「科捜研の女Season24」第5話“パワハラ疑惑部長”岩谷健司の無実をマリコが科学で証明…第6話は8/14放送

08月01日07時00分ドラマ
ⓒテレビ朝日

7月31日(水)に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女 Season24」第5話のネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。次回8月14日に放送される第6話のゲストは、永尾柚乃、前田亜季、 大高洋夫 、伴心菜。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



■「科捜研の女 Season24」第5話のみどころ

「科捜研の女」は、沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く科学捜査ミステリー。【関連記事・各話のあらすじ】

7月31日に放送された第4話では、大手商社の“焼き芋事業部”部長役で名バイプレイヤー・岩谷健司がメインゲストとして出演。「Believe-君にかける橋-」では強烈な悪役として登場していたが、今回は“パワハラ問題”に悩まされる中間管理職の葛藤をリアルに演じ、視聴者から共感がよせられた。

叱らず褒めて、部下たちに残業させられないから、結局自分だけが残業の日々。イライラがたまって怒りっぽくなっていたことも充分反省しているうえに、無実なのに「(どうせ信じてもらえないから)俺が犯人でいいよ」のセリフには泣かされた。

視聴者からは「こんなに感情移入してこんなに切ない気持ちになるゲスト、これまで見てきた科捜研の中にもいないよ」「奥寺部長さん味わいがある。いい人」といった感想がよせられた。

さらに元“純烈”小田井涼平が、新種のサツマイモ生産者・三木良治役で登場。また、「東京タワー」(2024/テレビ朝日)で“怪演”が話題になり、8月30日(金)公開予定の映画『威風堂々~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』で主演をつとめる池田朱那が遺体の第一発見者である焼き芋事業部の派遣社員・仲村寿里役を務め注目を集めた。

次回第6話の放送は一週おいた8月14日。先月「科捜研の女」宣伝大使を任命された天才子役・永尾柚乃がメインゲストとして登場する。





■第5話 ネタバレあらすじ

大手商社が手がけるサツマイモの貯蔵倉庫で若手社員・星野昴(中尾聡)の刺殺体が見つかり、榊マリコ(沢口靖子)は臨場する。その商社では焼き芋用のサツマイモを扱う新規事業を立ち上げており、被害者が所属していた“焼き芋事業部”では、農家から仕入れたサツマイモを倉庫で寝かせて熟成させ、食品工場に送る業務を担っていた。

第一発見者の派遣社員・仲村寿里(池田朱那)によると、サツマイモの甘さを引き出すため、倉庫は常に温度も湿度も一定に保たれているらしく、それを考慮すると死後30~40時間経過しており、死亡時刻は火曜の夜だと推測された。また、現場に血痕が少ないことから、被害者はどこか別の場所で殺害され、倉庫に運び込まれたようだった。

上司である焼き芋事業部部長・奥寺幸太郎(岩谷健司)に事情を聴いたところ、月曜日に星野と行なった面談では仕事に前向きで、一昨日から休暇を取っていたと話す。

やがて、被害者の靴底から奥寺たちが扱っていない新種のサツマイモ“サチムラサキ”で作った焼き芋のかけらが見つかった。倉庫には入れた“焼き芋事業部”に所属する7人事情聴取をすることに。

実は星野は地味な“焼き芋事業部”の業務に嫌気がさし、退職を決めていたことが発覚。一昨日からとっていた休暇は有給消化だった。さらに、奥寺には過去、パワハラで部下を追い詰めたという“ウラの顔”があることもわかる。

土門薫(内藤剛志)はその事実を隠していた奥寺を怪しむが、彼には死亡推定時刻の夜、台湾に出張していたという鉄壁のアリバイがあった。

被害者が羽織っていたビンテージ衣装の胸ポケットに入っていたクスノキボールから、被害者が月曜日の夜に古着屋に寄り、ビンテージのジーンズの査定を依頼していたことが判明する。

一方、マリコたちが“サキムラサキ”農家の三木(小田井涼平)を訪ねると、奥寺が熱心に取引を持ちかけていたこと、奥寺が月曜日の夕方、三木からサキムラサキの焼き芋をお土産にもらっていたこともが判明する。奥寺はもらった焼き芋は全て自分が食べたとこたえる。

ところが、常に温度も湿度も一定に保たれていたはずの倉庫が、サツマイモを入庫した月曜日に35度まであがっていたことがわかり、被害者の死亡推定時刻が火曜日夜から、月曜日の夜に訂正された。

鉄壁のアリバイが崩れた奥寺は、月曜日の夜に被害者と争いになったことを自白。しかし、被害者に殴られて意識を失い、目覚めたときには死んでいたと証言する。

奥寺は「私が犯人でいいですよ」と、気が付いたら死んでいたなどと自分でも信じられないし、疑われても証明のしようもないと投げやりになる。そして、死亡していた被害者を倉庫に移動させたことは見とめた。奥寺は過去に部下に「馬鹿野郎」と言って訴えられたこと、それ以降は部下たちをけして叱らず、褒め、残業をさせないようにと気を使い、結局自分の仕事が増えて残業が続いていたと吐露する。

そんな奥寺にマリコは「あなたは殺人は犯していないんですね?本当に、あなた以外の人物があの場所にいたのなら、科学の力でつきとめます」と意気込む。

奥村の証言どおり、トンネルで被害者の血痕とジーンズの査定伝票が見つかる。部下たちのSNSをチェックしていた奥寺の話から、第一発見者の仲村がビンテージジーンズ好きだと明かされ、仲村が所持しているトランクルームを調べると、被害者の血液のついたジーンズが発見される。

ビンテージジーンズを競り落とすのに、被害者から借金をしていた仲村は、急に全額返済を要求され、命より大切なジーンズを手放すことができず、被害者を刺し殺したのだった。

その後奥村は釈放されるが、会社は辞職。マリコは奥村に、彼が成し遂げようとしていた“日本一美味しい焼き芋”を作る仕事を紹介する。それは、奥村が切望していた“サチムラサキ”を生産する三木農家だった。奥村の頑張りは5人の部下たちきづいており、これからも奥村と共に働きたいと、彼らは奥村に寄り添った。





■第6話 あらすじ

工業機械メーカー社員・山川郁夫(内野謙太)の遺体が神社の石段下で見つかる。ALSライトで血痕をたどっていたマリコは、現場に残された被害者の自転車に、ライトを当てると浮かび上がるインクで謎のマークがつけられていることに気づく。不審に思ったマリコたちは被害者の住まいや職場を調べるが、ほかに同じマークは見つからなかった。ところが、なんと君嶋のカバンにも、同じインクで同じマークが描かれていたことが発覚する。やがてそのマークには君嶋直樹(小池徹平)の娘・莉子(伴心菜)と彼女の学童仲間・猪俣奈菜(永尾柚乃)らが結成した“放課後スパイクラブ”が関わっていることが判明、なんと彼女たちの調査ターゲットが山川だったことが明らかとなる。奈菜たちが警察顔負けの調査活動を行い、山川を調べてい理由には、奈菜の母・明日香(前田亜季)がからんでいるらしく…。また、スパイクラブには学童指導員・馬場信彦(大高洋夫)が協力していることもわかり…。

「科捜研の女 season24」は、テレビ朝日系にて7月3日(水)21時放送スタート。/主題歌:ビッケブランカ「白夜」(avex trax)/出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰、加藤諒、鈴木福 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。番組公式Instagramアカウントは「@kasouken_women 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。



テレビ朝日「科捜研の女 season24」番組公式サイト

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