テレビ大阪「赤い袖先」第16-20話あらすじ:“サン”ジュノ(2PM)、ついに王になる!
窮地に陥るサンを今度もドギムがサンを助ける!ジュノ(2PM)×イ・セヨン共演のラブ史劇「赤い袖先」(全27話)がテレビ大阪でも放送中!明日10月26日からの第16話~第20話のあらすじと見どころを紹介、日本公式サイトとYoutubeで日本版トレーラーが公開中だ。
「赤い袖先」は、王が愛した宮女との恋と成長の物語が全く新しいアプローチで描いたロマンス史劇。【「赤い袖先」を2倍楽しむ】では、全27話版ネタバレあらすじや時代背景、実在人物の紹介、ドラマ「イ・サン」との徹底比較などまとめている。
本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン』を原作に、「仮面の王 イ・ソン」脚本家が執筆を担当。これまでドラマや映画で何度も描かれた「イ・サン」の物語を、ジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇った話題作。韓国で初回の視聴率5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は 17.4%を記録!アジア中に空前の“袖先”シンドロームを巻き起こし、2021年のMBC演技大賞でジュノとイ・セヨンの最優秀演技賞、ベストカップル賞をはじめ全部で8冠を獲得した。
■キャスト⇒押さえておくべきキャストと登場人物13名
イ・サン役:イ・ジュノ(2PM)
ソン・ドギム役:イ・セヨン
ホン・ドンノ役:カン・フン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン
ほか
■第16話
王宮の宴会で、王の前にケジャン(蟹)と柿が出される。このふたつは先王景宗が毒殺された時に使われたと言われ、当時英祖が犯人だと疑われた事から宮中では禁じられた食品だった。サンが準備した事にして陥れようと企てた提調尚宮チョ氏。サンは宴会の主催者である自分の責任だと答える。怒った英祖は熱されたこてを手にサンの方に歩き出し、東宮殿から一歩も外に出るなと命じる。宴での事件を聞きつけたドギムはサンの火傷を心配してドンノに薬を渡すがドンロがそれをサンに伝える事はなかった。一方、広寒宮から救出されたパク尚宮は、サンの王位に関する重大な文書の存在を語る。
英祖は生母が賤しい身分だからと期待をかけられず不遇の幼少時代を送るも、先代王景宗がケジャンと生柿を食べてこの世を去った後、当時宮廷を牛耳っていた老論派と呼ばれる派閥の後押しで即位した経緯がある。宮中での派閥争いやそれに合わせて待遇が変わり死に追いやられた他の王族の姿を見て、勢力に翻弄されてきた英祖のバックグラウンドも知るとイ・ドクファ演じる英祖の発言や行動も違った観点が生まれてくるのではないだろうか。この回の詳しいあらすじと見どころは第16話(全27話)ネタバレ
■第17話
日、月、五、峯。この4文字を頼りにドギムは、サンの即位を約束した『金縢之詞』の隠し場所に気づく。そのことを伝えようと王宮に急ぐドギム。英祖に呼ばれたサンは、ドギムの言葉を聞く暇もなく、「心配するな」と言い残して去る。王妃のもとに駆けつけたドギムは、どうか王の御前でサンを守ってくれと王妃に頭を下げるが…。
宴の事件の罰を論じる為に開かれた朝会に呼ばれたサン。認知症が進んだ英祖は、サンを思悼世子と勘違いしていた。異変に気づいたサンは涙し、これまで英祖を恨んでいたが、病気の祖父を孤独にするべきではなかったと謝罪し、信じて欲しいと懇願する。英祖は自分の病状に言葉を失ってしまう。
第9話で登場して視聴者の目を釘付けにしたジュノの入浴シーン。この際に着替えているドギムの背中に見えた「明」の文字の謎が遂に明かされた。英祖と思悼世子の間で交わされた一種の確約書である金縢之詞は政敵に度々狙われるサンの身を救ってくれると信じて奔走するドギムだが、今回もサンが実の祖父に刀を向けられるという息を呑む展開だ。サンの王位継承を約束した金縢之詞というミステリアスな文章の登場に伝説の秘宝探しのようなワクワク感を与えてくれた前回から続き、遂に金縢之詞が発見された。この時、即座に王位をサンに譲った英祖の心の中には認知症が進んでいる事への危機感のほかにも、自らが死に追いやってしまった息子への後悔や償いの気持ちも感じ取れる。 この回の詳しいあらすじと見どころは第17話ネタバレ(全27話版)で。
