ハン・ソッキュ、「こんなに親密な裏切り者」で30年ぶりMBCに復帰 予告&メイキング・コメント映像
ハン・ソッキュが主演を務めるMBCの新ドラマ「こんなに親密な裏切り者」で、娘を疑う父親役として新たな演技に挑む。YouTubeにて予告動画や撮影舞台裏動画など公開中だ。
ピョン・ヨハン主演の話題作、MBC金土ドラマ「白雪姫には死を~BLACK OUT」の後を受けて、10月11日にスタートする「こんなに親密な裏切り者」(企画:ナムグン・ソンウ、演出:ソン・ヨンファ、脚本:ハン・アヨン、制作:アセンディオ、ウッドサイド)は、プロファイラーの父親が殺人事件を捜査中、娘の隠された秘密に気づき、家族の崩壊と共に真実に迫るスリラードラマ。ハン・ソッキュが父チャン・テス役を演じ、新鋭のチェ・ウォンビンが娘チャン・ハビンを演じることで、親子の緊張感あふれる関係性が描かれる。
今回の作品は、ハン・ソッキュにとって約30年ぶりとなるMBCドラマ復帰作であり、大きな注目を集めている。彼は1994年に放送された「ソウルの月」で大ブレイクを果たし、MBC公認のスターとなった過去を持つ。「ソウルの月」は今もなお再放送され続ける国民的作品であり、彼が演じたキム・ホンシク役は、その後のキャリアにおいても特別な存在であると語られている。
ハン・ソッキュは「こんなに親密な裏切り者」の脚本読み合わせの際、「MBCで俳優としてのキャリアをスタートさせたので、今回の作品には特別な感慨がある」とコメントした。彼の復帰により、視聴者の期待はますます高まっている。また、このドラマは2021年MBCドラマ脚本公募展で審査委員の絶対的な支持を受けて当選したハン·アヨン作家の作品で、MBCドラマ「猪狩り」を通じて卓越した演出能力を立証したソン·ヨンファPDが演出を担当した。その緻密なストーリー展開にも注目が集まっている。
ハン・ソッキュが演じるチャン・テスは、犯罪者の心理を読める敏腕プロファイラーだが、自分の娘が抱える謎を解き明かせず、深い葛藤に苦しむ父親である。彼が娘を殺人者として疑い始めるというセンセーショナルな設定の中、複雑な感情を持つ父親の内面が繊細に描かれていく。娘との対立と絆を巡るテスの苦悩は、物語の核心を成す重要なテーマとなっている。
公開されたティーザー映像では、ハン・ソッキュの鋭い演技が早くも話題を呼んでいる。娘への不信感が渦巻く中で揺れる表情や、苦しげなため息が強い印象を残し、彼の演技が本編でどのように展開されるかに大きな期待が寄せられている。
◇YouTube|第3次ティーザー(日本語字幕なし)
また、撮影舞台裏映像ではハン・ソッキュをはじめ、娘ハビン役を務める映画「THE WITCH/魔女 ―増殖―」パート2「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2、シーズン3を通じて注目を集めたチェ・ウォンビン、犯罪行動分析チーム巡査イ・オジン役のハン・イェリ(「緑豆の花」)、犯罪行動分析チームのク・デホン役のノ・ジェウォン(「サムシクおじさん」)、捜査1科のチーム長オ・ジョンファン役の捜査1科のチーム長オ・ジョンファン役、そしてテスの元妻でチャン・ハビンの母ユン・ジス役のオ・ヨンス(「軍検事ドーベルマン」)らのコメントと共にメイキング映像が公開中だ。
◇YouTube|メイキング映像(日本語字幕なし)
「これほど親密な裏切り者」は、10月11日(金)と12日(土)の21時40分から、それぞれ90分の拡大版としてMBCで放送される予定。
◇MBC番組HP
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