どこよりも詳しい!「この川には月が流れる」キャスト・キャラクター(俳優・登場人物)画像・人物相関図付きで徹底紹介

18時00分ドラマ
画像:MBC「이강에는 달이 흐른다」HPより

本日11月7日より韓国で放送されるSBS金土ドラマ「この川には月が流れる」(이강에는 달이 흐른다)より主演のカン・テオ、キム・セジョン、イ・シニョンら出演者たちと演じる役柄を、画像と人物相関図とともに徹底紹介する。



「この川には月が流れる」は、笑顔を失った世子イ・ガンと、記憶をなくした褓負商(行商人)パク・ダリの“魂のチェンジ”を描くファンタジー・ロマンス時代劇。【「この川には月が流れる」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや3つの見どころを紹介。時代背景や豆知識、放送にあわせて全話あらすじと見どころ、視聴率などまとめていく。

【主要人物】


この川には■イ・ガン
代理摂政の朝鮮の王世子(王位継承者)。国政には興味がない。現在の朝鮮は外戚の権力が天を突き、彼らの不正で民が飢え、王室はいいように言われている状態だ。どうせ立ち上がっても命を落とすだけだ。だから今楽しめることを全部楽しみ、宰相(首相)の目につかないようにしようと考えている。世子の勉強の場である侍講院の代わりに衣装を担当する尚衣院に入り浸り、そこで個人の衣装室を豪華に飾り、美容や贅沢に没頭している。廷議(朝廷で論議すること)も「自分は遊郭に出入りしている」と堂々と言える、立派な悪童の王世子に成長した。

★俳優:カン・テオ(강태오)
1994年6月20日生まれ、179㎝。5urprise(サプライズ)のメンバーとしてデビュー。ドラマデビューは2013年、WEBドラマ「放課後のくじ引き」。同年「ミス・コリア」で注目を集め、「あなたはひどいです」で「第2回アジアアーティストアワード ライジングスター賞」を受賞。時代劇「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」で演技力を高く評価され、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で自閉スペクトラム症の主人公、弁護を優しくサポートするイ・ジュノ役で大ブレイク。2018年には映画『風水師 王の運命を決めた男』でスクリーンデビューも果たした。

※その他の出演作:「初恋は初めてなので」「それでも僕らは走り続ける」「ジャガイモ研究所」「月まで行こう」など。


この川には■パク・ダル
狡猾で能弁な美しい変わり者。五年前の事故で記憶を失い、叔母から漢陽に行くなと強く言われている。両親は叔母の元で商団の仕事をしていたが、ダルはもともと行商人“褓負商(ポブサン)”だったという。褓負商としての忙しい生活は、まあまあこなしていた。偶然朝鮮の世子イ・ガンに出会い、奇妙で激しく絡み合うまでは。いくつもの困難を共に乗り越え、命を何度か助けたと思ったら、ある日突然世子と体が入れ替わってしまうとは!?早く自分の体を返してくれ。

★キム・セジョン(김세정)
1996年8月28日生まれ、164㎝。2016年『PRODUCE 101』で2位を獲得、ガールズグループI.O.Iのメンバーとしてデビュー。ビジュアル・歌・ダンスの実力に加え、明るい性格と強いメンタルで番組初期から注目を集めた。I.O.I活動後はgugudanとして再デビューし、ソロ曲「花道」では音源チャート1位を獲得。デビュー年にグループ・ソロ両方で1位を取った唯一のアイドル。ドラマデビューは、「恋するレモネード(学校2017)」。自然体で多彩な感情を表現できる。コメディからシリアスまで幅広くこなせる若手女優として高い注目を集める。「悪霊狩猟団」シリーズでのクールな役柄と俊敏なアクションが高く評価された。

※その他の出演作:「君の歌を聴かせて」「社内お見合い」「酔いしれるロマンス」「今日のウェブトゥーン」など。


この川には■イ・ウン
ジェウン大君。王の嫡男として生まれ世子だったが、母后が不義の濡れ衣で廃妃となり亡くなったため、廃位された不運な王子。世子の地位も母の復讐をしたいと思わず、ただ辺境に送られ孤独だった。家族にも天にも見捨てられ、人々から指さされて寺に幽閉された時、扉を開いてくれたのは、澄んだ青い野の花を手にしたウヒだった。ウヒは疲れ果て倒れたウンを看病し、その無事を喜んだ唯一の人だった。ウヒの冷たい手がウンの燃えるような心臓に触れた瞬間、恋に落ちてしまう。

