ヒョンビン、“「メイド・イン・コリア」とともに熱い冬を過ごして…”『Disney+プレビュー2025』動画・コメント
13日(現地時間)、香港ディズニーランドホテルのコンベンションセンター「シンデレラ・ボールルーム」では「Disney+ Originals Preview 2025(ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025)」が開催され、新作「メイド・イン・コリア」が12月24日に配信されることが発表された。(navicon既報)
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来年度の主要ラインナップがお披露目されるこの場で、ヒョンビン、チョン・ウソン、ウ・ドファン、ウ・ミンホ監督が登壇した。この動画がYouTubeにて公開されたので、コメントなど紹介しよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「メイド・イン・コリア」は、激動の1970年代を背景に、富と権力に取り憑かれた野心家ペク・ギテ(ヒョンビン)と、彼を止めるためにすべてを賭ける検事チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)が、時代を揺るがす巨大な事件に巻き込まれていく物語を描く。
同作は12月24日(クリスマスイブ)に第1・第2話が同時公開され、31日に続く2話が配信。その後は毎週1話ずつ公開予定となっており、早くもシーズン2の制作が決定している。
チョン・ウソンは出演のきっかけについて「ヒョンビンさんやウ・ドファンさんの出演を聞いて出演を決めた」と明かしたうえで、「検事の役は自分には合わないと思った。もっと若くて勢いのある俳優が演じるべきだと感じた」と語った。しかし「脚本を読むうちに、自分なりに表現できる部分が見えてきた。勇気を出して引き受けた」と心境を打ち明けた。
ウ・ミンホ監督は作品のテーマを「激動と混乱の時代」と定義し、「これまで手がけた『インサイダーズ/内部者たち』『麻薬王』『南山の部長たち』を参考にしながら、1970年代という時代を再び見つめ直して作り上げた」と説明した。
また、キャストとのチームワークについて「チョン・ウソンさんとヒョンビンさんは映画『ハルビン』で共演しており、今回の撮影でも撮了後に一緒に夕食をとりながら親交を深めた」と語った。
チョン・ウソンは本作の独自性を「近現代史の上に築かれたフィクション」と表し、「歴史的事実を土台に、人間の欲望と生存を極限まで描いた。登場人物が状況に飲み込まれていく過程はこれまでの作品とは一線を画す」と強調。「なぜ視聴すべきか」という質問には「面白いから」と笑顔で答え、会場を和ませた。
ヒョンビンは「シリーズ作品を通じて再びファンと会えることがうれしい」と語り、「ファンの期待がどれほどか分からない」と冗談を交えつつも、「この作品とともに熱い冬を過ごしてほしい」とメッセージを送った。
アクションについての質問には「機内での撮影シーン」を例に挙げ、「アクションチームが準備した演出は、自分が思い描いていたペク・ギテとは異なっていた。リハーサルを重ねる中で互いに意見を出し合い調整した」とプロ意識をのぞかせた。
ウ・ドファンは「登場人物の感情に共感しながら見るとより深く楽しめる」と見どころを語り、ヒョンビンも「全キャラクターに共通するのは“欲望とのぶつかり合い”であり、そこに生まれる感情の瞬間を見てほしい」と補った。
ウ・ミンホ監督は最後に「『メイド・イン・コリア』は“強力なキャラクタードラマ”」と作品を総括した。
その他の韓国ドラマの模様はこちらで一覧できる➡【Disney+ Originals Preview 2025】
この日のイベントには、韓国、日本、アメリカ、香港、台湾、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリア、メキシコ、ブラジルなど14カ国から、約400人の報道陣が参加した。
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