BS12「トンイ」第13-18話あらすじ:期待に応えて~驚きの証言
3度目のピンチも粛宗に救われたトンイ!一方彼女とファン・ジュシク、ヨンダルと町で楽しく過ごした夜のことは粛宗(スクチョン)の胸に楽しい思い出として深く胸に刻み込まれる。BS12 トウエルビで放送の「トンイ」第13話~第18話のあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「トンイ」(全 60 話)は、最下層の身分から朝鮮王朝第 19 代王・粛宗の側室となり、後の第 21 代王・英祖の生母となったトンイ(淑嬪 崔氏スクビン チェシ)の一代記。朝鮮王朝の最も派閥闘争の激しかった時代を背景に、粛宗を巡るロマンス、女性同士の権力争い、そして英祖の成長過程を交えながらドラマチックに描く。
【「トンイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介しているので視聴の参考にされたい。
■第13話「期待に応えて」⇒ネタバレあらすじと場面写真
監察府(カムチャルブ)の試験で不合格になったのを口実に追い出されそうになるトンイ。しかしチョン尚宮(サングン)や仁顯(イニョン)王妃の助けもあって再試験は実現し、粛宗(スクチョン)に勉強を手伝ってもらったトンイは見事試験に合格する。チャ・チョンスがただ者ではないと怯えるヨンダルは、彼の荷物を調べ、剣契(コムゲ)の鉢巻きを見つける。それをヨンダルから見せられたトンイは持っていたのが捕盗庁(ポドチョン)の仵作人(オジャギン)だと聞いて捜しに行き、仵作人(オジャギン)の名がチャ・チョンスであることを知る。
監察府の尚宮たちが動いたのに、トンイの後見人ともいえるオクチョンは動かなかった。その理由が、いかにも先見の明のあるオクチョンらしい判断。その理由をどうぞお聴き逃しのないように。今回、粛宗が換局(政権交代)をしようとするが、実際の粛宗の治世でも政治論争が尽きなく、一日として静かな日はなかったという。そこで、粛宗は、政策的には15代王の光海君の後を引き継ぎ、朝廷内では、さまざまな党派争いで弱くなった王権を回復するために、党派の力を弱める目的で重要官僚を入れ替える「換局」を3度も行った。詳しくはコチラ⇒「トンイ」の舞台、19代粛宗は絶対君主の最後の強い王!年表と地図で朝鮮王朝を知る
■第14話「密輸商人」⇒ネタバレあらすじと場面写真
チャ・チョンスを捜すトンイは、チャン・ヒジェの手下に襲われるが、チャ・チョンスに助けられ6年ぶりの再会を果たす。清国の使節団がやってくるが、その中の朝鮮人キム・ユンダルが密輸をしている疑いがあり、女官の関与の可能性もあったため監察府(カムチャルブ)の女官は使節団が滞在する慕華(モファ)館で潜入捜査を行うことになる。トンイは潜入先で謎の暗号を見つけるが、使節団に気づかれて逃げる。そのとき粛宗(スクチョン)に出くわしたトンイはついに彼が「王様」だと知る。
じっと待っていればチョンスに会えたところ、せっかちなトンイのためにまたもやトラブルに巻き込まれてしまうトンイ。今回は、じっとしていないトンイのおかげで、6年ぶりの感動の再会が見られるのでお楽しみに。
今回注目してほしいシーンは、粛宗がオクチョンにトンイのことを話すシーン。“豊山(犬)”といって眼を輝かせながらトンイについて話す粛宗を見つめるオクチョンの鋭い視線をお見逃しなく。女の感は鋭い。賢いオクチョンは粛宗の心の奥底を本人よりも先に悟ったかもしれない。
■第15話「あの方が王様…」⇒ネタバレあらすじと場面写真
トンイは粛宗(スクチョン)からこれまでと同じように接してくれと言われ戸惑う。トンイが解いた暗号から隠された大量の銃が見つかり、密輸の証拠をつかんだソ・ヨンギはキム・ユンダルを捕らえに行くが、彼は自害したと聞かされる。清国大使は粛宗(スクチョン)にキム・ユンダルが濡れ衣を着せられた悔しさから自害したと伝え、真相究明のためにトンイの引き渡しを求める。事態を知ったチャ・チョンスはトンイを連れて都から逃げようとするが、トンイは自ら清国大使のもとへ出向く。
