新作韓ドラ「もうすぐ死にます」ソ・イングクらの没入感ありすぎの読み合わせにパク・ソダム感極まって涙!

2023年11月18日09時00分ドラマ
TVINGオリジナルシリーズ「もうすぐ死にます」
画像出典:YouTubeよりキャプチャー

ソ・イングクとパク・ソダムが共演するTVINGドラマ「もうすぐ死にます」(全8話)は12月15日(金)から韓国で初公開され、その後Amazon Prime Videoを通じて240ヶ国以上で配信される。17日、公式YouTubeでは台本の読み合わせをするビハインド映像が公開された。

「もうすぐ死にます」は地獄に落ちる直前のチェ・イジェ(ソ・イングク)が“死”(パク・ソダム)によって下された審判により、12回の生と死を経験する人生転生ドラマ。イ・ウォンシク(ストーリー)&クルチャン(作画)による同名のウェブ漫画が原作で、ドラマ「18アゲイン」のハ・ビョンフン監督が演出と脚本を手掛ける。



「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」では“滅亡”という不思議な役を、「美男堂の事件手帖」では元プロファイラーの男巫、映画『オオカミ狩り』では極悪非道な犯罪者と様々な役を演じてきたソ・イングクが、本作では7年間就職失敗を繰り返した末、人生の目的を失ったチェ・イジェ役を務める。映画『パラサイト 半地下の家族』の半地下で生活するキム家の長女・ギジョン役で脚光を浴びたパク・ソダムが演じるのはミステリアスな“死”という役。

もうすぐ死にます画像:TVING「이재, 곧 죽습니다」より
チェ・イジェは就職活動をするも、挫折と失敗ばかりの人生に落胆し自ら命を絶つ。生と死を行き来できる死は、自分が迎えに行く前に自殺をしたイジェに対し苛立ちを募らせる。死はイジェに対し「罪を犯した者」と審判を下し、12回の生と死を経験させる刑罰を下す。

近頃韓国ドラマでは“転生”が人気だ。「生まれ変わってもよろしく」ではシン・ヘソンがある人に会うために転生を繰り返し、「財閥家の末息子」ではソン・ジュンギが秘書から財閥家の末息子に転生して第二の人生を生きる。どちらも目的があって転生をしているが、本作は自殺をした罰で12回の個性的な面々の人生を生きることになるのだ。

そんなチェ・イジェの魂が入ることになるのは主役級の超豪華な面々!ただし、SUPER JUNIORのシウォン、ソンフン、子役のキム・ガンフン、チャン・スンジョ、イ・ジェウク、イ・ドヒョン、コ・ユンジョン、キム・ジェウク、オ・ジョンセ、ナム・ギョンウプ、ユ・インスと性別も年代も様々な12人。チェ・イジェが経験する12回の人生でどんなストーリーが展開されるのか、期待が膨らみ、12回の転生が終わった後、イジェがどうなるのかにも興味がわく。

そしてもう一人メインキャストとして「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」のデンバー役で大ブレイクしたキム・ジフンも登場する。


17日に公開されたのは約6分間の映像。ソ・イングク、パク・ソダム、キム・ジフン、そして「還魂」とパート2「還魂:光と影」で親友役を演じたイ・ジェウクとユ・インス、パート2で共演し今年「ムービング」で大ブレイクしたコ・ユンジョンが台本の読み合わせをし挨拶をする。

映像はソ・イングクの迫真の泣きのセリフから始まり、パク・ソダムはミステリアスな死らしく抑え気味。続いて各人の自己紹介の後、いよいよ本格的な読み合わせが始まる。

インタビューのパートでは、ソン・イングクは自身が演じるチェ・イジェを「傍にいると“痛い人物”」とし「よくないことが起きて、それによりやってはいけない行動をして多くの人たちを傷つけるが、成長していくキャラクター」と紹介している。また映像後半では「イジェ役の自分とイジェの魂が入る他の俳優たちとは、別人だけれどもイジェを感じさせるのが重要で、それが心配だった」と前置きし、「リーディングの様子を録画してお見せするとか、イジェはこんな口調でこんな人物でこんなテンションだということを共有して撮影していくと聞いて、ワクワクしています」と新しいチャレンジに期待を寄せている。

パク・ソダムは演じる死役を「どれだけの能力があるのか、何歳なのか正確には分からないミステリアスなキャラクター」と分析。「監督から“死”を演じた俳優はいないと言われ、新しいキャラクターをどう作っていくのか、毎日監督と話してときめいています」と役作りを楽しんでいる様子。後半では「この作品をご覧になれば、いろんな考え、いろんな話、たくさん話し合えると思います」と作品への自信ものぞかせている。

キム・ジフンは「僕が演じるパク・テウは原作に出てこないキャラクターなので、多くのベールに包まれています。ドラマを通してどんな役割を担っているか確認してください。パク・テウがドラマをもっと興味深くするはずです」と自己PR。周りから「パク・テウ♪パク・テウ♪」コールが聞こえてくるあたり、早くもチームワークも高まっている様子。

読み合わせではどの俳優も本番さながらの没入感たっぷりのセリフ回しで、パク・ソダムが感動して涙する一幕も。また、ソ・イングクの照れながらの「パパ、会いたいよ~」のご愛嬌のセリフもお聞き逃しなく。

映像は、パク・ソダムの「皆さん、もう少しだけ待っていたくださいね。」、ソ・イングクの「TVINGで出会いましょう」の挨拶で締めくくっている。

TVINGオリジナルシリーズ「もうすぐ死にます」は12月15日(金)から韓国で初公開され、その後Amazon Prime Videoを通じても240ヶ国以上で配信される。

YouTube|台本リーディングビハインド動画

■スタッフ
脚本兼演出:ハ・ビョンフン
原題:이재, 곧 죽습니다(イジェ, コッ チュクスムニダ)
原作:ウェブトゥーン「もうすぐ死にます」(原題:이제 곧 죽습니다)

■キャスト
チェ・イジェ役:ソ・イングク
死役:パク・ソダム
チョン・ジス役:コ・ユンジョン
パク・テウ役:キム・ジフン

ほか

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