Prime Videoだけで見られる韓国ドラマ、おススメ5選!

2022年12月30日03時00分ドラマ

Amazonが運営する定額制ビデオ・オン・デマンドサービスのPrime Videoにはたくさんの韓国ドラが配信されているが、2022年独占配信された韓国ドラマは名作揃い!その中から配信中のおすすめ5作品を紹介しよう。

<Netflix5選+10選> <Disney+5選> <Hulu4選>



※以下、タイトルクリックでさらに詳しい作品紹介が確認できます。また、遷移先の【動画視聴サイトへ>>】からPrime Videoの視聴ページにジャンプできます。但し、ログインが必要。

■ラブコメ
「ユミの細胞たち」「ユミの細胞たち2」(各全14話)
【ユミの細胞たち/ユミの細胞たちシーズン2】(全14話/全14話)©STUDIO DRAGON CORPORATION
Prime Videoにて2022年3月4日(金)より独占配信開始
原作は累積閲覧回数32億回という大人気ウェブ漫画。大きな失恋を経験して仕事一筋になってしまった不器用な主人公キム・ユミが、長く失っていた恋愛感情を少しづつ取り戻してゆくラブコメディ。登場人物たちの心情を3Dアニメ化し、実写のドラマと融合させた斬新な映像表現が話題になった。

▼見どころ
途中下車覚悟で視聴たが、想像を超える面白さに一気見してしまった。ヒロインは「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のキム・ゴウン。アニメーションとの融合をどう演じるか悩んだそうだが、全く違和感はなかった。それどころか、主人公の深層心理を細胞たちが丁寧に教えてくれるのでノンストレスで没入できた。ユミの涙の洪水に流されてこん睡状態になってしまった愛(サラン)細胞を、仲間の細胞が応援したり、喧嘩したり…ユミも可愛いが、とにかく細胞たちが可愛いい。パート2も制作されこちらも独占配信中だ。パート1の恋人役にはアン・ボヒョン、パート2は「悪魔判事」のジニョン(GOT7)が担当。アン・ボヒョンは「梨泰院クラス」とはずいぶんイメージが違うが、パート2ではスタイリッシュに決めて登場するのでお楽しみに(コメント&写真)。

■ヒューマン・ミステリー
「アンナ」「アンナ ディレクターズ版」(全6話/全8話)
【アンナ(通常盤)/(ディレクターズカット)】(全6話/全8話】Prime Videoにて2022年10月20日より独占配信開始些細な嘘から始まり完全に別人の人生を生きることになった主人公イ・ユミの人生を描いた作品。

▼見どころ
洋服屋の父と聴覚障害のある母を持つ苦学生だったユミは、大学受験の失敗をきっかけに些細な嘘をついてしまい、1つの嘘がどんどん膨らみ取り返しのつかない状況へ。人生に疲れてしまったイ・ユミから、人々から注目を浴び誰もが羨むパーフェクトな女性、イ・アンナへと変身する。ストーリーを知って筆者は「仮面」のスエをイメージしたが、“国民の初恋”スジが演じると聞いて驚いた。だが彼女自身が切望したこの役を女優ペ・スジは見事に演じ、韓国でも高い評価を得た(韓国での評判など)。スピーディな展開と没入感あるストーリーに引き込まれる。制服とアルバイトの服だけだったユミが、欲望と共に衣装も華やかに変わっていくのも見どころ。ちなみにこの役でスジが着た衣装は150着超!ファッションの観点からも楽しめる。余韻を残したエンディングも気になり、続編を期待したい作品だ。Prime Videoでは6話版とディレクターズカット版の8話版の両方を独占配信している。サクッとみられる6話版も十分面白いが、やはり主人公の心情がしっかり描かれている8話版をお勧めしたい。

■ヒューマンドラマ
「百人力執事~願い、かなえます」(全16話)
【百人力執事~願い、かなえます】(全16話)韓国ドラマ紹介Prime Videoにて2022年10月19日より独占配信開始遺体に触れると死者と話ができる葬儀ディレクターのドンジュと、1件100ウォンから依頼者の執事となって働く便利屋「百人力」従業員のキム執事が、力を合わせて故人の願いを叶える相互共助ロマンス。

▼見どころ
自身が持つ死者と話せる不思議な力に怯えるドンジュは、21人の故人の願いを聞けばその力が消えると聞き、葬儀ディレクター(納棺師)として故人の願いをかなえていく。映画『おくりびと』でも主人公の職業として描かれ、不浄だと差別を受ける場面があったが、本作もそうした場面が度々出てくる。元カレに振られたのもこれが原因。別れ話の依頼を受けてドンジュに伝えるのがキム執事。だがドンジュはだんだんとこの仕事の大切さを知り、そんなドンジュにキム執事も惹かれていく。故人役で有名俳優たちが登場するのも見どころだが、故人の願いをかなえるために奮闘するドンジュを、表情豊かに演じるヘリが魅力的だ。生死を扱う中で相手を赦し、自分自身も赦すテーマに毎回泣かされる。でも神父(オ・デファン)と便利屋の社長(イ・ギュハン)の愉快なケミストリーのお陰で笑いもたっぷり。故人ごとに1つのヒューマンドラマとして楽しめるが、全体を通してある少年を死なせた真犯人探しや終盤ではハラハラドキドキのサスペンスタッチも味わえる。そしてなぜ、ドンジュに不思議な力が備わったのか、なぜ21人なのか、なぜキム執事なのか、最終回で明かされる真実には涙腺決壊必至となる感動作だ。
【「百人力執事」を2倍楽しむ】ではドラマ各話のネタバレあらすじと見どころなどまとめている。



