NHK総合17日「いだてん」オリンピックが政治に利用される!田畑(阿部サダヲ)最大のピンチ!第43話予告動画

2019年11月11日08時00分ドラマ
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オリンピック開幕まであと2年!しかし国内はまだ盛り上がらない!そこで田畑(阿部サダヲ)は、偶然テレビで見た五りん(神木隆之介)を使ってある秘策を打ち出すのだが…NHK総合17日(日)20時より、BSプレミアム18時より、BS4K午前9時より「いだてん」第43話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



いよいよ「いだてん」も残すところあと5話。1964年東京オリンピック開催に向け、田畑政治(阿部サダヲ)がより一層奮闘する。オリンピック組織委員事務総長として先頭に立つ田畑の前に立ちはだかるのが、オリンピックを政治利用しようとする川島正次郎(浅野忠信)。第42話でオリンピック担当大臣に任命された川島は、今後も田畑とさまざまなバトルを繰り広げるようだ。

■前回(第42話)ネタバレあらすじ
1961年、オリンピック開催まであと3年。政府主導による選手村建設は、国立競技場から25キロも離れた朝霞に決定した。しかし田畑(阿部サダヲ)は代々木にこだわった。これまで田畑が見て来たオリンピックは、人種や国籍とは関係なく、人々が純粋にスポーツを競い合い楽しむ場だった。

選手村はスタジアムの興奮が冷めない距離じゃなきゃだめ、だから代々木だ!と主張する田畑の意を汲んで、平沢和重(星野源)がアメリカ駐日大使・ライシャワーにこう説得する。日米安保に反対する国民が多いなか、代々木ワシントンハイツを日本に返却すれば、国民感情も緩和すると。

これで代々木に決まった!と喜ぶ田畑だったが、話はそう簡単には進まなかった。アメリカは移転する代わりに、そこに住んでいた米兵とその家族たちが住む場所(土地)と、その費用として60億円を要求。誰がその金を出すのかで大モメになる。

そんな中、津島(井上順)の口利きで時の総理大臣・池田勇人(立川談春)と面談する田畑。しかし池田は「60億円なんて政府は出せん。朝霞でいいじゃないか。なんなら体育館もプールもみんな朝霞に作れ」と無理難題を言う。

政府が金を出すには大義名分が必要。オリンピックが終わった後も使えるものを代々木に作れば良い…そこで田畑が思いついたのが放送局を作ること(もちろんNHK)。メイン会場のそばに放送局があれば、より鮮明な映像を送ることができる。国民はその映像をカラーテレビで見たいはず。1台60万円のテレビを1万台売ればすぐ60億円になる、日本経済が活気づくと池田を説得。田畑は見事、政府から金を引き出すことに成功した。

そんな中、川島正次郎(浅野忠信)は池田に、政府はもっとオリンピックに絡むべき、政府が舵を取るべきだと主張。そして川島が日本初のオリンピック担当大臣に任命された。田畑にとって、一番イヤな相手が絡んできた。

オリンピック開催まであと2年しかないというのに、国内での盛り上がりがイマイチだと嘆く田畑。偶然、テレビで見た五りん(神木隆之介)の「オリンピック噺」。なんでこいつはこんなにオリンピックに詳しいんだ!?こいつなら、きっとオリンピックが好きに違いない!と、岩ちん(松坂桃李)に五りんを連れてくるよう命じた。

■第43話「ヘルプ!」あらすじ
オリンピック開幕まで2年。しかし国内でのオリンピック熱は盛り上がりに欠けていた。田畑(阿部サダヲ)は偶然テレビで見た五りん(神木隆之介)の「オリンピック噺」で秘策を打ち出す。なんと五りんをオリンピックの広告塔に任命した。

一方、アジア各都市を回る聖火リレーの最終ランナーの候補に、金栗四三(中村勘九郎)の名が挙がる。田畑はジャカルタで開催されるアジア大会を席巻し、五輪開催に勢いをつけようと目論むのだが…。



NHK 11月17日(日)【総合】夜8時より【BSプレミアム】夜6時より【BS4K】朝9時より大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」(全47話)第43話を放送。再放送は【総合】毎週土曜日午後1時5分より、【BS4K】毎週日曜日午前8時より放送。

脚本:宮藤官九郎。出演:阿部サダヲ/中村勘九郎/松重豊/松坂桃李/星野源/神木隆之介/浅野忠信/ビートたけしほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_td_idaten」。第43話予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK 大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」番組公式サイト

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