NHK「御史とジョイ」第2話“蝶”あらすじ・見どころ:テギョン初の暗行御史出頭!キム・ヘユンの離婚は?

2023年12月03日21時00分ドラマ
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失踪中のパク御史が殺害されたと知ったイオン(テギョン)は捜査に乗り出す!NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で12月10日放送の第2話のあらすじと見どころを紹介、約2分の見どころムービーはNHK番組サイトで視聴できる。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

●第1話と第2話をBSフジて見逃し再放送する⇒スケジュール



「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。

■キャストキャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン(テギョン/2PM)
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか

※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。

■第2話「蝶(ちょう)」
派遣先の忠清道に着いたイオン(テギョン)と従者のユクチル(ミン・ジヌン)、クパル(パク・ガンソプ)は運ばれる遺体に馬牌がぶら下がっているのをみて遺体が失踪中のパク御史だと推測する。

真相を探るべく、イオンたちは役所で「司憲府のオ様と親せき」と身分を偽り地方役人の郡守(ソン・ジョンホ)を訪ねる。吏房(チョ・ヒボン)は郡守に3人の対応を任せて帳簿を探しに行くが、家の中ではジョイが遺品整理をしながら涙を流しており、家に入ることもできず、ジョイを捜しに来た義母(ナム・ミジョン)と共に帰る。

※司憲府(サホンブ):法規定と役人の腐敗などを監視監督する官庁。

その頃、領議政パク・スンの庶子で窃盗団の首謀者パク・テソ(イ・ジェギュン)は鉱石から銀の抽出に成功する。これで外国から、朝鮮を覆すほどの武器を大量に買い付けることが目的だった。そこに海運判官(チャ・ヨプ)が、帳簿を取り返すのに失敗して女=ボリを殺してしまったと聞くや海運判官をレンガで殴り、何人殺そうが構わないので必ず帳簿を取り戻せと恫喝する。

※領議政(ヨンイジョン):行政の最高官庁・議政府のトップ。現在の首相。

イオンたちは郡守の様子から死んだ御史と女ボリに関係があると考え証拠を求めてボリの家へ。遺品を燃やしていたジョイは、燃える大人の本の間から帳簿のような冊子を見つけ取り出す。訪ねてきたイオンたちに、自分の離婚の訴訟書を書いてくれることを条件に、死んだボリが妹のような存在で、裁判の証人になる約束をしていたのに現れなかったと話す。妊婦の身で険しい渓谷に出かけること自体不自然と考えたイオンは、遺品について問い、全て燃やしたと答えたジョイに腹を立て家を辞する。

イオンは遺体は忠清道に派遣された御史パク・ムギョンで殺害されたと確信し、ユクチルに死んだ御史の足取りを調べさせ、この事件が片づけば予定通り美食探訪をすると約束する。イオンは御史の遺体を焼こうとする者を止め、暗行御史だと名乗ったうえで今後は自分が処理すると告げる。そしてクパルに駅站へで兵を連れてくるよう指示する。

※駅站(ヨクチャム):公務のために馬や兵を提供する機関。地方の観察をする暗行御史はここで馬牌を見せて兵や馬を調達する。詳細はこちら

一方焼け残った帳簿に役所の印が押されていること気づいたジョイは、郡守の元に駆け付けて「役所の物を見つけた」と話し、自分の離婚を認めてくれれば帳簿を渡すと約束を取り付ける。

裁判当日、郡守は約束通りに判決を下し、後は判決文に押印するだけとなったとき、役所の門が開いて「暗行御史出頭!」の掛け声とともに兵を押し寄せ、御史イオンが姿を見せる。

イオンを見て驚く郡守は屋根の上に自分を狙う者がいると気づき、汚職と悪政を敷いたのは自分だと自白する。そして早く漢陽に移送してほしいと願う。だが御史イオンは「私が追求したいのは殺人だ」と告げ、「前御史はケファ村の税殻と兵糧の調査中に報告書を送った後失踪した。その御史の遺体を見つけたのに遺棄を命じたのは何故だ」と聞く。郡守はあくまでの遺体が御史だと知らなかったと言いはるが、郡守の嘘を証言する者もあらわれ、「汚職がバレるのを怖れて、証拠を消すために漕運船を沈めたが遺体が海岸に上がったから遺棄を命じたのだろう」と推論を語り、郡守を投獄させる。

役所は立ち入り禁止となり焦るジョイは御史が下男パンドゥギだと気づき無礼を謝罪する。判決文を破り捨てた義母がジョイを連れて行こうとするのを止めたイオンは、御史の権限で離婚を認める。夫ノ・チュハン(チュ・ジンス)の服を挟みで切って離婚の印と共にジョイに離婚許可の書と共に渡した。



■見どころ・感想・など
御史とジョイ御史とジョイまるで水戸の黄門様と助さん、格さんのような3人組だが、こちらは主従関係が曖昧(笑)で時にはイオンがユクチルとクパルから遣り込められる場面もあるのが楽しい。今回はイオンが下男パンドゥギに成りすますが、やたら態度がでかいのも笑える。

また今回2人目の遺体がパク御史だと気づいたのは馬牌のお陰。イオンの馬牌と比べて刻印されている馬の数が違うが、これは官吏の等級の違い。馬の数が多いほど位が高い。馬牌について詳しくは暗行御史と馬牌で解説している。
で解説している。

離婚の理由を「少なくとも今より幸せになりたい」と話すジョイ。そんな彼女は気が強く手が早い。祖母にも打たれたことにないイオンがビシバシやられるのが愉快だ。険悪な二人にいつロマンスが芽生えるのか?
離婚成立した後、服の一部を切ってジョイに渡すが、当時両班たちの離婚は難しかったが、庶民間では意外に離婚も多く、上着の前裾(まえすそ)を切って、それを相手に離婚の意思として与え、相手がそれを受け取れば離婚成立となった。

原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

NHK「御史ジョイ」番組サイト
 2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00

トレーラー
公式サイト

kandoratop【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】