「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」キム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファ眼福メインキャスト・人物・相関図まとめ

テレ東で2月23日より地上波放送する「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」よりメインキャスト4人（キム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファ）と演じたキャラクターを紹介、YouTubeにてにて予告動画が視聴できる。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗（コグリョ）を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。
【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく。

●【相関図】

※貴族勢力（桂婁部、絶奴部、順奴部、灌奴部、消奴部）については時代背景：高句麗と五部で解説。

画像：KBS番組サイトより■ピョンガン(平岡)王女／ヨム・ガジン［カジン］役
高句麗・平原(ピョンウォン)王の長女。母はチョルノ（絶奴）部出身。信念を曲げない強気な気性。高句麗を治める初の女帝になることを夢みる、聡明で大胆不敵な性格。ある事情から記憶をなくして殺し屋集団・殺手房(チョンジュパン)で殺手(サルス・殺し屋)として育ち、冷徹、残酷に任務を遂行する。オンダルの前では天然かつマヌケでおっちょこちょいという純真な一面を見せる。記憶を取り戻し復讐に燃えるが、次第にかつての夢を思い出し、国と民を崩壊から救いたいという一念から鉄の女として戦うが、純真なオンダルを戦いに巻き込むことに悩み…。
※昔話『‘馬鹿’温達と平岡姫』との違い
幼い頃泣き止まずに、「泣き止まないと、おバカな温達（オンダル）の嫁にするぞ」と言われて育った。適齢期に条件の良い婚礼話が出るが、「王様の言った温達と結婚する」言い張り、勘当されてしまう。オンダルを探し出し押しかけ女房になる。詳しくは昔話『ピョンガン王女とバカのオン・ダルを参照。

★キム・ソヒョン（김소현）（1999年6月4日生、身長165cm）
子役として「製パン王キム・タック」や「屋根部屋のプリンス」「太陽を抱く月」など数々のドラマに出演し、MBC演技大賞子役賞などを受賞。映画『純情』やドラマ「仮面の王 イ・ソン」、「ノクドゥ伝～花に降る月明り～」などで主演を務める。アニメ映画『君の名は。』の韓国語吹き替え版では主人公、宮水三葉の声を担当。気品ある史劇女優として、「恋するアプリ Love Alarm」シリーズなどではキュートな若手実力派女優として活躍。
※本作では、ピョンガンの母親ヨン・ワンフの役も担当し、王女ピョンガン、殺し屋ヨム・ガジンと3つの顔を演じ分ける。これまで朝鮮時代は多く演じており“時代劇の女神”と呼ばれているキム・ソヒョン。「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」では短いシーンながら高麗時代の王妃を気高く演じた。高句麗時代は今回が始めてだったが、吸い込まれるような演技からアクションまでこなし、王女ピョンガンを完璧に演じた。2020年6月1日～2021年5月31日までの韓国地上波放送240作品を対象にした「第48回 韓国放送大賞」で「作品賞」のほか、キム・ソヒョンが「女性演技者賞」と「人気演技者賞」の二冠を獲得した。2023年には「無駄なウソ－誰にも言えない秘密－」で人の嘘を見抜く力を持っており、ときめきを感じないヒロインを好演した。

画像：KBS番組サイトより■オン・ダル［タル］役
高句麗の5代派閥の一つスンノ（順奴）部の首長オン・ヒョプの息子。父の「復讐など考えずに、馬鹿になれ」という遺言により山奥に隠れて育った。非暴力平和主義の善良で素朴な人物。狩猟者の罠にかかった動物にまで助けてやる一方で、冒険心と男気のある熱血男児。その人柄と生まれ持ったリーダーシップで高句麗で最も愛されるリーダーとなる。だが彼が戦うのは誰かを守るためだけ。そんな彼が、愛するピョンガンを守るために自身の原則と反して戦うことに…。
※昔話『‘馬鹿’温達と平岡姫』との違い
昔話では盲目の母と2人暮らし。貧しいオンダルは人々から施しを受けて暮らしており、みんなから馬鹿にされていた。詳しくは昔話『ピョンガン王女とバカのオン・ダルを参照。

★ナ・イヌ（나인우）（1994年9月17日生188cm）
ナ・ジョンチャン名義でドラマ「輝くか、狂うか」の護衛武士役でデビュー。「我が家のロマンス」「黄金のポケット」、映画『二十歳（ハタチ）』などに出演。芸名をナ・イヌに変更後、ドラマ「花道だけ歩きましょう」「サンガプ屋台」などに出演。2020年のドラマ「哲仁王后」キム・ビョンイン役で注目を集める。最新作は2021年 6月14日～7月20日まで放送したKBSドラマ「遠見には緑の春」への特別出演に続き、「王女ピョンガン」のユン・サンホPが演出を担当する「ジンクスの恋人」主演の他、2023年には「あなたをずっと待っていまいた」で初の刑事役で主演、2024年にはPrime Videoで独占配信中のパク・ミニョンと共演した「私の夫と結婚して」が世界中で大ヒットし、長身イケメンのナ・イヌの人気も爆上がり中だ。