★イ・シニョン(이신영)
デビューは2018年ウェブドラマ「ひとくちだけ」でデビュー。翌年「愛の不時着」の寡黙な性格の北朝鮮兵士パク・グァンボム役を演じて大ブレイク。優れたビジュアルだけでなく、安定した演技力にも評価が集まり、次世代を担う期待の新人として注目を浴びる。その後、2020年に「契約友情」で主演を務め2020 KBS演技大賞 連作単幕劇賞、「浪漫ドクター キム・サブ3」では新人医師チャン・ドンファン役を演じて2023 SBS演技大賞の青少年演技賞を受賞。 

※その他出演作:「昼と夜」「キミと僕の警察学校」「社長ドル・マート」、時代劇「魅惑の人」など。


この川には■キム・ウヒ
絶対権力者である宰相の一人娘。朝鮮一美しく賢く、優しい心も持っていた。父の欲でウヒの人生が崩れた。朝鮮の女性は家門のために生きなければならず、個人はただの道具。家門が決めた縁組をし、家の跡取りを産む。誰かの娘であり、誰かの妻であり、誰かの母として生きることが最上の道とされていた。しかしウヒは違った。だから彼女の血は熱く、持つものも多かった。

★ホン・スジュ(홍수주)
生年月日:1994年2月12日生まれ、165㎝。
2019年4月、EXOのチャニョルの楽曲「春、夏、秋、冬(SSFW)」のミュージックビデオでヒロインを務め、その美貌で話題に。ドラマデビューは、2020年「都会の男女の恋愛法」。2024年「予期せぬ相続者」で知性と美貌を兼ね備えた独立的な性格のナ・ヘウォン役を演じる。若手ながら安定した演技力を持ち、役に込める感情表現は深く、品のある女性像を体現。特に感情が揺れ動く場面での繊細さが評価されている。

※その他出演作:「Sweet Home-俺と世界の絶望- シーズン2」「Sweet Home-俺と世界の絶望- シーズン3」など。


この川には■キム・ハンチョル
万民の上に立つ左議政(首相)。国王の上にいる宰相と呼ばれる絶対権力者で、恐れ知らずで欲深い。前王を暗殺し、金成君(クムソングン)を脅して王位につけた。そして自分は王の上に立つ王となった。自らの手で王を立てたから、我が血筋が朝鮮の王になるのを望む。しかし、一人娘ウヒが何度も彼の前途を遮る。世子暗殺を企てたと言い、国婚を望まないと言う。それだけでなくジェウン大君と恋仲だと言う。

★チン・グ(진구)
1980年7月20日生まれ、180㎝。2003年「オールイン 運命の愛」でイ・ビョンホンの少年時代を演じてデビュー。その後、「甘い人生」「卑劣な街」などジャンルもので活躍。2012年の映画『26年』が当時の社会的関心を背景にヒットし、再び注目を浴びる。2014年、映画『バトル・オーシャン 海上決戦(鳴梁)』で初の観客動員数1,000万人超え作品に出演。2015年の『延坪海戦』でもヒットを記録し、続く2016年の大ヒットドラマ「太陽の末裔」の軍人同士の身分差カップルのデヨン役で大ブレイク、一気にスターの仲間入りを果たした。

※その他出演作:「ハイクラス~私の1円の愛~」「リーガルハイ」「刑事ロク 最後の心理戦」「監査します」、映画『THE WITCH/魔女 -増殖-』など。



【イ・ガンの周りの人々】


この川には月が流れるイ・ヒ、オ・シンウォン、ユン・セドォル■王イ・ヒ:★キム・ナムヒ
クムソン君。朝鮮国王、イ・ガンの父親。庶出ながら、左相の脅しによって王位についた“操り人形の王”。無力で臆病だが、本来は権力を望まない心優しい男。

■オ・シンウォン:★クォン・ジュソク
翼衛司(イクウィサ=近衛兵)の左翼衛(隊長)、朝鮮随一の剣士。名の知れた学者だった父と違って、武官の道を選んだ。幼なじみのイ・ガンを忠実に守る武官で、冷静沈着。友を守るうちに、国を守る使命を背負うことになる。

■ユン・セドル:★ハン・サンジョ
東宮の内官。イ・ガンが宗親(王族の)一人だった時代の従者。事故で男性機能を失い、内官となる。「忠誠のために内官になった」と言うが、本当の理由は「子どものころ、山で用を足していて犬に噛まれ、男としての機能を失ったんだ」と、冗談交じりに語るが、心根は一途な忠臣。

