NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第7話あらすじと見どころ:キム・ソヒョン、王女として父王と再会|全22話
仲間タラ・サン、タラ・ジン兄妹を助けるため都に来ていたピョンガンは…NHKBSプレミアムにて日本初放送中のキム・ソヒョン×ナ・イヌ主演「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」、次週12月12日放送の第7話のネタバレ(なし/あり)のあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組サイトで予告動画とメインキャストのインタビュー映像など公開している。
※ドラマ本編[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
※20話版を視聴してあらすじ紹介しているので、あらすじや見どころが前後している場合もあること、ご理解ください。
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。
全30話版のネタバレあらすじや、時代背景や、押さえておくべきキャストについては【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】で詳しく解説している。ドラマの見どころは5つの見どころで詳しく紹介している。
■キャスト⇒相関図
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン(声:合田絵利)
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ(声:三木眞一郎)
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン(声:河西健吾)
へ・モヨン:チェ・ユファ(声:甲斐田裕子)
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>(声:阪口周平)
ほか
■第7話あらすじ
ピョンガン/カジンは、処刑されそうな刺客の仲間タラ・サン、タラ・ジン兄妹を助けるため都に来ていた。だが、ちょうど商いで都にいたタルに見つかってしまう。タルは、友人たちを救いたいだけだというピョンガンを手伝うことにし、救出作戦を決行。だが、タルが捕まってしまう。そのころコンは、父コ・ウォンピョの命令で刺客集団、天誅房(チョンジュバン)を討伐するため、兵を率いて敵のアジトへ。
■以下、第7話ネタバレ
仲間のタラ兄妹を助けに都に来たピョンガンは、そこで、プンゲたちと商いにやってきたタルと遭遇。また人を斬るのかととがめるタルに、自分のせいで処刑される2人を助け、誰も傷つけない、これが最後だというピョンガン。タルはプンゲと共に手伝う。その頃、コン率いる兵が、天誅(チョンジュ)房のアジトに着くが、置手紙と仕掛けを残して一族もろとも姿を消していた。コ・ウォンピョがコンに天誅房を成敗に行かせたのは、その間にタラ兄妹の公開処刑でピョンガンをおびき寄せ、まとめて殺害しよと計画したのだった。その騒動の中で民の恐怖心をあおり、さらなる権力を握ろうとしていたのだ。モヨンはウォンピョの狡猾な手口に驚く。
いよいよ、処刑がはじまろうとしたその時、タラ兄妹救出は成功するが、タルが捕まり殺されそうになる。ピョンガンが姿を現し、この場を潜り抜けるには自ら「高句麗の王の長女、亡き王妃の娘ピョンガン王女だ」と名乗るしかなかった。引き返してきたコンがピョンガンを王女と認める。コンの登場で、ピョンガンは王女と証明される。
死んだはずの王女の登場に驚くチン王妃たち。現れた父王に硬い表情で挨拶するピョンガンは、8年間記憶をなくしていたと、謝る。生きて戻ったことを喜ぶ王は、コ・ウンピョたちの前でぎこちなく娘を抱きしめる。諸加会では今さら王女が現れても問題ないというが、ウォンピョは、記憶を失くして刺客として育ち、王宮に戻ってきた王女は、王以上に警戒すべき存在で、死んだヨン王妃の性格に似たなら諸加会を敵視するだろうと考える。
母ヨン王妃の肖像画の前で、王女として戻ってきたことを報告するピョンガンに、王は、ヨン王妃の死を老若男女が悲しみ盛大な葬儀だったと教える。誰よりも民を思う母が死の直前まで順奴部の民(スンノブ)を守ってなくなったと話し、自分を助けるために牢獄に入れられ友であるタルを助けてほしいというピョンガンに、罪人への処分は諸加会議が決めることという王。命の恩人でもある彼のために、王命を出してほしいという頼む。
