「科捜研の女Season24」第2話:沢口靖子と西尾まりが小池徹平を唸らせる“幻のラーメン”を再現、ネタバレと第3話予告
沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女 Season24」第2話が 7月10日(水)に放送された。ネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。次回7月17日に放送される第3話のゲストは、山田愛奈、山本圭祐、尾美としのり。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「科捜研の女」は、沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く科学捜査ミステリー。
7月10日に放送された第2話では、君嶋が大ファンだったラーメン店「さくもと」の味を復活させるプロジェクトを担っていた食品加工会社社員が階段から突き落とされて死亡する事件が発生。
相手の過去の記憶や生い立ちに寄り添うことで“思い出の料理”をよみがえらせる初美と、科学的な分析で味覚を再現しようとするマリコ、当初は対立するかにみえた2人だったが…。マリコは事件解決のために事件の鍵を握る“「さくもと」の味”再現するため、“思い出の味料理人”に協力を依頼することに。強力なタッグを組んだ2人は、君嶋を満足させる本物の幻のラーメンの見事に再現し、真犯人を自白に導くことができた。
一方、新メンバーの会計係・加瀬は、科学捜査についての初歩的な質問だけでなく、一番疑わしい人物を“犯人”と予想する役割も担っているようだ。今回も早々に前科のある“あかぞら食堂”の店主・初美が犯人と断定。しかし、最後の最後でその予想は外れることに…。次回7月17日に放送される第3話では、加瀬は山田愛奈演じる市長の娘・千沙都が犯人ではないかと推理する。果たしてその推理は的中するのか?次回を楽しみに待ちたい。
■第2話 ネタバレあらすじ
食品加工会社社員・門脇卓(真丸)の遺体が公園の石段の下で見つかり、榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーは臨場。所持していたはずのスマートフォンが見当たらなかったことから、事件性を疑った捜査一課刑事・土門薫(内藤剛志)たちは捜査を開始する。
門脇の同僚・杉川志織(折目真穂)の話になると、彼は誰かを蹴落としてでも成果を上げたい人物だという。事件の夜、門脇は“あかぞら食堂”という飲食店に寄ると言いのこして退社したことが判明、食堂を訪ねたマリコたちは店主の新倉初美(西尾まり)が“もう一度食べたい思い出の料理”を再現するサービスを行っていることを知る。
門脇は、昨年閉店した人気ラーメン店「さくもと」の味をカップ麺として復活させるプロジェクトを手がけており、初美はそのラーメン店の味の再現を頼まれていたという。しかし、初美は事件の夜、門脇が店に顔を出したかよく覚えていないと曖昧な証言しか語らない。
門脇の胃の内容物から“あかぞら食堂”の刺身定食を食べたと予想するが、防犯カメラ映像の解析で、森脇は違う店で海鮮丼を食べていたことがわかる。
その矢先、初美が20年前に、言い寄って来た職場の上司を歩道橋の上から突き飛ばし、傷害罪で逮捕された前科があることが発覚する。門脇のスーツに付着した油脂成分が、初美が使っているハンドクリームと一致し、さらに、日野所長(斉藤暁)の調べで、スーツについた指紋も初美の可能性が高まった。会計係・加瀬淳平(加藤諒)は、初美が森脇を殺害したのではないか推理する。
再度“あかぞら食堂”を尋ねると、初美を“思い出料理人”として雑誌連載をスタートさせた編集者・成瀬若葉(小西桜子)が打合せにやってきた。きけば、最初に初美に“思い出の味”を再現してもらったのは、若葉だという。
門脇が「さくもと」の息子・佐久本航平(大下ヒロト)に商品の監修を頼んでいたことが判明し、土門と「さくもと」の大ファンだった君嶋(小池徹平)が、航平が営むラーメン店を訪れる。君嶋はそこで提供されているラーメンがどこか「さくもと」のものとは違うと言い、航平本人もそれを認めた。生前、父・真一(篠塚勝)からは“隠し味”を教えてもらえて貰うことはできなかったという。
その後、門脇と航平が「さくもと」の商品化で揉めていたことが判明。さらに、若葉が門脇の恋人だったことも明らかになった。航平は若葉が“ストーカー気質のある恋人”だと証言するが、実は門脇のほうが若葉を束縛し、DVもおこなっていたことがわかる。
若葉は門脇から逃げるためには、彼を殺すしかないと考えたこともあったとマリコに話し、それを思いとどまったのは初美に止められたからだと告げる。人に寄り添える初美が人を殺すはずがないと若葉は初美をかばう。
被害者のスーツに指紋がついていたことから、警察で取り調べる初美。スーツに指紋はついていたものの、それが犯行を裏付けるものでないこと、初美にはアリバイがあったことも調査済みだったマリコは、初美に「若葉さんが犯人ではありません」と、犯行時刻に若葉にもアリバイがあったことを告げる。
すると初美はホッとする。初美は門脇が倒れているのを発見し、髪ゴムと長い髪の毛が落ちているのをみかけて、若葉が犯人だと思い込んでしまい、森脇の背中にわざと自分の指紋を付着させたのだ。実は、若葉は養子に出された初美の娘だった。
初美が持ち去っていた遺留品から犯人を絞り込んだ科捜研メンバー。マリコは初美に「さくもと」の“思い出の味”の再現を依頼する。科捜研総出で「さくもと」で使われていた寸胴から“酒粕”を見つけ出し、初美が元常連客たちからリサーチした情報を元に、「さくもと」のラーメンの再現に成功する。
ラーメンを試食した航平は、完璧に再現されたそれに驚く。そして、真一が息子に“隠し味”を教えなかったのは、息子には息子の味を作っていってほしいという親心だったことを知らされる。
門脇を階段から突き落とした犯人は航平だった。「さくもと」のラーメンを店になかった商品まで売り出そうとしていた門脇と口論となり、思わず突き落としてしまったのだ。
■第3話 あらすじ
階段を駆け下りようとした女性がよろけて転落する場面に遭遇したマリコは、彼女から甘い匂いが漂うのを感じ取ったほか、「ぼろの中に…」とつぶやくのを耳にする。彼女は一命をとりとめたが、意識は戻らず、予断を許さない状況が続いていた。翌日、城南市職員・紅林治彦(山本圭祐)の絞殺遺体が廃工場で見つかった。臨場したマリコは、遺体から、前日に助けた女性と同じ甘い匂いがすることに気づく。
まもなくマリコが助けた女性は城南市長・長峰志郎(尾美としのり)の娘で、市役所の“ファシリティマネジメント部”に勤務する千沙都(山田愛奈)と判明。なんと、死亡した紅林の部下だったこともわかる。どうしても匂いが気になったマリコが臭気分析を実施すると、2人は“ある有毒ガス”を浴びた可能性が浮上する。2人はいったいどこで有毒ガスにさらされたというのか?そして「ぼろの中に」とはどういう意味なのか?捜査を進めるマリコに長峰市長が突然、「見せたいものがある」と声をかけてくるが…。
「科捜研の女 season24」は、テレビ朝日系にて7月3日(水)21時放送スタート。/主題歌:ビッケブランカ「白夜」(avex trax)/出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰、加藤諒、鈴木福 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。番組公式Instagramアカウントは「@kasouken_women 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇テレビ朝日「科捜研の女 season24」番組公式サイト
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