■第18話
王となり慌ただしい一日を終えたサンを待ちわびていたドギム。そこにサンが現れ、火傷の心配をするドクイムを見つめ、再び想いを伝えようと口を開くが、心に秘める事にする。英祖は堤調尚宮を呼び出し、過去に彼女を捨てた事を詫びた英祖は遠く離れた地で安らかに暮らして欲しいと恩赦を与えるが、私から与えられてばかりでなく、最後に心から涙が欲しいと言って、止める英祖の目の前で自害する。そして、病状が悪化した英祖はそばで看病していたサンに王として、祖父としてふたつの遺言を遺し、自らが死に追いやった息子・思悼世子を思い浮かべながらサンに看取られこの世を去った。
英祖の崩御、そして計画失敗の責任を取った提調尚宮チョ氏の自害は視聴者を驚かせた。直前の英祖との会話では老いて宮から追い出される宮女としての運命から逃れる為に当時冷遇されていた英祖に近づいたのに裏切られたと長年胸に秘めてきた愛憎を明かし、彼女の陰謀の原動力となっていたのはただの愛情のもつれではなく、宮女の儚い運命を象徴する人物だった事が窺える。そしてサンが朝鮮22代王・正祖となったこの回では、ファワン翁主と養子フギョムとの血縁関係はないものの、互いを思いやる母子の関係にも注目してほしい。。この回の詳しいあらすじと見どころは第18話(全27話版)で。
■第19話
3年後、王となったサンは国を治めるのに忙しい日々を送っていた。ドクイムはサンが宮中の政敵を排斥する事について論じている姿に衝撃を受けるが、その夜、サンは変わらずにそばで支えてくれるドクイムに側室になって欲しいと頼むが、ドギムは返答をしない。サンの暗殺を狙って逆徒が襲いかかるが失敗。逆徒の捜索が始まり、宮女たちからも逮捕者が出る。ドギムの先輩ウォレも捕えられ、面会に行ったドギムに、「誰からも好かれるドギムの性格は、王宮では得にならない」と言葉を最後に遺す。ウォレの刑死後、元気を失ったドギムを励まそうと初めから彼女が勝つように賭けを提案するサン。得意の石投げで勝ったドギムは英祖の崩御と共に王宮から出された仲良しのボギョンを宮中に戻して欲しいと頼み、戻ってきたボギョンを見て喜ぶ。サンもまたそんなドギムの笑顔に幸せを感じていた。
王位を継いでドギムに求婚する展開に二人が遂に結ばれるのかと期待していた視聴者も多いと思うが、結局ドギムは首を縦には振らず、サンも政治的な思惑で別の女性を側室として迎え入れざるを得ない状況となってしまった。求婚に応じさえしていれば想いが通じ合えるはずなのに、頑なにサンの求婚を拒むドギムの姿をもどかしく感じている視聴者も多いのではないだろうか。これについては次回のドギムの告白に注目。サンが内禁衛将となり最近結婚したばかりのデホ(オ・デファン)に助言を求めるが、弱い姿を見せて同情心を誘うべきだと豪語するデホの言葉にピンとこない。そんな二人を逆賊が襲った。この回の詳しいあらすじと見どころは第19話ネタバレ(全27話)で。
■第20話
すでに大妃と母・恵嬪ホン氏には意中の人、都承旨となったドンノの妹があった。ドギムを望むサンはそれを拒否するが、恵嬪はドギムに側室になることを頼んだが、断られたと告げる。母の口からドンノの妹を側室として迎え入れると決めた事を知り、更にドギムが側室にならないかという母の提案をドギムが断っていたと知り深く悲しむ。サンは元嬪ホン氏として後宮に上がったドンノの妹の元で、夜を過ごすことになるが…。サンがドンノの妹夜を過ごすと聞いたドギムはサンの帰りを待ち、そのまま眠ってしまうが目を覚ますとそこにはサンの姿。困惑しながらもサンがドンノの妹と夜を明かさなかった事にほっとするドギム。その後、ドンノは自分の知らないサンのもう一つのある計画をデホが聞かされていたことに不安を感じる。
書庫にドギムを呼び出したサンは求婚の返事を直接ではなく母から聞かされた事を怒るが、ドギムがサンを他の女性と共有したくないと正直な気持ちを伝え、自分自身の為に側室になる提案を断ったと明かすと何も言えなくなってしまう。側室でドンノの妹として登場するのは実在したウォンビン ホン氏だ。史実でも12歳で側室となり、1年後に病気で亡くなったとされている。詳しくは第20話ネタバレ(全27話)で。
◇テレビ大阪「赤い袖先」番組サイト
2023年10月4日スタート 月-金9:30~10:30
◇公式サイト
◇トレーラー
【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】