ついに粛宗の正体がバレる。慌てふためくトンイをからかいながらある願い事をする粛宗。聞き様によっては恋の告白ともとれる大事な台詞。果たして粛宗は何と言ったのか?お聴き逃しのないように。また清国からトンイを差し出せという要求に、粛宗がどう対処するか?今後の粛宗とトンイの関係を占う大事なシーンなのでこちらもお見逃しのないように。今回は、トンイの並々ならぬ監察宮女としての才能も描かれる。
■第16話「嫉妬」⇒ネタバレあらすじと場面写真
清国大使のもとに出向いたトンイは、死体がキム・ユンダルのものではなかったことを話し、3日で本人を見つけることを約束して解放される。チャン尚宮(サングン)は粛宗(スクチョン)がトンイのために兵を出そうとしていることに驚く。キム・ユンダルの死を偽装し逃がそうとしていたチャン・ヒジェはチャ・チョンスに江華島までの案内を頼む。トンイを呼んで話す粛宗(スクチョン)の姿を見たチャン尚宮(サングン)は嫉妬し、それを知った粛宗(スクチョン)は宴を開いてチャン尚宮(サングン)を側室に任命する。
めでたく一件落着となったが、トンイの無事を一番喜んだのは粛宗かもしれない。トンイを呼び寄せて叱責する場面をお見逃しなく。まるで、外泊した妹を叱る弱腰の兄のような粛宗。そして粛宗は、自分ではなくソ従事官を先に頼ったことにいちゃもんをつける。楽しそうにじゃれあう粛宗とトンイの姿を見たオクチョンは、柄にもなくやきもちを焼くのだった。そんなオクチョンを気遣う粛宗は、盛大な宴を開いてやり、ここで重大な発表をする。果たしてその発表とは?
■第17話「疑惑の煎じ薬」⇒ネタバレあらすじと場面写真
チャン尚宮(サングン)は粛宗(スクチョン)の子を身ごもり淑媛(スグォン)の位を与えられ、さらに王子を出産し禧嬪(ヒビン)の位を得る。トンイは監察府(カムチャルブ)で務めに励みながら、蝶の鍵飾りを捜し続けている。オ・テソクたちはチャン禧嬪(ヒビン)の子を世継ぎにと願うが、病床にある明聖大妃(ミョンソンテビ)がそれを許そうとしない。明聖大妃(ミョンソンテビ)の煎じ薬が怪しいという投書が仁顯(イニョン)王妃に届き、チョン尚宮(サングン)はトンイとチョンイムと共に極秘に調べる。煎じ薬に問題は見つからないが、さらに明聖大妃(ミョンソンテビ)が危篤となり、トンイは毒に詳しいチャ・チョンスの助けを借り調べを進める。
今回、気になるのは夜に資料室で勉強をしているトンイの元に突然、粛宗が現れるシーン。お土産まで持参して、トンイとの会話を楽しもうとする粛宗に、トンイは何かとそっけない。他者の目を気にして早く帰れと言う。気分を害する粛宗だが、どうにもトンイには強く出られない。そんな粛宗の態度は「惚れた弱み」に見えなくもない。トンイから側室や懐妊の言葉がでるたびにバツの悪そうな表情をするのも気になるところだ。
■第18話「驚きの証言」⇒ネタバレあらすじと場面写真
医官と会うのをトンイに見られたヨンソンはチャン・ヒジェの指示で大妃(テビ)に煎じ薬を届けさせたことをチャン禧嬪(ヒビン)に打ち明ける。驚いたチャン禧嬪(ヒビン)はチャン・ヒジェを責めるが、汚い手を使わねば夢はかなえられないのだと説得され、トンイを呼んで煎じ薬は大妃(テビ)を亡き者にするためでなく王子のために命じたものだと言い含めようとするが、トンイは信じない。大妃(テビ)の病を自分のせいのように思い苦しむ粛宗(スクチョン)はトンイに出会い慰められ、粛宗(スクチョン)の苦しみを見たトンイは真相を明らかにしなくてはと思う。
ホ医官は捕らえられ、直接尋問するという粛宗の前で、ホ医官はとんでもないことを話し出す。果たしてホ医官は何を言い出すのか?お聴き逃しなく。
◇BS12「トンイ」番組サイト
2023年9月27日スタート 水・木16:00~18:00(2話連続放送)
◇YouTube予告動画
【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】