※実はこの役は、もともと俳優ジスがキャスティングされ途中まで放送されていたが、スキャンダルにより降板し、ナ・インヌがピンチヒッターとして途中から撮影に入り第1話から撮りなおしたという流れがあった。ナ・イヌは迫力のあるアクションと安定した演技力で好評を得た。

画像：KBS番組サイトより■コ・ゴン［コン］役
高句麗の5代派閥の一つで、最も力のあるケル（桂婁）部のコチュガ(王族の敬称)コ・ウォンピョの長男。ピョンガンの剣の師匠で一途に彼女を思い続け、家門ではなくピョンガンを守ると誓う。気品と武術を兼ね備えたエリート将軍となり、高句麗に平和と秩序をもたらすために激しい戦いに突入するが、ピョンガンへの愛が叶わぬと知り…。

★イ・ジフン（이지훈）（1988年10月29日生、身長181cm）
2021年にドラマ「ゆれながら咲く花（原題：学校013）」でデビュー。映画『最後まで行く』やドラマ「魔女宝鑑～ホジュン、若き日の恋～」「六龍が飛ぶ」「青い海の伝説」などに出演。ほかにドラマ「新米史官ク・ヘリョン」「99億の女」「夕食、一緒に食べませんか？」などに出演。本作の後には2022年「スポンサー～破滅の足音～」で主演を務め、2024年2月17日スタートした「グランド・シャイニング・ホテル」にも主演。飛び切りのイケメンだが、悲しい役や死んでしまう役が多いイ・ジフン。「ゆれながら咲く花」でイ・ヒョンジュ作家、イ・ミンホン監督が初めてキャスティングする時に「目がかわいそうで悲しい」と言われたそうだ。
※本作では、家門と恋の板挟みで苦しむ役を演じている。モヨンとの切ないロマンスにも注目が集まった。本作でのコンの最後は“生きる”“死ぬ”の2パターン用意されたそうだ。果たしてドラマではどちらのパターンが選ばれたのか？

画像：KBS番組サイトより■ヘ・モヨン役
高句麗の5代派閥の一つソノ（消奴）部の首長へ・ジウォルの養女で薬草店の主人。資金運用に長け薬草の知識もある。とびぬけた美貌を持つ策略家で、父親の代わりにソノ部を率いている影の実力者だが、隠しておきたい過去と秘密をもつ。あるときはピョンガンやオンダルを助け、またある時は敵対するミステリアスな女性。

★チェ・ユファ（최유화）（1985年10月10日生、身長172cm）
2005年にファッション誌CeCiのモデルコンテストでファッションモデル賞を受賞した後、モデルとして活動を始める。その後、演技の道に進むことを希望し俳優デビュー。2011年のドラマ「マイ・プリンセス」や2012年の映画『ラブ・フィクション』などに出演。ほかに、ドラマ「SUITS/スーツ～運命の選択～」「ライフ」「潜入弁護人～Class of Lies～」や映画『荊棘（ばら）の秘密』『レッスル！』『タチャ　ワン・アイド・ジャック』など数多くの作品に出演。その後も、2023年「国民死刑投票」や、2024年「ソンサン」、「夜に咲く花」など話題作に脇役ながらも存在感ある演技で好演している。
※本作では、魅力的なルックスと独特な雰囲気で視聴者に存在感をアピールした彼女。前作「僕のヤバイ妻（原題）」では不倫相手に妻を殺害するよう唆す悪女を演じたが、本作の役どころは？ピョンガンへの一途な愛を貫くコンと切ないロマンスは号泣必死。抜群のスタイルの彼女の高句麗ファッションにも注目。

■キャスト
ピョンガン／ヨム・ガジン［カジン］：キム・ソヒョン（声：合田絵利）
オン・ダル［タル］：ナ・イヌ（声：三木眞一郎）
コ・ゴン［コン］：イ・ジフン（声：河西健吾）
へ・モヨン：チェ・ユファ（声：甲斐田裕子）
オン・ヒョプ：カン・ハヌル＜特別出演＞（声：阪口周平）
ほか

◇テレ東「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
　2024年2月23日 月-金 8：15-9：11（全30話）
◇Youtube予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】