一方、側近サンチョルからコンが邪魔したと聞いたウォンピョは真偽を問い、「民が見ている前で王女を殺せば大変なことになる」とあくまでも家門を守るための行動だと言いつくろう。そんなコンに自制を促すが、コンは「長年心に想っていた女性が生きて戻った。自分にとっては王女も大切だ」と、言い返す。
アジトから逃げ出した天誅房。頭はテモクから、「ピョンガンが王宮に戻り、都は大騒ぎだ」と報告を受ける。見せしめで部下の一人を殺した頭は、高句麗の王を殺す決意の出来た者だけついて来いと、部下たちを鼓舞する。
釈放されたタルは王女姿のピョンガンを見て「一緒に行こう」と誘うが、王女として戻ったからには戻れない。「運命に従うしかない」という。そんなピョンガンに「俺の運命はお前だ。ここがそう言っている」とピョンガンの手を自分の胸に当てていう。
亡きヨン王妃そっくりのピョンガンが王女として臣下たちの前に立ち、諸加会たちが祝賀を述べる。ウォンピョに近づいた王女は不敵な笑みを浮かべ「おかげさまで無事に戻ってきました」といい、並み居る臣下たちに凄みを利かせる。そんな王女を唯一歓迎の目で見つめるコン。翌日、コンム王子がウォン太子を支えるようにと、ピョンガンから言われたチン王妃は、コンム王子を太子にしなかったウォンピョに苛立ちをぶつける。そしてコンム王子が王の息子であることをピョンガンが疑っているとも報告する。一方、チン王妃からピョンガンが王の子でないと聞かされていたウォン太子は、姉ピョンガンに会おうとしない。
その頃、タルはタルは長白薬草房で匿われていたプンゲやチン兄妹と合流し幽霊村に戻る。サ氏夫人は、ピョンガンが王女だったと聞いて、これでタルとの縁も切れると歓迎するが、タルはやりきれない思いでいた。
改めて8年前に軍を送ったのが逆謀の疑いからだと父王から聞いたピョンガンは、そのために母が亡くなり自分が記憶を失くしたという。「全て余のせいだ」と開き直る王に、他の理由はなかったのかと重ねて聞く。痛いところを衝かれて立腹する王に、慰霊祭の日に父王を殺してしまおうとして自分自身を責めているという王女に、記憶を失くしていたためという王。だがピョンガンは慰霊祭の親不孝も父王が順奴部に軍を送ったのも歴史からは消せないと。
月を見上げてタルを恋しく思い出すピョンガン。一方幽霊谷に落ち着いたタラ兄妹が気に入らないプンゲ。不満顔の彼に妹タラ・ジンは、プンゲたちのように隠れたりせず、自分たちは高句麗と戦ったと言い返す。
都ではモヨンが偽の遺体を手配したことをウォンピョに謝罪し、モヨンも刺客の正体が王女だと知っていたと明かす。すべては養父と家門のためにやったことといい、ウォンピョは二度と騙したら命はないと思えと釘をさす。モヨンが父と会ったと知ったコンは、彼女に、王女に関する一切に関わるなと忠告するが…。
天誅房のテモたちがピョンガンの養父ヨム・ドゥクを連れ去ろうとするが、タルとプンゲがこれを防ぐ。王宮に居所がないピョンガンは、コンに剣の手合わせを頼む。父も弟も自分が戻ってきたことを喜んでいないという王女に、晴れやかな笑顔で「私は嬉しいです」とコン。そして長白薬草房に注意するよう告げる。
長白薬草房を怪しむピョンガンはそっとに忍び込み、モヨンが用意した太子の薬を味見し体に異変をきたす。辛うじて薬房を出たピョンガンは襲われそうになるが、何者かに助けられる。翌朝、意識の戻ったピョンガンは太子が毒を飲まされると王宮へ駆けつける。太子が薬を飲もうとした瞬間、飛び込んできたピョンガンが止める。
■見どころ
タルは、タラ兄妹を助けるためにどんな作戦を立てるのか?そしていやいやピョンガンを手伝うプンゲ。彼がピョンガンに心を開く日は来るのか?
父の前で堂々とピョンガンへの恋心を口にするコン。視聴者にとっては胸キュンだが、ウォンピョンの「青いな~」という嘲笑が今後のコンのロマンスにどう影響するのか?
王女の姿で堂々と登場するピョンガン役のキム・ソヒョン。コ・ウォンピョ役のベテラン俳優イ・ヘヨンに一歩も引かない貫禄演技に圧倒される。また、コンとの手合わせでは王宮守備隊長も務めたコンより強いとは、ピョンガンどれだけ強いのか?そんな彼女も毒薬には勝てない。長白薬房を出た後、襲われた彼女を助けたのは誰か?次回、その顔が明らかになるのでお見逃しなく。
◇NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
2021年10月31日 日曜21:00~22:00 日本初放送
【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】