BS朝日「太宗イ・バンウォン~龍の国~」第13話第14話のあらすじを解説付きでサクッと紹介(全36話)

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BS朝日で放送中の「太宗イ・バンウォン~龍の国~」は、チュ・サンウク主演韓国ドラマの第13話と第14話のあらすじを紹介する。予告動画はYouTubeにて視聴できる。(ネタバレあり)
「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」は、朝鮮王朝の第三代王・太宗イ・バンウォンの生涯を描いた歴史ドラマである。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじ(ネタバレありとなし)、時代背景やキャストの魅力なとまとめているので、視聴の参考にされたい。
※なお、時代劇になれていない方は、ドラマ視聴の前に【エピソード0:時代背景と見どころ】と【どこよりも詳しい!登場人物・キャスト紹介】を一読しておくと、迷わずに視聴できる。
また、今回紹介する第13話と第14話の完全ネタバレは【12話詳細/全32話版】~【13話詳細/全32話版】で。
■キャスト
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
イ・バンウ役:オム・ヒョソプ
ほか
■第13話
バンウォン排除を狙うカン氏は、バンウォンが王宮に兵を動かせば反逆罪で葬れると企てるが、ミン氏が家別抄を軍営に戻し、バンウォンには兵権がないと報告。これは罠に乗ったふりをした策略で、チョン・ドジョンまでもが鎧姿で待ち構えていたと、ミン氏は帰宅後に報告する。
そんな中、朝鮮建国を明に報告した使臣が拒絶され、王子を使者として出すよう明から要求される。カン氏はバンウォンを強く推し、チョン・ドジョンはこれに反対して袂を分かつが、王はカン氏に同調し、バンウォンに明行きを命じる。
妻であるカン氏に手玉に取られたイ・ソンゲに猛将の姿はどこにも見られない。
バンウォンは「王命か」と確かめた上で、任務を受け入れ涙ながらに出発。ミン氏は夫を“明”という死地に送り出した父を恨みつつも、夫の無事を祈る。
一方、宮中では世子嬪と内官の密通疑惑が持ち上がり、カン氏は世子嬪を平手打ち。激怒したカン氏はその場で胸の痛みに襲われ倒れる。世情も不穏で、王は開京の民の不満を懸念し、遷都を決断。王族内の禍根を断つため、配流中の王族を皆殺しにするよう命じる。民間の儒生たちは王の横暴に嫌気がさし、科挙を拒否して山へ籠る者が続出する中、一人の若者イ・スクボンが開京に現れ、ミン・ジェに迎えられる。
バンウォンは渡明の道中でナム・ジェに「全てはお前の返答次第」と教えられ、明の皇帝との謁見に臨む。国境問題を問われた際、「国と国の関係にも信頼が必要」と命を懸けて主張。皇帝に気に入られ、使命を全うして帰国する。迎えたミン氏が毎日港に通っていたと知り、バンウォンは深い愛を再確認する。一方、倒れたカン氏は医師から余命半年と宣告され、死後を案じてチョン・ドジョンに世子バンソクを託すよう懇願する。
表の顔と裏の顔を使い分けて次々とバンウォンを追い詰めるカン氏だが、そうした行為が自らの体もむしばんでいく。
■第14話
バンウォンは明での使命を終えて凱旋。ナム・ジェは朝廷で、明との関係正常化はバンウォンの手腕によるものと報告。王は彼を慰労する。カン氏と世子が呼び止め、カン氏は表向きにはバンウォンを讃えるが、バンウォンは冷たく返す。その後、漢陽に遷都したカン氏は輿の中で倒れ、危篤に陥る。王に感謝の言葉を伝え、世子を呼ぶよう願うが、現れたのはバンウォンだった。カン氏は「バンソクを殺すのか」と問い、バンウォンが「弟に害は加えない」と答えると、最期の力で彼の首を絞めようとしながら息絶える。
王は急いで戻り、遺体を抱いて涙を流す。バンウォンは茫然と帰宅。臣下たちは王妃の死を嘆き、チョン・ドジョンは世子を守ると誓う。王は深い喪失感から王子たちを呼び、世子を守るよう命じた後、バンウォンと二人きりに。バンウォンがカン氏の最期について正直に話すと、王は激昂。「お前が王妃を殺し、世子の最期の挨拶を奪った」と非難し、「お前は必ず世子を殺す」と決めつける。バンウォンが「今この場で私を殺してください」と涙ながらに言うと、王は髷(サントゥ)を刀で切り落とし、「これが最後の父としての情け。次は命を狙う」と突き放す。
実母ハン氏が亡くなったときには一滴の涙もしなかった父。そんな父から王子としての名誉まで傷つけられたバンウォンの悲しみと絶望感はいかばかりか?
髪を切られて帰宅したバンウォンの姿を見たミン氏は、義父の非情な仕打ちに涙。王は亡き妻の布団で眠る世子を見て再び涙を流し、妻の死と息子の未来に心を揺らす。
◇BS朝日「太宗イ・バンウォン」番組サイト
2025年4月3日スタート 木・12:00~(2話連続放送)
◇YouTube|予告動画
【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】