【9月12日視聴率TOP10】「カマキリ:殺人者の外出」7.3%自己最高で“金ドラ”1強、「マイ・ユース」「メリー・キルズ・ピープル」は?

08時22分ドラマ
画像:SBS「사마귀: 살인자의 외출」、JTBC「마이유스」、MBC「메리 킬즈 피플」

2025年9月13日、視聴調査会社ニールセンコリアによって、9月12日(金)に韓国で放送された全テレビ番組の視聴率ランキングが発表された。この日の視聴率TOP10と共にミニシリーズの視聴率とあらすじも紹介しよう。

【韓国TV視聴率TOP10】一覧



【2025年9月12日(金)ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10

(全国、小数点2位を四捨五入)
① KBS1:「デウンを掴め!」(11.0%)
② KBS2:「女王の家」(10.9%)
③ SB金土ドラマS:「カマキリ:殺人者の散歩尾」(7.3%)
④ KBS1:人間劇場(7.0%)
⑤ MBC:MBCニュースデスク(6.8%)
⑥ KBS1:KBS9時ニュース(6.7%)
⑦ 日日ドラマ「太陽を飲み込んだ女」(5.4%)
⑧ KBS1:朝の庭(5.4%)
⑨ KBS1:6時私の故郷(5.3%)
⑩ MBC:シングル男のハッピーライフ(5.2%)

平日連続ドラマ「日々ドラマ」接戦
先週の金曜日(5日)、ハム・ウンギョン主演の「女王の家(여왕의 집)」に首位を譲った、ソン・チャンミン主演の「デウンを掴め!(대운을 잡아라 )」だったが、この週は全回11%台をキープし、「女王の家」を引き離して首位を守った。
この2作に後れを取っているMBCの「太陽を飲み込んだ女」(태양을 삼킨 여자)だが、12日放送された第70話は全国5.4%で自己最高を記録し、7位まで順位を上げた。


「カマキリ:殺人者の外出」自己最高更新で圧倒的人気
そんな中、初回から高視聴率を記録しているSBS金土ドラマ「カマキリ:殺人者の外出」(사마귀: 살인자의 외출)。全番組で3位だった第3話は、全国7.3%(首都圏7.0%)を記録し、自己最高を更新した。これは同時間帯の全チャンネルおよび金曜ミニシリーズで1位にあたる数値であり、瞬間最高視聴率は8.3%まで跳ね上がった。さらに、チャンネル競争力の主要指標である2049視聴率も平均2%、最高2.57%を記録し、金曜日に放送された全チャンネルのドラマの中で1位を獲得、圧倒的な人気を証明した。

この日の放送では、連続殺人鬼“サマギ”チョン・イシン(コ・ヒョンジョン)をめぐる真実が明らかになった。
イシンが殺したのは5人ではなく6人だったのだ。世間に知られていなかった彼女の最初の殺人の相手は、自身の夫であり、息子チャ・スヨル(チャン・ドンユン)の父親だった。狂気に輝くイシンと、耐えがたい怒りに絶叫するスヨル――二人の15分間に及ぶ対峙は圧巻だった。
➡この回のあらすじは【全あらすじと見どころ】で紹介する。


ミニシリーズ明暗くっきり
絶好調のSBSに対して、MBCとJTBCの週末ドラマが低空飛行を続けている。2話連続で放送のJTBC新金曜ドラマ「マイ・ユース(My Youth)」(마이유스)第3話は、全国2.2%、首都圏2.0%。第4話も全国2.4%、首都圏2.3%と初週より視聴率を下げている。それでも日本ではFODにて配信中で、ソン・ジュンギ×チョン・ウヒの共演で注目を集めている。

第3話と第4話では、ソヌ・ヘ(ソン・ジュンギ)はモ・テリン(イ・ジュミョン)と共にドキュメンタリー番組に出演することを承諾するが、テリンの反応は複雑だった。そんな中、撮影のニュースが記事となり、封じられていたヘの過去が再び世間に晒される。出演契約書を届けに来たソン・ジェヨン(チョン・ウヒ)とすれ違いながら、ヘは撮影地の島で一人もう一夜を過ごすことに。ジェヨンは本土へ戻るため港へ向かうが、思わぬ展開が待ち受けていた――。
➡この回の詳しいあらすじと見どころは【「マイ・ユース」を2倍楽しむ】で紹介する。


一方、最終回を迎えたイ・ボヨン主演のMBC「メリー・キルズ・ピープル(메리 킬즈 피플)」。1%台から抜け出せるか注目が集まったが、最終回は1.2%で幕を閉じた。

最終回では、互いがすべてである母娘の切ない事情を前に、安楽死をめぐって葛藤するウ・ソジョン(イ・ボヨン)の姿が描かれた。キム・ソンジュ(キム・ヨンオク)の娘ヨンウンは、自分が治療費を工面できなかったために母がマリア福祉病院に来ることになったのだと思い込んでいた。さらにチェ・デヒョン(カン・ギヨン)にまつわる過去の論란を知ってからは、病院への警戒心を一層強め、ついには転院を決意するに至った。
➡この回のあらすじは【全あらすじと見どころ】で紹介する。

なお、MBCでは19日からは、イ・ソンビン×ラ・ミラン×チョ・アラム主演の「月まで行こう」を放送する。こちらは生活がままならない非正規雇用の女性たちが一攫千金を夢見て仮想通貨の世界に飛び込み、日常と欲望の狭間でもがく姿を描いたハイパーリアリズム群像劇だ。

韓国の9月はこの後も話題の新作ドラマが続々と配信・放送しているミニシリーズ。

【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】

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