チャ・ウヌチャ・ウヌ(相関図にいない人物)■チャ・ウヌ:★キム・ユンベ
漢陽商団の使い走り。イ・ガンの身の回りを世話する陽気な人物。美しい名前と素朴な容姿のギャップが魅力。


【パク・ダリの周りの人々】


この川にはパク・ホンナン、パク・ダリの母、パク・ダリの父■パク・ホンナン:★パク・アイン
忠清の保寧(ポリョン)一の美女であり、才女の酒場女将。かつて漢城一の妓生で、ヨンウォルの兄と心を通わせた恋人だったが、5年前、ヨンウォル家が滅びたことで彼を失った。

■パク・ダリの母:★パク・ボギョン
中人出身の元・尚宮。内官と恋に落ちてパク・ダリの父と逃亡。義姉を助けるなど情に厚く、常に感謝と罪悪感を抱いて生きる。

■パク・ダリの父:★イム・ギホン
元・内官。貧しさから内官となったが、尚宮だったパク・ダリの母と禁断の恋に落ちて死刑寸前になったが、先王の崩御と王交代により罪人の裁きが滞る。その間に漢陽一の妓生となった妹本何が金を工面して救い出した。命も愛も手にした“朝鮮のラッキーガイ”。

この川には月が流れるホ・ヨンガム(相関図にいない人物)■ホ・ヨンガム:★チェ・ドクムン
元・忠清水軍の将軍。“虎将軍”と呼ばれたが、今は愛娘に目がない“親バカ”として周囲を和ませる元武人。


【宮殿の人々:ハンチョル派】


この川にはチャ・ギョン、ホン・ロ■吏曹判書 チャ・ギョン:★キム・ジュンギ
吏曹(文官の人事を担当する役所)の長。左相の最側近であり、五親にあたる甥。欲深く、気が利かないのか考えが足りないのか、しょっちゅう左相の機嫌を損ねる。

■兵曹判書 ホン・ロ:★ヤン・ギウォン)
兵曹(軍務の人事などの軍事全般の役所)の長。左相の側近。気が利かず、左相の機嫌を損ねる吏曹判書を遠ざけたいが、同じ派閥の仲間なのでどうしようもない。なんとか我慢しようとするが、その情けない面構えを見るたびに喉元までこみ上げる小言を抑えられない。


【宮殿の人々:大王大妃派】

この川には都承旨、大王大妃 ハン氏■都承旨:★チ・イルジュ
承政院の都承旨(高官)、大王大妃ハン氏の遠縁。癸巳年の事件で大王大妃の兄弟たちが皆不審死し、その後、彼は大妃の最側近であり策士となった。今は一時的にキム氏一族に権力を奪われたと考え、大妃と共に再び“ハン氏の天下”を取り戻そうと画策している。―なぜなら、本来権力は“ハン家のもの”なのだから。

■大王大妃 ハン氏(演:ナム・ギエ)
左相が現王を王位に就ける前までは、世の中はまさに“ハン氏の天下”だった。名門家の娘として朝鮮女性の頂点に立ったが、癸巳年の事件で息子も嫁も孫も、そして権力も失った。かつて“ウン”の母后を気に入らず、密通の濡れ衣を着せて賜薬を命じたことがある。その結果、廃世子となった“ウン”が王位に就くことを恐れている。血に染まった悲劇が再び繰り返されるのではないかと。自らの血筋である“ウン”を世子に立てる代わりに、東宮殿へ自分の側の宮女たちを次々と送り込む。後継ぎの王子は必ず“自分の手の内の者”から生まれねばならないからだ。胸の奥では、いまだに権力への火が消えていない。

【その他の人々】


この川には月が流れるタギ、ヨリ/ヨンシム(相関図にいない人物)■タギ:タク・イオン
ハンチョルの子分。主命に忠実で、命令があればどこへでも向かう行動派。

■ヨリ:ソン・ジヒョン
ウヒの侍女。主であるウヒに仕え、身の回りの世話をする忠実な従者。

■ヨンシム:★ユン・チェビン
パク・ダリのルームメイト。明るく人懐っこい性格で、パク・ダリの良き相談相手。


【特別出演】



※エンディングクレジットにあわせて追記する。

MBC金土ドラマ「この川には月が流れる」は、11月7日(金)21時50分より放送がスタートする。

MBC「이강에는 달이 흐른다」HP

【11月韓国でスタートの新ドラマ】

kandoratop【作品詳細】【「この川には月が流れる」を2倍楽しむ】