BSテレ東<風と雲と雨>の後はソ・イングク主演「王の顔」1/13より再放送!時代とあらすじ、予告動画

2022年12月01日19時00分ドラマ
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BSテレ東(月~金曜あさ8時53分~)では韓国時代劇「風と雲と雨」が放送中だが、2023年1月13日(金)からはソ・イングク主演「王の顔」を放送する。DVD公式サイトにて予告動画が公開中だ。

「王の顔」は、庶子出身の光海君(クァンヘグン)が、“観相”を武器に様々な逆境を乗り越えて王になるまでの波瀾万丈の成長ストーリー。2014年KBSで放送された作品。

同局で12月現在放送中の「風と雲と雨」は19世紀朝鮮王朝末期を背景にしているが、「王の顔」はそれより約300年さかのぼった16世紀末から17世紀初めにかけた王朝中期が舞台。⇒王朝系図で確認。



メイン舞台は14代王・宣祖(ソンジョ)の治世で、政権の派閥闘争が激化し、1589年には鄭汝立(チョンヨリプ)の反乱、1592年から1598年にかけては日本の侵略を受けるなど、内憂外患に揺れた時期だ。

主演はソ・イングク、ヒロインはチョ・ユニ。ソ・イングクが演じる光海君(クァンヘグン)は、宣祖の息子。兄弟を暗殺し政敵を粛清するなど、暴君として扱われてきた王だが、外交手腕に優れ税制改革の実施など、現代における歴史的評価は非常に高く、光海君が名君となる過程を描いた作品だ。ヒロインのカヒは架空の人物だが、宣祖と光海君の親子二代に仕えて妖女と呼ばれた尚宮キム・ゲシをモデルとしている。そして我が子である光海君に強烈な嫉妬心を燃やす王・宣祖役には「魔女宝鑑」「九家の書」などに出演しているイ・ソンジェ。

14代王・宣祖15代王・光海君の葛藤を描いた作品は本作の前にも後にも多く制作されてきたが、顔にその人の運命が現れるという“観相”をテーマにしているところは、時代は異なるが「風と雲と雨」と同じ。

【ドラマの年表:朝鮮王朝】

主演を務めるソ・イングクは、歌手としても活躍する人気俳優。「ナビレラ」ではバレエダンサー、「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」では神と人間の間の不思議な存在“滅亡”を、「美男堂の事件手帳」では男巫と独特な役を演じている。本作はソ・イングクが時代劇初挑戦をした作品ながら、KBS演技大賞・新人賞を受賞した。また、同じく時代劇初出演で観相師キム・ドチ役を演じたシン・ソンロクもKBS演技大賞・助演男優賞に輝いている。

演出は大河ドラマ「大祚榮 テジョヨン」や「哲仁王后」を手掛けたユン・ソンシク。現代ドラマ「最高です!スンシンちゃん」などをヒットさせている。アクション物に定評があり、本作でも華麗でダイナミックなアクションが随所で見られるのでお楽しみに。

■あらすじ
1589年。政権闘争が激化し、外敵の侵入が頻発する16世紀末の朝鮮王朝。即位前、観相師から王になってはならない顔だと予言された過去を持つ14代王・宣祖(ソンジョ)は、自分の凶相を補う相の女人を探させる一方、王の相を持って生まれた息子・光海君(クァンヘグン)を嫉妬心から冷遇し、鍼でその相を変えようとしていた。聡明な光海君はその仕打ちに気付いていたが、父を思う心から気付かぬふりをしていた。そんなある日、王宮の書庫に盗賊が侵入する。捕らえた盗賊が口にしたのは、ごく限られた人間しか知らないはずの王家に伝わる観相書、今の王が王の顔ではないと証明するという「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」の名前だった――。

■スタッフ
脚本:イ・ヒャンヒ「銭の戦争」、ユン・スジョン「天命」
演出:ユン・ソンシク「大祚榮 テジョヨン」「最高です!スンシンちゃん」、チャ・ヨンフン「朝鮮ガンマン」

■キャスト
光海君役:ソ・イングク「ショッピング王」「応答せよ1997」「ラブレイン」
キム・カヒ役:チョ・ユニ「ナイン~9回の時間旅行~」「棚ぼたのあなた」
宣祖役:イ・ソンジェ「九家の書~千年に一度の恋~」「妻の資格」
キム・ドチ役:シン・ソンロク「トロットの恋人」「星から来たあなた」
キム貴人役:キム・ギュリ「スキャンダル」「武神」

「王の顔」DVD公式サイト
BSテレ東「ドラマ一覧」番組公式サイト
 2023年1月13日スタート 月~金10:55-12:00
 2016年4月27日-5月27日 月~金10:57-12:00

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