BSフジ「帝王の娘 スベクヒャン」第19-24話:ソルラとミョンノン、ソルヒとチンムがそれぞれ距離を近づけていく

21時33分ドラマ
Ⓒ2013-4 MBC

BSフジで放送中の韓国三国時代の6世紀の百済を舞台にした長編時代劇「帝王の娘 スベクヒャン」(全72話)、明日2025年9月12日(金)からの第19話~第24話のあらすじと見どころを紹介。わが子とは言えないチンム、そしてチェファと勘違いしてソルヒを見つめるまなざしが悲しい。だが、依然としてソルヒを遠ざける王の心中は?予告動画はYouTubeで公開中だ。TVerで見逃し配信も。



「帝王の娘 スベクヒャン」は、百済中興と海洋帝国の建設という大業を成し遂げた三国時代を舞台に、25代王の武寧王の娘スベクヒャンの座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する長編時代劇。【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や、各話の場面写真と一緒にネタバレあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介しているのでドラマ視聴前にもチェックをどうぞ。

■キャスト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
ほか
▽序盤登場人物▽
チェファ役(スベクヒャンたちの母):ミョン・セビン
ユン/武寧(ムリョン)王役:イ・ジェリョン
ネスク役:チョン・ソンモ
ペク・カ役(チェファの父):アン・ソクファン
東城王役:チョン・チャン 
クチョン(チェファを見守る下男)役:ユン・テヨン

■第18話
ソルランはピムンへの入団を認められ、トルデとマング、それに酒房のおかみのヨオクとともに百済に向かう。一方、ソルヒはヘ・ネスクから武寧王の実の娘かどうか疑いの目を向けられていた。そんな中、庭園を散歩中の武寧王の前にソルヒが現れるが…。
ミョンノンが初めて庶民の味の汁飯を食べる姿が滑稽。メインキャストたちよりも一足先に恋に落ちるトルデとマングの関係にも注目。今回は、愛情深い武寧王の様子がたっぷり描かれる。この回の詳しいあらすじと見どころは18話詳細で。

■第19話
教官テウンのもと、男たちに交じって激しいピムンの訓練に身を投ずるソルラン。トルデたちに助けられながら、厳しい訓練を生き延びてゆく。一方、王女スベクヒャンとして迎えられたソルヒは、チンムから以前伽耶カヤで会ったことがあると言われるが、あくまで人違いだと言い張る。
ソルランの鼻血まみれの顔がかわいいが、あまりにも過酷。「善徳女王」も序盤ヒロインのトンマンが過酷な特訓を受けるが、あちらは彼女が女性だとは知らない。かつてヒロインにここまで過酷な訓練を課した作品はあっただろうか?そんなやられっぱなしのソルランがたくましくなる瞬間、幻の母との対面シーン、ミョンノンにオデコを触られるシーンなど女優ソ・ヒョンジンの演技に引き込まれる。対するソルヒは、王女スベクヒャンと認められ華やかな生活を満喫。まるで本物の王女のような立ち振る舞いの気品あるソウの演技にも注目。この回の詳しいあらすじと見どころは19話で。

■第20話
ピムンの厳しい訓練に必死で食らいつくソルランに対し、ミョンノンは何かと世話を焼くようになる。宮中にウネ王妃の母が占い師の老婆を連れてきた。老婆は武寧王に対して、偽の子を抱いていると言い放ち、偽物が父親の目をくり抜くだろうと予言する。
今回は、武寧の賢君ぶりが短いながらしっかり描かれる。なぜ我が子と先代王の息子を入れ替えたのか、心の声で語るシーンがあるのでお聴き逃しなく。王を父と知らずに憎むチンムも哀れだが、自分がどれほど尽くしても父の心を癒せないことを本能で感じ取っている太子ミョンノンも切ない。そんなミョンノンが善意で手配する“肖像画”。ところがこの肖像画がまた悲劇を生むことに…。この回の詳しいあらすじと見どころは20話で。

■第21話
占い師の予言通り、武寧王の肖像画の目を指で突いてしまうスベクヒャン。怯えるスベクヒャンだが、チンムが腕利きの絵師に肖像画を修復させる。一方、亡き父、東城トンソン王を恋しがるチンムの姿を目にした武寧王は、寝殿にチンムを呼び温かい言葉をかけチョポノリを一緒にすると約束をするが…。
共通の秘密を持ったソルヒとチンム。ソルヒを利用するつもりのチンムだが…。一方、ミョンノンとソルランの関係にも変化。ソルランについて話すときのミョンノンの目の輝きに注目。彼がソルランに褒美として渡したものは?
太子としての務めを立派に果たすミョンノンに対して、我が子チンムが情けなくもあり、なおさら愛おしくもある武寧王。まだまだ心が幼いチンムの一人遊びがせつない。果たして父子は一緒に遊べるのか? もう一人幼い人物…ソルヒに見劣らないようにと絵師に可愛く描いてと頼むウネ王后の今後も心配だ。この回の詳しいあらすじと見どころは21話詳細で。


■第22話
チンムは武寧(ムリョン)王に家族として肖像画に入ることを許されず、失望のあまりスベクヒャンが偽物だと暴き、武寧王の幸せを潰そうと企む。一方、ピムンの新たな訓練で醜い女官に変装しミョンノンの殿閣まで花を届けようとしていたソルランは、スベクヒャンとすれ違い…。
ここで一緒に肖像画に入ることを許していれば…ヨン相手に本音を吐くチンムが悲しすぎる。似顔絵を隠し持つほどに愛しい我が子チンムなのに…融通の利かない王が恨めしい。これがきっかけで、チンムは本気で実父である王への復讐を誓うことに。今回はソルランの変装ぶりをお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは22話詳細で。

■第23話
ウネ王妃の助手として刺繍会に参加したスベクヒャンは、その席で自分を軽蔑する高官の夫人たちを一喝する。一方、ミョンノンに不甲斐なさを指摘されたソルランは、訓練に精を出し急速に実力を上げていく。そんな中、高句麗(コグリョ)がトゥジャン城を攻撃したとの伝令が届く。
いよいよソルヒの勝気な一面が出てくるのが今回。高官夫人への平手打ちのシーンは、今後のウネ王后の立場さえ心配になるほどの迫力。今回はそんなソルヒとチンムの間がまた一歩近づき、ミョンノンとソルヒの胸キュンシーンもあるのでお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは23話詳細で。

■第24話
その昔、武寧(ムリョン)王の父、百済(ペクチェ)21代王・蓋鹵(ケロ)王は、高句麗の密偵であった僧侶のトリムに騙されて旧都の漢城(ハンソン)を奪われ、非業の死を遂げた。長らくその名を口にすることすら禁じられていたトリムは、百済の王宮に今も仕えていた。王宮の懿花園ウィファウォンにいるトリムから高句麗王の性格を聞いた武寧王は…。
興安とは高句麗22代・安蔵王のこと。1枚の絵から、トリムはどのように高句麗の王・興安の人となりを分析するのか、お聴き逃しなく。高句麗兵の偵察でソルラン、トルデ、マングが3人で組むことになるが、ここで初めてマングの絵の実力が役に立つ。ソルランの可愛い鎧兜姿もお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは24話詳細で。

BSフジ「帝王の娘 スベクヒャン」番組公式サイト
 2025年6月27日スタート 月~金14:59-16:00
「帝王の娘 スベクヒャン」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】