「科捜研の女Season24」第8話 沢口靖子と若村麻由美の会食シーンにホッコリ! 第9話予告

08月29日07時00分ドラマ
ⓒテレビ朝日

8月28日(水)に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女 Season24」第8話のネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。次回9月4日に放送される最終回第9話のゲストは、瀬戸さおり、田村健太郎、渋谷謙人、半田周平。松下由樹演じる“旧タイプの刑事”小菊も再登場!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



■「科捜研の女 Season24」第8話のみどころ
「科捜研の女」は、沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く科学捜査ミステリー。【関連記事・各話のあらすじ】

8月28日に放送された第8話では、前回は医大生だった亜矢(染野有来)が約1年ぶりに登場した。亜矢との久しぶりの再会にマリコと早月はとても嬉しそう。早月宅に食事に招かれたマリコだったが、“事件解決”以外の会話の続かない会食シーンがなんともマリコらしくてホッコリさせられた。過去回の回想シーンと現在を見比べると、マリコも早月も若返って見えるのがなんとも不思議だ。

亜矢の“榊師匠”呼びの繋がりで、今回のテーマ「師弟関係」だった。

被害者が経営する会社では、初任給大幅アップでやっと入社してくれた新入社員を歓迎する会が開かれていたのだが、その実、従来の社員は賃金が据え置きされ、新入社員より低い給与になってしまい不満を募らせていた。さらに、マニュアルを作らず“職人の感”“経験”を重視する古参社員に新入社員は反発し、会社内の「師弟関係」は最悪だった。

一方、片桐仁演じる天才肌の草木染職人・椛山とその弟子は、プロ意識の高い師匠にこだわりが顧客に伝わっていないことを嘆いていた弟子が、マニュアルには出来ない“技”に改めて感銘し、「師弟関係」を継続する道を選んだ。初めは偏屈に感じた椛山の、誰かに認められるためではなく“自分のために自分を磨く”のだというストイックさにはグッと来た。

現在放送中の「君とゆきて咲く~新選組青春録~」で新選組隊士を演じている若手俳優2人、庄司浩平、羽谷勝太が、工場の新入社員と草木染職人見習いとして出演。それぞれ仕事に真摯に向き合う青年として、キラリと光る存在感を放った。

最終回目前の次週第9話には、シーズン22第6話、シーズン23第4話に続き 松下由樹演じる“旧タイプの刑事”京都府警捜査三課の篠宮小菊が再登場する。



■第8話 ネタバレあらすじ
金属加工工場の社長・向井浩(浅田祐二)の遺体が石段の下で見つかった。打撲痕から転落事故のようにも見えたが、手のひらがまったく汚れておらず、マリコ(沢口靖子)と亜美(山本ひかる)は不審を抱く。

規制線の外に出たとき、野次馬の中から「榊師匠!」とマリコを呼ぶ声がした。声の主は、解剖医・風丘早月(若村麻由美)の娘・亜矢(染野有来)。マリコを“師匠”として慕う彼女は、医大を卒業して現在は、近くの病院で研修医として勤務しているという。

工場では前夜、新入社員・松井陸(羽谷勝太)らの歓迎会が開かれたが、向井は急用ができたと言って欠席していたことが判明する。

工場長・林健一(大堀こういち)によると向井は最近、近所の草木染職人・椛山卓司(片桐仁)や病院事務長・須黒正明(肥後克広)ともめていたことがわかる。向井の工場では冷却水用に井戸を掘ったのだが、その影響なのか草木染工房と病院、それぞれが使っていた井戸の水質が変わり、苦情が寄せられたという。

その後、頭部の打撲痕が現場の階段とは一致せず、向井の下足痕が現場にひとつも残されていなかったことが判明。どこかで殺害され遺体を遺棄された可能性が浮上する。

土門薫(内藤剛志)が事情を聴くと、草木染の第一人者である椛山は死亡推定時刻、染液の調合をしていたと話すが、弟子の長谷部拓海(庄司浩平)によるとその時刻に椛山は不在だったという。椛山を問い詰めると、以前と同じ色を出すために、近くの寺の井戸水を採取しに行っていたという。その後、椛山が井戸に行っていた証拠の監視カメラ映像がみつかる。

また、病院事務長・須黒のもとを訪ねると、椛山同様、工場のせいで井戸水の水質が変化し、病院は新たな機材を投入することになったと不満を漏らすが、須黒のアリバイを証明したのは奇しくも亜矢だった。死亡推定時刻に須黒と亜矢は病院内でミーティングを行なっていたのだ。

その後、被害者の所持していた染物の滲みから死亡推定時刻に疑問を抱いたマリコは、早月と科捜研メンバーに協力してもらい、被害者が水で冷やされていた時間を割り出す。

染色工場と病院の井戸水を調べたが被害者の衣類から検出されたものと合致しなかった。蒲原刑事(石井一彰)が工場で以前使っていた冷却装置があったことを思い出す。マリコたちが工場を訪れると、冷却装置に血液指紋が多数見つかり、被害者が工場で死亡したことが明らかになる。

古参の従業員たちの話によると、新入社員よりも給与が安い現状をなんとかしてもらおうと工場長の林が社長の向井に交渉していたとき、謝って階段から転落し命を落としたのだという。単なる事故だったが、自分たちに殺害動機があったこと、元より工場に隠ぺい体質があったことから、従業員たちは結託して社長の死亡時刻を偽造することを思いつき、新入社員歓迎会に参加し、自分たちのアリバイをつくっていた。



■第9話 あらすじ
精密機械メーカーの研究員、保岡一隆(田村健太郎)が撲殺され、京都府警の篠宮小菊(松下由樹)が事件直前に接触していたことが防犯カメラで判明する。小菊は職務質問を試みたが、自転車窃盗の現行犯を追跡するため、保岡から何も聞けなかった。その後、保岡の妻・実梨(瀬戸さおり)から、保岡があやしい男につきまとわれていたと聞き出す。保岡の勤務先では機密情報流出の未遂事件が起きており、SNSでは保岡が情報流出の首謀者で産業スパイだという噂が広まり始める。

「科捜研の女 season24」は、テレビ朝日系にて7月3日(水)21時放送スタート。/主題歌:ビッケブランカ「白夜」(avex trax)/出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰、加藤諒、鈴木福 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。番組公式Instagramアカウントは「@kasouken_women 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女 season24」番組公式サイト

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