次の瞬間、後ろから猛スピードで走ってきた別のトラックに追突されてしまう。

意識が朦朧とするなか、ドジュンが目にしたのは、自分たちの車に近づいてくるユン・ヒョヌ(ソン・ジュンギ扮)の姿だった…。

■見どころ・感想
衝撃のエンディング!ドジュンを死に追いやったのは、なんとヒョヌだった…?

昨夜の放送では、ヤンチョルの息子ヨンギとドンギ、そして孫のソンジュンを相手に、華麗な争奪戦を繰り広げる主人公の姿が描かれた。前回のラストで長男のヨンギにカード大乱によって被害を被った人々を救う気が一切ないと知ったドジュンは、自らスニャンカードを買収し、その負債を全額返済。さらにその条件として政府に対策を要求したドジュンの活躍によって、人々は九死に一生を得たのだった。その中には、ヒョヌの父親の姿もあった。

その後、ドンギの策略によって一度は違法献金の疑いをかけられてしまうドジュンだったが、それもまたすべて彼のシナリオ通りだという。自らの逮捕で検察の気を引くことに成功したドジュンは、つづいてドンギ、そしてヨンギへと攻撃の手を伸ばした。さらにヤンチョルから受け取った遺産を全額寄付するなど、人々の関心と人気を集めることに成功したドジュン。順風満帆に見えたドジュンだったが、やはり運命は変えられないのだろうか。

事故によってドジュンを殺そうとしたのは他でもない、ヒョヌだった。果たしてドジュンは、このまま死を迎えてしまうのか。そしてヒョヌがなぜ、スニャン家の末息子の死に関わることになってしまったのか。さまざまな疑問を残しながら終了した第15話は、視聴率25%を記録し、自己最高視聴率を更新した。(ニールセンコリア、全国調べ)

「財閥家の末息子」最終回は今夜、韓国JTBCで放送される。気になる最新情報は番組HPで公開中だ。なお、最終回の予告は公開されていない。

Jtbc番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】