義仲&巴の別れに涙!「鎌倉殿の13人」第17話に石橋静河が登場!第16話ネタバレあらすじと予告動画

2022年04月25日09時49分ドラマ
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“静御前”石橋静河が登場、早くも菅田将暉が首ったけ!NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)5月1日(日)放送の第17話「助命と宿命」あらすじ、前回第16話「伝説の幕開け」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。



4月24日放送の第16話では、御家人をまとめ上げた源頼朝(大泉洋)が、弟の範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍奉行とした本軍を派兵した。従軍した北条義時(小栗旬)らが先発した義経(菅田将暉)と合流。後白河法皇(西田敏行)を捕らえ京に立てこもる義仲(青木崇高)、そして福原で復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)を相手に、義経の誰も思いつかない軍略が冴えわたった。宇治川の戦いで義仲を討ち、一の谷の戦いで宗盛を翻弄する義経。軍神と化した菅田将暉演じる義経は、奇抜でありながら華やかな戦略で軍奉行の梶原景時を唸らせ、華々しい「義経伝説の幕開け」となった。

そして5月1日放送の第17話では、義経の運命の相手、静御前・石橋静河が登場!静御前は都随一の白拍子(歌舞を演じる舞女)で、予告では石橋の舞に見入る義経の姿が。さらに「義高(市川染五郎)を討て」という頼朝の号令に、大姫が自ら喉元に刀を突きつけるシーンも・・・。ネットでは早くも「来週は大姫と義高の話になりそうで既に憂鬱。」「鎌倉殿がどんどん嫌いになりそう」と早くも視聴者の注目を集めている。

■秋元才加の巴御前、戦乱を生き抜く女性の美しさで魅了
頼朝と家臣団のパワーゲームが見どころの「鎌倉殿の13人」だが、同時に戦乱を生き抜く女性たちの戦いが描かれているのが三谷脚本の魅力のひとつ。第16話では、政子(小池栄子)が頼朝と家臣の架け橋になることを誓う一方で、義母りく(宮沢りえ)は政子に一人でも多くの子を産むよう助言、自ら立派な北条の嫡男を生むと宣言し権力を握る野心を覗かせる。その中でも男たちに混じり長刀一本で戦う女戦士・巴御前を演じた秋元才加の凛々しい姿に魅了された人も多いはず。

巴御前は木曽義仲の幼馴染で愛妾。武勇に優れ、敬愛する義仲と共に戦ってきた。秋元才加の巴御前はすらりとした長身に一文字の眉が美しい顔立ちを際立たせ、その姿はまさに強くて美しい和製“ジャンヌ・ダルク”の様だ。第16話では義仲と涙の別れをし、義高への手紙を携え落ち延びた巴御前。番組公式Twitterの秋元のコメントからは、伊豆ロケでのオープンセットでの合戦のシーンで声がガラガラになったとことを笑いながも「生か死かというところでずっと戦ってきた方々って、こういう気持ちで生きていらっしゃったのかな」と役に真摯に向き合う様子が伺える。

こうして取り組んだ秋元の巴御前と、青木崇高演じる義仲の別れのシーンは大きな反響を呼び「義を貫く義仲と巴御前の勇ましさ、かっこよかった」など絶賛する声が寄せられた。さて、戦場から生き延びた巴御前のその後はいろんな説があるようだが、ドラマでは和田義盛に嫁ぐ説が濃厚。頼朝へイラスト付きの報告書を送り、視聴者をほっこりさせた和田殿と巴御前の今後を応援したい。

■前回(第16話)ネタバレあらすじ
上総広常(佐藤浩市)が殺され、明日は我が身と怯える御家人たち。そんな中、御家人たちのまとめ役として北条時頼(坂東彌十郎)も鎌倉に戻って来た。寿永2年(1183年)12月、後白河法皇の頼朝討伐の院宣が出た。裏に義仲が控えているのは明白だったので、頼朝は義仲討伐のために源範頼を総大将とした本陣を送り、義経軍と合流させた。

従軍した義時、軍奉行となった梶原景時らと軍議を行う中、弁慶(佳久創)が義仲の使者からの文を持ってやって来る。そこには共に平家を討とうと書いてあったが、義経は策を巡らし使者の首を跳ねてその首を義仲に送りつけた。そして勢多と宇治に分かれ攻撃、さらに自分の兵が少ないと嘘の噂を流し、義仲を翻弄する。義経の挑発に乗らなかった義仲だったが、宇治川に構える義経の多勢に退陣、北陸に逃げ再起を図ることにした。

義仲は御所に行き、後白河法皇の目通りは叶わなかったが、平家の滅亡と三種の神器が戻ることを願って京を去っていった。義仲が去った後、京に入った義経は、法皇の前で義仲の首を取り、そのまま進軍し平家を滅ぼすと宣言。これには法皇も喜び、義経は義仲討伐に向け再び戦地へ向かうのだった。

京を出た義仲は近江に向かうが、そこに待ち受けていたのは範頼の軍勢。義仲は巴にここで落ち延びるよう命じ、義高への文を託した。義仲は側近の今井兼平(町田悠宇)と共に逃げるが、行く先を範頼軍に阻まれ万事休すとなる。「源義仲、やるだけのことはやった。何一つ悔いはない。」と言い残し、近くにある松原で自害しようとするが、相手の矢が刺さり義仲は死んでしまった。

それから義経たちは、平家方を攻めるため福原に向かった。福原は四方を山と海に囲まれている。山から攻めて敵の背後を取る作戦の景時に対し、義経は三草山を攻め敵の兵を分散させた上で予想外のところから攻めると言い出す。しかも“予想外”の場所は行ってから決め、さらに相手の不意を突くため、通常2日はかかる三草山まで1日で行き、相手に休む暇を与えない作戦を打ち出した。景時は悔しい面持ちで義経の合理的な軍略に合意。抜かりない義経は義時を呼び、法皇から源氏との戦を控えるよう平家に指図してもらい、騙し討ちを思いつく。義時はさっそく文を出し、この申し出に法皇は面白がって了承した。

三草山で平家軍に夜討ちをかけた義経軍は、そのまま福原を目指し山中を進んだ。そして義経は断崖絶壁の一の谷を鉢伏山から駆け降りる危険な策を思いつく。馬を先に行かせ、後から人間が断崖絶壁を降りる。兵の少ない義経に畠山重忠(中川大志)が加勢することになった。源平合戦最大の戦いと言われた一の谷での戦いが始まった。福原の東に位置する生田で範頼軍と平知盛軍がぶつかる中、断崖絶壁を駆け降りた義経と重忠の軍は平家軍の背後を攻める。平宗盛(小泉孝太郎)の意表を突いた義経は、生き生きと戦場を駆け巡り、それを見た景時は「(戦神)八幡大菩薩の化身じゃ」とつぶやくのだった。

■第17話「助命と宿命」あらすじ
義経の軍略により連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込める。義仲の嫡男・義高を危険視する頼朝は、戦勝報告のため範頼とともに鎌倉に戻っていた義時に義高を処断するよう命令する。大姫(落井美結子)を心配する政子は義高を救うために奔走するが・・・。一方、頼朝に試されていると感じる義時。八重たち家族を思い苦しい決断に迫られる。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第17話は5月1日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/菅田将暉/小池栄子/青木崇高/新垣結衣/佐藤浩市/西田敏行ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ nhk_kamakura13」。第17話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

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