イ・ビョンフン監督作品第5弾はイ・ソジン主演「イ・サン」、4月5日よりスタート決定|BS日テレ
BS日テレ(月~金曜17:00-18:58、2話連続)でアジアの至宝、イ・ビョンフン監督の全演出作8作品を一挙放送中!第4弾の「薯童謠/ソドンヨ」が最終回に向けて暗いマックを迎えているが、その後4月5日からは第5弾の「イ・サン」を放送する。
昨年10月2日から始まった「イ・ビョンフン監督全8作品一挙放送」は、1999年~2000年に韓国で放送された「ホジュン 宮廷医官への道」から始まり、2001年「商道 サンド」、2003年「宮廷女官チャングムの誓い」、2005年の作品で唯一のSBS作品「薯童謠 ソドンヨ」、そして4月からスタートの「イ・サン」は2005年の作品。この後は2010年の「トンイ」、2012年「馬医」、そして2016年の「オクニョ 運命の女(ひと)」で全8作となる。
イ監督の8作品は、三国時代を舞台にした「薯童謠」以外は、すべて朝鮮時代を舞台にしている。その中で「イ・サン」は18世紀後半、500年の王朝史においてもっとも波乱万丈、紆余曲折の人生を送った王であり、進んだ考えを持ち、民主的な手で皆を包容した賢君、第22代王・正祖(チョンジョ)、イ・サンの物語。その劇的な人生や挫折、成功や後悔、輝かしい実績や切ない愛と友情をドラマチックに描く。
⇒[ドラマの年表(朝鮮王朝時代)]
主人公のサンを演じたのは名優イ・ソジン。意外に彼の時代劇ドラマはイ・サン:イ・ソジン 「チェオクの剣」 「階伯〔ケベク〕」 と意外と少ない。にも拘わらず、彼の気品ある演技と所作で史劇俳優としても高い人気だ。生涯の友であり最愛の人のソン・ソンヨンには2023年「ヒップタッチの女王」でのコメディ演技が評判だったハン・ジミン、同じく生涯の友であり忠臣のパク・テスをイ・ジョンス役にはイ・ジョンス。それぞれ子役にはパク・チビン、イ・ハンナ、クォン・オミンが担当している。
他にも祖父である第21代王・英祖(ヨンジョ)をイ・スンジェ、サンの右腕で側近のホン・グギョンをハン・サンジンが演じる。
本作は2007年の作品で、既に何度もテレビ放送、サブスクでの配信などされている作品だけに何度も視聴したドラマファンも多い本作。
本作を視聴していない方でも2022年にイ・ジュノ(2PM)とイ・セヨンが共演した「赤い袖先」を通して正祖とその時代をご存知の方も多いはず。
全77話と長編の本作。事実とフィクションを絡めた「イ・サン」で当時の時代背景と人間イ・サンをじっくり楽しんでほしい。
【「イ・サン」を2倍楽しむ】では、当時の時代背景や党派、全話のネタバレ(あり、なし)あらすじや見どころ、キャストの魅力や、正史に残る登場人物、イ・ビョンフン監督インタビューなど紹介している。また「赤い袖先」と比べた記事もあるので参考にされたい。
■あらすじ
サンが 11 歳のとき、王位継承者であった父は、何者かの陰謀により謀反の濡れ衣を着せられ、サンの祖父である第 21 代王・英祖(ヨンジョ)によって死に至らしめられる。 父を救えなかった無念、また最後に父が残した「聖君になれ」という言葉を胸に抱き、王位継承者となったサンは、民を大切にする賢君である祖父・英祖から、王としての哲学や手腕を学ぶ。一方で、サンの父を陥れた黒幕とその一派は朝廷内にはびこり、今度はサンの廃位や暗殺を企むのだった。しかし、陰謀や策略が渦巻く中にあっても、幼い頃に友情で結ばれたソンヨンとテス、頭脳明晰な側近ホン・グギョンなど周囲の人びとに支えられ、幾多の困難を乗り越えていく。
■キャスト
イ・サン:イ・ソジン 「チェオクの剣」 「階伯〔ケベク〕」
ソン・ソンヨン:ハン・ジミン 「宮廷女官チャングムの誓い」 「屋根部屋のプリンス」
パク・テス : イ・ジョンス「百済の王 クンチョゴワン」「大王の夢」
英祖(ヨンジョ): イ・スンジェ「善徳女王」 「馬医」
■スタッフ
演出:イ・ビョンフン、キム・グノン
脚本:キム・イヨン
音楽: イム・セヒョン
◇BS日テレ「イ・サン」ページ
2024年4月5日スタート 月-金 17:00~18:58 2話連続
◇Youtube「MBC Classic」日本語字幕なし
【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】