BS日テレ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第16-20話:武術だけでなく精神をも鍛えるタル
BS日テレにて再放送中「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)はキム・ソヒョンとナ・イヌが主演の珠玉の韓国時代劇、11月18日からの第16話~第20話のあらすじと見どころと一緒に場面写真を紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。韓国で有名な逸話『ピョンガン王女とバカのオン・ダル』をモチーフに、戦乱の世で、自らの使命と愛のはざまで揺れる若者たちの姿を描く。
※時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。
■キャスト⇒【相関図】、【主役4人】、【その他】
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
ほか
■第16話
カジンから剣術を習い、めきめき腕を上げるタル。カジンが新たに依頼した師匠は、かつてタルの父オン・ヒョプ将軍と並ぶ武人だったソン・イロプ、今は僧侶のウォルグァンだった。ウォルグァンはタルに修練ではなく雑用をさせ、洞窟の中で体の中の毒素や悪い気を洗い流したら武芸を教えると告げる。長白(チャンベク)薬草店のヘ・モヨンに頼み宝飾品を銀に換えてもらったカジンは、騎兵用の馬や兵器用の鉄を入手し、順奴(スンノ)部族の復権に向けて準備をしていく。
和尚に託して帰るピョンガンに「寂しい」と駄々っ子のようにわがまま言うタルをピョンガンがどんな方法で宥めるのか?一方、モヨンの自分への恋心に気づいているコンがそれを利用し始める。
ピョンガンは元気な荷物を運ぶ馬ではなく、使い物にならないと安値で売られているやせた軍馬を買わせ、馬の飼育になれたタラ・ジンたちに使える軍馬によみがえらせる作戦をたてるが、これもまた原作の昔話と同じ。詳しくはタイトルの意味と題材で。 この回の詳しいあらすじと見どころは16話ネタバレで。
■第17話
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All rights reservedピョンガンとサ氏夫人を刺客から守ったタルだったが、人を殺してしまったという苦しみにさいなまれていた。王に飲ませる毒薬を作れとコ・ウォンピョに脅されたヘ・モヨンは、その事実をコンに告げて助けを求める。チュンソの占いの腕が確かだと知ったチン王妃は、チュンソの処刑を思いとどまり、神通力にあやかろうとする。ピョンガンは苦しみ続けるタルをある場所へ連れていき、タルは幼い頃に父と来たことのあるその場所で、自分が剣を握るべき理由に気付く。
オン・ヒョプ将軍を苦しめた鮮血に染まる人生を歩きはじめるタル。戦いの後のタルの涙が悲しい。心優しいタルはそれでも自分が殺した兵たちを弔ってやった。この優しさが今後もタルを苦しめる。そして、剣を握る理由を見つけるシーンで、オン将軍役でカン・ハヌルが登場するのでお見逃しなく。崖の上でのピョンガンとタルとの本音をぶつけ合いながらの真剣勝負の迫力に圧倒される。心を決めたタルはもはや無敵の強さだ。 この回の詳しいあらすじと見どころは17話ネタバレで。
■第18話
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All rights reservedコ・ゴンはヘ・モヨンに解毒薬を作るよう命じ、危篤状態から王を助ける。コ・ウォンピョの怒りを買い、逃げようとするヘ・モヨン。ピョンガン王女を連れ戻しに行くが説得できないコ・ゴン。そのとき、北周(ほくしゅう)軍が攻め入ってきたと知らせが入り、コ・ゴンは都へ戻る。一方、村にはかつてオン・ヒョプ将軍に仕えていた兵士たちが集まってくる。挙兵の準備をするカジンだが、タルは国を守ることには興味がない。コ・ウォンピョは村に使いを出し、王の恩恵に報いるため北周の傭(よう)兵部隊を阻むよう伝える。
コンのためにわざと王毒殺に失敗したモヨン。モヨンの流した涙はコンへの愛、その涙をぬぐったコンの指に愛は込められているのか?揺るぎない主人王カップルのロマンスの裏で、計算づくの二番手カップルのロマンスも気になる。そしても一つのロマンス。プンゲのタラ・ジンへの想いも膨らんできたようだ。 この回の詳しいあらすじと見どころは18話ネタバレで。
■第19話
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All rights reservedピョンガンとタルは300人という少ない兵で北周(ほくしゅう)の別動部隊チョンギ軍を倒すために、降伏するふりをして不意打ちをかけるという作戦に出る。作戦は成功し順奴(スンノ)部族の大勝利となったが、サンがチンを守って命を落とす。平原(ピョンウォン)王はタルをピョンガンの夫と認め、順奴部族は逆賊の汚名を返上し、部族長会議への復帰が許される。木蓮(モンニョン)堂で新生活を始めるピョンガンとタル。王宮を出入りしている「優れた占い師」の正体が天誅房(チョンジュバン)の頭(かしら)チュンソであると知って驚愕する。
ピョンガンの“降伏作戦”は、「順奴部は高句麗に捨てられた民族」「ピョンガンが父王に縁を切られ追放された王女」という汚名が大いに役立つ。またタラ・サンが聞き取った突厥語は、古オグズ語、チュルク語ともいわれ、モンゴル高原以西にあるアルタイ山脈を中心に東ヨーロッパから北アジア(シベリア)に至る広大な地域で話される言語。 この回の詳しいあらすじと見どころは19話ネタバレで。
■第20話
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All rights reserved計略にはまり、しびれ薬を飲まされた王と太子。チュンソは体の動かない王に、自分の身分を明かし、復讐(ふくしゅう)として太子の肉をそぐと言う。占い師の正体に気付いたタルとピョンガンが神堂に向かい、間一髪で難を逃れる。手柄を立てた順奴(スンノ)部族は都に呼び寄せられるが、皆が引っ越す準備をする中、サ氏夫人は村に残ると言い張り、ウォルと暮らすと告げる。王女に拒絶されたコ・ゴンは、次第にヘ・モヨンに心を開き、ヘ・モヨンもそれを受け止めていく。
ピョンガンは王女として王宮に戻り、タルも夫として王宮で一緒に暮らすことになり、落ち着かないタル。それでもピョンガンに「戦いに勝利、順奴部の復権、どちらも嬉しいが一番うれしいのは王様が、私の息子、ピョンガンの婿だと認めてくれたこと。それが嬉しかった」という優しいタル。コンと一夜を過ごしたモヨンが、一夜の契りをなかったことにして、これまで通りにして接してほしいと言うと、「それは出来ない。お前は俺にとってこの世の誰より大切な女だ」と告げるコン。果たしてこの言葉は信じていいのか? この回の詳しいあらすじと見どころは20話ネタバレで。
◇BS日テレ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
2024年11月7日スタート 月-金17:00~18:58(2話連続)再放送
2024年6月6日-7月17日 月~金13:00~14:00 終了
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】