テレビ東京「ヘチ 王座への道」第3-4話あらすじと見どころ:美徳の不運~運命がさまよう夜

2022年03月31日08時30分ドラマ
©SBS

イ・グム(チョン・イル)たちはミルプン君の悪事の証拠を握ったが…チョン・イル主演の韓国ドラマ「ヘチ 王座への道」がテレビ東京にて地上波放送、明日4月1日(金)・4(月)第3話~第4話のあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトにて予告動画が視聴できる。

「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。
※各話のネタバレあらすじと見どころ、時代背景、実在人物紹介、豆知識などは【「ヘチ」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。



■キャスト押さえておくべき登場人物6人
延礽君・李昑/朝鮮21代王英祖役:チョン・イル
ヨジ役:Ara(コ・アラ)
パク・ムンス役:クォン・ユル
タルムン役:パク・フン
ミン・ジンホン役:イ・ギョンヨン
ミルプン君イ・タン役:チョン・ムンソン
ウィ・ピョンジュ役:ハン・サンジン
 他

■第3話「美徳の不運」3話ネタバレあらすじ
王の次男、イ・グム(延礽君(ヨニングン))は、王族のイ・タン(密豊君(ミルプングン))による殺人の罪を知る証人として、司憲府(サホンブ:役人の違法行為を取り締まる官庁)に現れる。それでも証拠が不十分だという高官らに、イ・グムは…。一方、イ・タンを王位継承者候補として後押しし、それでも証拠が不十分だという高官らに、イ・グムはもう一人の証人を連行させる。一方、イ・タンを王位継承者候補として後押しし、その悪事を隠蔽してきた老論(ノロン)派の重臣たちは、イ・グムがイ・タンを陥れようとしていると王に訴える。その場に姿を見せたイ・グムは自らの罪を認め、ミルプン君の家来を尾行してノ・テピョンの遺体を発見したのも自分だと証言し、タムナへの幽閉を申し出る。一方、ジョンソクたちはミルプン君逮捕に向かい、司憲府長官もミルプン君逮捕を命じるしかなかった。
その夜、ジョンソクの家にムンスやヨジ達が集まって祝杯をあげることになり、イ・グムも参加する。その後、グムへの誤解を解いたムンスはヨジと3人で義兄弟になることを提案する。
そんな中、さすがのグムも衝撃を受ける噂が広まる。

もう一人の証人を連行するためにヨジ(コ・アラ/Ara)とパク・ムンス(クォン・ユル)が冒頭からアクションを披露する。果たしてヨジたちは誰を連れて来るのか?ジョンソクの家で皆で“すごろく遊び”をする。“人生ゲーム”のような遊びは韓国にもある“スンギョンド ノリ”。果たしで“あがり”は?
また、この回ではイ・タンを推している老論派のミン・ジノンが起死回生に躍起になるが、その裏で王は真相を知るために義禁部の中級役人に会いに行く。なぜわざわざ位の低い役人を選んだのか?現代社会でも通じるその理由は?そして、さすがのグムもショックを受けた噂とはどんな噂なのか?
この回の詳しいあらすじと見どころは、前述の“スンギョンド ノリ”と一緒に3話詳細で詳しく解説している。
●豆知識
※“救恤計(クヒュルゲ=구휼계)”とは貧民や罹災者を救済すること。イ・グムことヨニン君が干ばつの時に救恤米(救済米)を運ぶ。
※父王とイ・グムとの会話に泣かされるが、第19代王・粛宗を演じたのはキム・ガプス。「チュノ~推奴~」では粛宗の曾祖父に当たる第16代王・仁祖役を演じている。
※参考:朝鮮王朝系図




■第4話「運命がさまよう夜」4話ネタバレあらすじ
老論(ノロン)派の重臣ミン・ジノンの政治力を思い知らされたイ・グム(延礽君(ヨニングン))。王位継承者候補である弟のイ・フォン(延齢君(ヨルリョングン))を守るため、共に王族の悪事を暴こうとした司憲府(サホンブ:役人の違法行為を取り締まる官庁)のハン・ジョンソクを窮地に追い込んでしまうことに。事情を知らないパク・ムンスは、イ・グムのよそよそしい態度に戸惑う。そんな中、イ・グムを次期王にしたいと考えていた王の粛宗(スクチョン)は、密豊君(ミルプンクン)ことイ・タンのために立場の弱まった司憲府イ・イギョム長官にグムを推戴して老論の長となれと勧める。すでに死期が迫っている王は最期の賭けに出たのだ。ところが、ついにミン・ジノンが動き出す。果たして老論が選んだのは…。
一方、残虐だが臆病者のイ・タンは、罪を重ねながらも赦しを得るために仏教に帰依しており、いつも持ち歩く計屍録を、漢陽を離れるときは龍源寺に預けていた。イ・グムたちは明日ミルプン君は清国の使臣団と朝鮮を離れるので、このチャンスに計屍録を奪うことにするが…。

聡明なイ・グムがなぜイ・フォンに肩入れするのか?イ・グムの本心をミン・ジノンはどう分析するのか?粛宗といえば、何度も政権交代させて、南人、老論、少論を操って来た王。すでに死期が迫っている王は最期の賭けに出たのだのだが…。世子、グム、フォン3人とも大切な我が子という優しい王。なぜ、フォンでなくイ・グムを次期王に選んだのか、今回その理由も語られるのでお聴き逃しなく。もっとも実在した粛宗はフォンこと延齢君(ヨルリョン君)を最も寵愛し、後継者に考えていたようだ。詳しくは延齢君紹介で。窮地に追い込まれ、ウィ・ビョンジュから尋問を受けるハン・ジョンソク。そんな彼がグムと何を話すのか?また、今回は、浮浪団のタルムンが、替え玉受験の仲介人ケドルから妓楼を買い取ったことから、グムはタルムンのバッグにいる人物に気づく。
この回の詳しいあらすじと見どころは4話詳細で詳しく解説している。


テレビ東京「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2022年3月30日-5月2日 月~金8:15-9:11
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】