■ヒューマンドラマ
「カーテンコール:木は立って死ぬ」
【カーテンコール:木は立って死ぬ】(全16話)韓国ドラマ紹介©2022 KBS
Prime Videoにて10月31日(月)から独占配信(月・火)
激動の時代を生き抜き、家族と生き別れながらも財を築き上げた北朝鮮出身の実業家グムスンと、彼女の孫を演じる劇団俳優ジェホンが紡ぎ出す前代未聞の詐欺劇に巻き込まれていく人々を描いたヒューマンドラマ。

▼見どころ
主人公は「椿の花咲く頃」で親子役を演じたコ・ドゥシムとカン・ハヌル。これだけでもうれしいが、メインキャストに「愛の不時着」メンバーが続々。さらにはハ・ジウォンとクォン・サンウが18年ぶりの共演とあって、韓ドラファン歓喜のキャスティングとなった。しかもコ・ドゥシムが演じるグムスンの70年前の若き日をハ・ジウォンが担当し、現代の孫も演じる。カン・ハヌルはグムスンの生き別れになった夫と、偽の孫ジェホン役。ハ・ジウォンとカン・ハヌルのW二役にも注目が集まり、韓国はもちろん日本でも配信が心待ちされた。だが、意表を突く展開や刺激的な演出はなく、物足りないという声もあって、視聴率的には期待されたほど伸びなかったが、名優たちのカリスマ演技は絶品!どんどん過激になっていく韓国ドラマが多い中で、一服の清涼剤のように癒された。高級ホテル「楽園」やグムスンの豪華な屋敷は目の保養にもなった。ジェホンの謙虚で明るい性格は、共演者からは“美談製造機”と異名をつけられているカン・ハヌルにぴったりのはまり役だった。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】ではドラマ各話のネタバレあらすじと見どころ、「愛不時」ファンが喜ぶキャスト紹介などまとめている。


■リーガルロマンス
「なぜオ・スジェなのか」(全16話) 1/1より独占配信
【なぜオ・スジェなのか】(全16話)韓国ドラマ紹介©SBS
Prime Videoにて2023年1月1日(日)より独占配信予定
勝つためなら手段を択ばない冷徹非情な弁護士オ・スジェと、そんな彼女を守るためなら何も怖くないというロースクールの学生コン・チャンによる、切なくもどこか胸がときめくリーガルドラマ。

▼見どころ
最後に紹介するのは1月1日から独占配信開始するソ・ヒョンジン主演作。今やラブコメの女神としての印象が強い彼女だが、もともとはシリアスな役や時代劇などに多く出演していた。本作では笑顔を封印した冷徹非情な女弁護士になりきる。先に紹介したヒューマンドラマ2作には極悪人は出てこないが、こちらは腹黒オヤジが続々!中でもホ・ジュノ扮するチェ会長との対決で堂々としたソ・ヒョンジェの演技は圧巻。今後、強い女は彼女の新たなはまり役になりそうだ。ラブは少な目だが、スジェを無条件に信じ守ろうとするロースクール生コン・チャンのひたむきさにはドキドキさせられる。強い女スジェが、年下男子チャンに出会って自身の生き方を見つめ直し、表情が柔らかくなっていく様子をソ・ヒョンジンが完璧演技で魅せる。チャン役のファン・イニョプは「女神降臨」ではサブナム(二番手“サブ男(서브남)として人気がブレイクしたが、成人男性の役は初めてとのこと。実年齢は30歳を過ぎているので、今後は大人の役にも挑戦してほしい。もう一人年下男子として「九尾の狐とキケンな同居」「シュルプ」のペ・イニョクも登場する。物語自体は過去の犯罪に端を発した復讐劇と、よくある展開だが、無理のない伏線回収をした脚本も秀逸。ぜひ見てほしい一作だ。
※各話の先取りネタバレあらすじを【ネタバレあらすじと見どころ】で紹介ししている。

Prime Videoでは、他にも1月6日からはSBS新金土ドラマ「法銭」が「ペイバック~金と権力~」という邦題で独占放送されるので、こちらも要チェックだ。
Prime Video独占配信、および配信予定の韓国ドラマはこちらで一覧できる。⇒Prime Video(韓国ドラマ・独占配信)


また、他の配信各社の独占韓国ドラマは以下で一覧できる。
Netflix(韓国ドラマ・オリジナル)
Disney Plus(韓国ドラマ・オリジナル)
Hulu(韓国ドラマ・独占配信)

kandoratop【Prime Video(韓国ドラマ・独占配信)一覧】